世界銀行の仮想通貨を発行するUSCプロジェクトのまとめ

 

USCとは?

 

スイスの銀行UBSグループがブロックチェーン技術を使って金融取引を決済する新しい仮想通貨を作成するプロジェクトの事です。

発足当初はバンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロン(BK.N)、ドイツ銀行(DBKGn.DE)、サンタンデール(SAN.MC)の各大手銀行と英金融取引仲介大手ICAPIAP.Lが参加すると発表されました。

その後の開発内容や詳しいことは日本であまり聞くことがありませんでしたが、今回17年8月下旬ブルームバーグによるUBSのメモによると、新たにバークレイズ、クレディスイス、HSBC、ステート・ストリート、MUFG、CIBCの6行が参加しました。

 

USCの内容

 

このUSCプロジェクトは、ブロックチェーン上の担保資産を使用してグローバル銀行がさまざまな決済取引をより容易に行うことを可能にすることにより、中央銀行の暗号化通貨のための準備を支援するように設計されています。

 

担保付デジタルトークンは、伝統的な情報交換ネットワークを経由するのではなく、資産所有者に直接転送されます。

Jaffreyによると、USCは、決済の最終決定、所有権の移転、および現金同等物の価値保証を行います。

 

Jaffreyのコメントは、HSBCのFintech Partnerships and Strategy責任者、Kaushalya Somasundaram氏の支持を得ており、USCが中央銀行の暗号化通貨のための道筋を描くのに役立つそうです。

 

データベース技術の共有は記録が蓄積され、人間が確認しなくても、コンピューターネットワークで保持・更新され続けます。銀行業務の目から見ると、取引や決済を記録する労力は減ります。

また、現在丸1日以上を要している国際送金決済も、6時間で済むようになれば、私たち利用者もよりよいサービスを得られることになります。

 

2016年に伝えられていた内容から抜粋しますと、銀行にとってのメリットは、他の銀行が取り組んでいるコスト削減と時間短縮の点は同じだといえるようです。

 

電子送金の心配と言えば、ハッキングです。この不安をどう払拭するのか考えた時に、中央銀行の資産を裏付けとするデジタル通貨(仮想通貨)の発行という提案がおきたということがUSC発足の契機みたいです。

 

USCプロジェクトの進捗

USCプラットフォームは、実装前の最終テストを行っていると報告されており、今回発表された参加するグループの第3段階では、会員間のリアルタイムエンドツーエンド取引を模倣するため、正式な所有権移転と移転の現金同等物の定義のテストが行​​われましたようです。

 

 

プロジェクトの共同設立者であり、戦略的投資のUBSヘッド、Fintech、Hyder Jaffreyによると、「このUSCプロジェクトは、世界中の中央銀行がすでに独自のバーチャル通貨を利用している未来への足がかりになるだろう。」と発言しています。

 

独自の仮想通貨と言えば今回参加したMUFGは独自のMUFGコインを作ると発表しています。

 

MUFGがUSCに参加したのもUSCを使い、自分たちが作ったMUFGコインによる経済圏を作ろうとする魂胆なのかもしれません。

 

 

⇨【リップル大丈夫!?】 USCプロジェクトとリップルの関係について迫る!!

 

 

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