【仮想通貨】ライトコイン(Litecoin)の価格が上昇する5つの理由

先日、仮想通貨の1つであるライトコイン(Litecoin)の価格が高騰し注目されていますが、その理由と思われる5つの理由を紹介していきたいと思います。

【仮想通貨】ライトコイン(LTC)とは?購入方法と今後の将来性・チャート 

① 開発のモチベが高い

ライトコインの開発者は元Googleの社員であるチャーリー・リー氏で、彼は先日それまで勤めていたCoinbase社を辞任し、ライトコインの開発に専念すると17年6月に発言しました。

リー氏がそれまで勤めていたCoinbase社はビットコインの販売・取引所やウォレットサービスなどを幅広く手掛けるアメリカの大手ビットコイン企業で、このリー氏は開発ディレクターとしてウォレットのプラットフォーム改善などを手掛けており、そのリー氏が今回独立しライトコインに専念するとしたことはライトコインの今後に対してかなりの期待が持てると言えます。

また、チャーリー氏はTwitterの更新頻度も高くその呟きの中でもホールド(hodl)しておけ!と発言しています。

人の発言を鵜呑みにするわけではありませんが、実績と能力のある開発者のやる気が高いというのはライトコインにとって+材料だと思います。

②ビットコインより技術的に優位

ライトコインは2017 年4月、セグウィット(SegWit、Segregated Witness)という技術を適用しました。

このSegwit(セグウィット)とは、仮想通貨の取引処理能力を向上させるための改善案で、17年9月にはビットコイン(Bitcoin)にも適用されました。

ライトニングネットワーク

17年9月に、リー氏はライトコインのテストネット上でライトニング・ネットワークと呼ばれる技術を利用した送金に成功したと発表しました。

このライトニングネットワークというのは、少額支払いを可能にし、手数料を削減し、ビットコインをスケーラビリティ問題を解決するための技術です。

ビットコインでは、仕組み上1回のブロックの生成時間が10分掛かってしまうため少額支払いには使いにくい、かつ仮想通貨の中で手数料が高いため、実用性がないという批判が多くあります。

【仮想通貨】ビットコインの2つの大きな問題点

ですが、ライトニングネットワークを導入すると以下のようなことが実現します。

・秒単位で何千のトランザクション生成

・手数料が格安

・1satoshi単位(約0.0005円)といった、少額支払い

ちなみにLN(ライトニングネットワーク)とAS(アトミックスワップ)の2つはライトコインのコピーであるモナコインも技術開発を行っています。

【仮想通貨】モナコイン(Mona coin) とは?購入方法と将来性について

④アトミックスワップ

アトミックスワップでは相手を信用する必要なく(トラストレス)、種類の異なる仮想通貨同士の交換を行うことができるようになります。

例えば現在イーサリアムを持っていて、それでライトコインを購入した場合は取引でイーサリアムをビットコインか日本円に両替して、それでライトコインを購入する必要があります。

これを図で表すとこんな感じです。

ETH→BTC(JPY)→LTC

ですが、アトミックスワップができるようになると

ETH→LTC

ということができるようになるので、相手が誰であろうが、安全にコイン同士の交換が可能することができるようになり、取引所を通さず、安全に種類の異なるコインの交換ができるようになります。

仮想通貨】アトミックスワップ(AS)についての簡単な解説

⑤BitGo社との提携

ここ数年BitGo社はビットコインとブロックチェーンのセキュリティ技術を提供する最大手企業として、数多くのビットコイン企業にサービスを提供してきた。

現在BitGo社は、米国の大手仮想通貨取引所KrakenとBitstamp、韓国で2番目に大きい仮想通貨取引所Korbitやインドの仮想通貨取引所Unocoin、ビットコインのデビットカードなどのサービスで人気のWirexをはじめとする顧客に対して月額10億ドル相当のビットコインによる支払い処理を行っているBitGoとの連携は、ライトコイン拡大の可能性を示したといえる。

以上の5つがライトコインの価格が上昇している背景だと思われます。

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ライトコインのチャート・価格推移

coingecko.com/ライトコイン90日チャート

ライトコインは一時期10000円付近まで高騰しましたが、中国の取引所閉鎖のニュースを受けて6000円まで下落しました。

下落率で言えば大きな下落ですが、高騰前の4000~5000円の価格帯からは完全に離れ、6000円台を推移しており、底値は徐々に切り上がっています

ライトコインの目指すもの

ライトコインはよく仕様やシステムなどが、ビットコインとかなり似ていることからよくビットコインの模造品のような受け取られ方をしており、ビットコインがこのまま普及すれば消えるような存在だと思われている節があります。

しかし、ライトコインはそういった立ち位置ではなく、ビットコインが社会に受け入れられて初めてその存在意義が生まれてくるのです。

というのもビットコインは発行枚数が2100万枚であり、世界的に普及するとなるとその価値(時価総額)は、現在のドル円の約2000憶円になるとされ、それが実現した場合1BTCあたりの価格は1000万円になると予想されています。

ビットコインはETFによる機関投資家の参入で100万円以上になる!?

「ビットコインは詐欺」のJPモルガンがちゃっかりビットコインを購入していた話

もし1BTCあたりの価格が1000万円を超えた場合、ビットコインの最小単位である1satoshiは1円以上になってしまいますし、加えて手数料と決済処理時間からビットコインは少額決済(マイクロペイメント)に使えなくなってしまいます。

そうなった場合に、マイクロペイメントに使われると期待されているのがライトコイン(Lite Coin)なのです。(詳しくは↓のツイートのリンクに記載されています。)

そして、上述したアトミックスワップにより少額決済で得たLTCをすぐBTCに為替することを目指しています。

つまり、ライトコインとはビットコインに取って代わって世界の基軸仮想通貨に躍り出ようとするものではなく、ビットコインをサポートするために開発されている仮想通貨です。

このように、ライトコインとビットコインで協力して世界取引のニーズを解決していこうというのが、ライトコイン開発者のチャーリー・リー氏の目指しているものです。(余談ですが、リー氏は生粋のビットコイン信者です。)

なのでビットコインが世界中で使われることを夢見ている人たちからは、ビットコインが金ならば、ライトコインが銀というように言われることもあります。

まとめるとライトコインはビットコインの単なるコピー仮想通貨ではなく、ビットコインのサポートを目的として開発されており、ビットコインの普及はライトコインにとってプラス材料です。

また、政府や銀行が独自の仮想通貨を発行する動きもありますが、世界の国には政府の発行した通貨が信用ならない国(ジンバブエ・北朝鮮など)も未だ数多く存在います。

仮想通貨「Zen」とは何なのか?その目的と将来性

そういった国の人々にとって、発行主体が存在しない非中央政権の性質を持ちつつ、通貨価値のあるビットコイン・ライトコインは資産避難先としての需要があり、世界の基軸通貨とはいかなくとも一定の存在感はあり続けると考えています。

というわけで、これからもビットコインとライトコインの2つの開発・普及に期待しましょう!

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