ホリエモンの「保育士の仕事は誰でもできる」という発言と正論について

ホリエモンの保育士についての発言

先日、元 ライブドア取締役の堀江貴文氏ことホリエモンがTwitterで「保育士は誰にでもできる仕事」だと発言したことでまたプチ炎上しています。

このホリエモンの発言を受けて、女性の方を中心に「保育士馬鹿にしてる」「子供の面倒を見る責任と苦労を知らない」などとホリエモンのTwitterが炎上しています。

「そんなに言うなら一か月保育士をやってみて」「国家資格が必要だから誰にでも出来るわけじゃない」といったコメントは多々寄せられましたが、ホリエモンはこうしたコメントを「論点がずれている」「感情論の極み」と一蹴しています。

個人的には堀江氏の反論はその通りだと感じています。まさに正論です。確かに会社員・公務員として働く70人の保育士の平均月収は19万1176円。年収は約230万円の計算です。たしかに低いといえます。

ではなぜ保育士の給料が上がらないのかと言えば、残念ながら保育士は替えが効く仕事だからです。

例えば、外科医がおらず代わり僕が手術しろと言われても、僕はメスも使えませんし、臓器がどこにあるかも全然知りませんしお手上げです。しかし、子供の面倒を見ろと言われればあやしたりオムツを変えたりするくらいはできます。

確かに子供の面倒を見るというのは大変ですし責任がありますが、もし保育費が月100万円とかになったら自分でやります。ですが、外科手術して腫瘍を摘出するなどというのは費用として数百万かかると言われても、自分ではまずできないので保険や借金でなんとか費用を工面しようとします。

少し長くなってしまいましたが何が言いたいかというと、要は子供を見るという事には専門性が無いのです。だから給料が低いのです。これがこの話の論点であって、保育の仕事に国家資格がいるとか子供の面倒を見るのは大変だとかいう話ではないんですよね。(仕事なんてみんな大変ですし責任の発生するものです。)

ですが、保育士を始めとする日本のサービス業の低賃金化は深刻な問題であり、少子化問題の解決に向けても解消していかなければいけない問題だと思います。

しかし、政府からしてみれば優先度が低いのです。なぜなら財を生み出す効率が悪いからです。保育士の給料を上げるよりもアベノミクスの第一の矢として株式市場に金をつぎ込み景気回復する方がよく多くの財(GDP)を生み出せて選挙で票が集められるからです。(国家の長期的成長においては少子化周りの問題解決は至上命題だとは思います)

ここが金が中心の資本主義の問題とも言えますが、それが世の中の真理なのです。カイジやアカギみたいな福本マンガでもよく言われていますが、世の中は金がほとんどすべてなのです。金は命よりも重い・・・!なのです。(なので私は仮想通貨に投資することで億り人になることを目指しています。)

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堀江貴文と正論

まあこのホリエモンの発言が正論な事には変わりありませんし、僕自身も彼の著書である「多動力」など何冊か読みましたが、彼の主張は世の中の真理をついた非常に鋭いものだと感心しました。

就活と正論

しかし、世の中は正論だけでは生きていけない人が大勢います。よく就活で仕事が決まらないと嘆いている人がいますし、僕もたまにその話を聞かされますが、その話を聞いてなぜ彼らに就職先が見つからない理由として思うのは大抵「情報収集を怠り、今までちゃんと勉強してこなかったから」ということに尽きます。

現在の就活市場は確かに売り手市場ですが、それは人がいないからとにかくフリーパスで採用しているブラック企業が多数存在しているからで、福利厚生が充実しているまともなホワイト企業の枠はかなり少ないと言えます。

そこに就職するために必要なことはなにかというと、「スキル」です。特にこのIT化のご時世ならばプログラミングの一つでもできればいろんなところから引っ張りだこです。

もちろんこれは転職にも同じことが言えます。転職できない人は全くできませんがスキルのある人は何回でも転職できます。

特にプログラミング・簿記・英語ができればどこにでも就職できると言っても過言ではありません。ですが、就活でいい就職先が見つからないと嘆く彼らのしてきたことは、就活市場において必要なこれらスキルを全く勉強せずに自分の貴重な大学生活の数百時間を一時間を950円に変換するバイトとサークルの飲み会に費やしてきたのです。

だから四回生でいざ就活を始めると全然内定がもらえないのです。普通に考えれば当たり前のことです。孫子の兵法でいうところの、戦う前に準備せず戦ってから慌てて準備するから負けるみたいな感じです。

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終わり

まあこれが正論なわけですが、こんなことを実際に本人たちに言っても今更どうしようもないので、世の中の賢明な人はみんな心の奥でおもうだけで口には出しません。

ですが、ホリエモンは彼らに正論を言ってしまうから炎上してしまうわけですね。(まあ逆にいえばそういう気付いていない人に対して賢い人たちが教えない答えを教えてあげているという点では彼は優しいのかもしれません。)

とはいっても、正論を言ったところで結局は相手側は馬鹿にされているとしてか感じないわけです。だからこそ、ホリエモンはライブドアが絶頂期にあったころフジテレビを買収しようとしたり既得権益層の人たちの気持ちを汲み取らない行動や発言を繰り返した挙句、粉飾決算で逮捕され、刑務所にぶち込まれました。(そして、刑務所でケツを掘られて大島薫みたいなのが趣味になってしまいました。)

これは彼は人の心の機微が分からないために色んな人たちのヘイトを集めた結果だと言えます。まあ、はてなブロガーで有名なイケ〇ヤ氏みたいにあえて注目されたいがために、あえて炎上を狙った小馬鹿にした発言をしているのであれば問題ない(?)と言えますがホリエモンはその辺をファッションではなく素でやってそうなのが非常にもったいないと言えます。

堀江氏は東大に入る頭脳に加えて、新しいことを積極的に始めることのできる多動力を持っているのですから、あとは相手の心を気を配る配慮(オブラートに包んで発言する配慮)されあれば、この現在の閉塞感に覆われた日本の産業構造にイノベーション(革命)を生み出す中心人物になっていたでしょうし残念です。

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