ベーシックインカムとは何なのか?その実現性・必要性と求められる生き方

最近、ネットやニュースでよく見かけるベーシックインカム。世界的にはアメリカのヒラリークリントンが興味を示していることなどで以前から度々話題に上がっていましたが、日本国内だと2017年の衆議院解散総選挙で小池百合子氏率いる希望の党が公約として掲げたことで一気に広まった感じがします。(選挙の結果はアレでしたが・・・)

ベーシックインカムとは何か?

ベーシックインカムとは、年金や医療保険、生活保護などに代表される社会保障制度の1つです。

日本語に訳すと基本的な収入となります。ベーシックインカムとは、政府が国民の生活を最低限保障するため、年齢・性別等に関係なく、一律で現金を給付する制度のことです。

日本において現金を給付したりする社会保障制度は、生活保護や年金制度がありますが、これらは生活が立ちゆかなくなったり若いころに年金を収めていたりと何か特定の条件を満たした場合に給付されるシステムです。

基本的に五体満足で健常で労働が可能な人は、基本的に社会保障制度の適用対象にはなりません。

このように、社会保障制度は特定の事情が生じて、生活に支障が出る、または負担が大きいときに補完する役割を持っており、誰もが平等に給付を受けられる制度ではありません。

しかしベーシックインカムは、これらの事情は一切考慮されず全ての人が平等に給付を受けられる制度になっています。

なぜベーシックインカムが注目されるのか?

ベーシックインカム、普通に考えておかしいですよね?働かずに金貰えるならだれも働かなくなる=経済が回らなくなることになってしまいます。にも拘わらずなぜ検討されているのでしょうか?

というのも、皆さんの思うようにこれまでは五体満足の人間が働かずに金をもらうなど不届き千万みたいな感じで、ベーシックインカムは目を向けられていなかったのです。

しかし、インターネットの普及そしてAIやIoTを始めとするITテクノロジーの急速な進歩により人間の雇用がなくなるのではないか?という懸念から検討余地が生まれ始めており、日本も将来に向けて検討すべきだともされています。

 「必死に働いてきた結果がこれなのか…?」みずほ銀行、フィンテックにより1万9千人をリストラへ

これは大手銀行に限った話ではなく、どの企業にも当てはまる事例です。

こんな感じでIT技術の普及は皆さんが肌身で感じるよりも水面下では急速に技術進歩を遂げており、皆さんに代わってロボットが仕事をするドラえもんのような世界の入り口に既に私たちは立っているのです。

ベーシックインカムのメリットとデメリット

ベーシックインカムは、少し聞いただけなら、所得の低い人や働けない人、もしくは働きたくない人にとって、夢のような話に感じるのではないでしょうか?

ベーシックインカムは、労働による所得の有無を問いませんから、支給される最低限の生活保障よりも豊かな生活を送ろうと思えば、働くことに制限はありません。逆に、支給額で生活ができるのなら、働く必要はなくなります。

それはつまり、生活苦から無理な残業をしたり、待遇が不利な非正規雇用でも働き続けたりする問題から解放されるということです。生活保障はされるので、自分で必要なだけ労働していくという形になります。

ただし、ベーシックインカムで支給されたお金は、その使い道も限定されません。
ということは、生活費に使わず浪費してしまう人も当然出てくるでしょう。そうなれば、生活するために労働するしかありません。

そして、生活のために労働している人にとって、ベーシックインカムが導入されれば、働く時間が減り自由な時間が増えるのは確かです。

日本人は働き過ぎだと言われており、擦り切れるまで働いて迎える老後ではなく、娯楽や趣味などに充実した人生を送ることができるようになります。

ですがベーシックインカムの問題点としては、国民に支給するインカムの財源はどのようにして捻出するのかです。

普通に考えてベーシックインカムが、多額の財源を必要とするのは間違いありません。

ベーシックインカムを始めるということは現状の年金制度や生活保護などの社会制度の一部を廃止しその分をベーシックインカムの財源に充てることになります。

とはいっても日本の社会保障費は増加の一途を辿り、2013年度の総額は約110兆円で、そのうち医療の約35兆円を除くと、約75兆円が給付されています。

仮にこの75兆円のぼほすべてがベーシックインカムの財源に充てられたとしても、1人当たりに換算するとに年間6万円しか回されない計算になります。

どう考えても1人で生活するには不足してしており、国家財政自体も政府債務(赤字国債)の増加が続いているので現状ベーシックインカム実現は厳しいと言えます。

加えて働く人が減って労働力が失われることによる産業の衰退、増税による物価上昇などの危険性も指摘されています。

世界各国のベーシックインカムの動向

ベーシックインカムを正式に導入した国は2017年3月現在まだありません。ただ試験的に導入した例はイタリア・インド・ケニアなどいくつかあります。

例えば最も古い例ではカナダのマニトバ州で1974年から5年間、ベーシックインカムの原型とも呼ばれる「MINCOME」と呼ばれるプログラムが行われました。(結果は中断という形になり成功の可否は分かりませんでした。)

ちなみに最新の例では2017年1月、フィンランドが国家レベルで試験的なベーシックインカムの導入を開始しています。

無作為に選ばれた失業者2000人に2年間で月560ユーロ(68000円)を給付し、ベーシックインカムの導入が失業率の低下に影響をもたらすか調べるものです。

このようにベーシックインカムは各国が、数年規模で試験的に行っているのが現状です。
労働意欲や失業率といった問題にどう影響するのか、結果が出るのはこれからといえるでしょう。

他にもブロックチェーン技術を使った仮想通貨でもベーシックインカムの実証実験をおこなっています。

【不労所得】仮想通貨 SwiftDemand で毎日コインを無料で貰ってみよう

スポンサーリンク
スポンサーリンク

まとめ

年金制度の破綻や生活保護のほうが働くよりも高収入など、日本の社会保障制度はひずみが大きく、どこかの時点で変革をしなくては、少子高齢化・人口減少に耐えられないという指摘があります。

ベーシックインカムは大きな変革ですが、財源確保に課題も残し、その効果が未知数であるのは否めません。

しかし、現状の社会保障制度が立ち行かなくなっているのが明らかな以上、オランダの実験結果しだいでは日本も検討すべきだと思います。

ベーシックインカムは2016年にオランダで実証実験が行われるなどいろんなところで検討されています。仮想通貨でも実証実験が行われています。

【不労所得】仮想通貨 SwiftDemand で毎日コインを無料で貰ってみよう

終わり

これからの未来はまだ不確かですが今の流れを見る限り、AI、そしてIoTの普及によりこれまで私たち人間の行ってきた汎用的な仕事は恐らく一斉に淘汰されると思います。

機械が人間に代わるなんて何十年も先の話でしょ?と思っている人もいるかもしれませんが、人口知能を始めとする機械技術の進歩は指数関数的な発展を続けており、もはや絵空事ではなくなってきています。

そんな中で私たちがどうやって生きていくのかというと、それは自分だけの才能(タレント)を生かす仕事で金を稼ぐということです。

代表的な例で行くとYoutuberみたいなのです。Youtuberだと同じ商品のレビューをしていても人によって大きく再生回数に差がでます。これは人の人を惹きつける才能次第だからです。

これから私たちの仕事はYoutuberやお笑い芸人のような自分だけの個性を売る仕事が主流となってくる見ています。

これまでのような営業もできます経理もできます人事もできますみたいなそこらへんにうじゃうじゃいる凡百の人間は必要なくなるのです。

ベーシックインカムはそういう機械に仕事を奪われかねない無個性な人たちのためのセーフティーネットとして検討されているわけです。

これから機械技術が進歩すれば、機械に取って変わられるレベルのスキル・タレントしかない人間は職に炙れるか機械の費用便益性が悪い労働条件の悪い仕事にしかつけなくなり、労働で足りない金をベーシックインカムで補いながら細々と暮らしていくしかないだろうと思います。

私たちはどのようにして生きていくべきか?

自分の個性を出す方法としてはYoutuberやお笑い芸人のような一種のカリスマも方法の1つですが、だれでもできそうなのは自分の好きなことを極めるということです。(つまりは勉強です。)

私は株や仮想通貨が大好きなので毎日何時間もリサーチし、それを記事にまとめることである程度の収入を得ています。

自分でいうのもなんですがこれは人が簡単に同じことをしようと思っても無理だと思います。このために私は株式投資や仮想通貨、ビジネスの専門書は毎月何冊も読み漁って常に勉強しています。

これは株や仮想通貨でなくとも音楽なり絵が描けるといったスキルでも同じことが言えます。ようは人が簡単にできないことを極めて自分のスキルとし、それを売りにしていくのがこれから私たちに求められる生き方です。(それかその前に仮想通貨や株式投資で一財産築いてアーリーリタイヤするかです。)

【絶対上がる!】個人的なオススメ仮想通貨ランキング ベスト3

それができないとベーシックインカムの収入で最低限度の生活しか送れなくなってしまうでしょう。

スキルがある人はそれを上手く金に変えて大金持ちになり、それができない人は最低限の生活しかできなく二極化した社会がそのうちやってくるでしょう。

特に日本は国全体が斜陽なので、英語が話せず海外にも行けないという人はより悲惨なことになる可能性が高いと言えます。

本は世界一遅れた国に衰退しつつあるという現実をデータで見てみる

バブル崩壊によって一億総中流社会が崩壊し、本格的な資本主義による格差拡大の傾向は日本でも既に現れ始めています。

【貧困】ジニ係数から見る日本の所得格差の拡大

小中高大と適当に人生を過ごして、どこにでもいる他に代わりがいっぱいいる没個性の人間にならず、何かしらの専門知識を身に着けてそれを金に変えていく(マネタイズ)していくのがこれからの私たちがAIやIoTが普及してくる世の中に対して準備していくべきことだと私は考えています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク