日銀総裁「今の物価上昇が、賃金の上昇と需要の拡大による需要主導型か、材料高や人件費上昇によるコストプッシュ型か分からない」

日銀の植田和男総裁は13日の参院予算委員会で、現在の物価動向について「一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率は2%に向けて緩やかに上昇している」と答弁した。食品に限らず、その他の財・サービスで賃金の上昇を価格に転嫁する動きが続いているとの認識を示した。

いまの物価上昇が、賃金の上昇と需要の拡大にけん引される「デマンドプル（需要主導）型」か、原材料高や人件費上昇による「コストプッシュ型」か認識を問われた。植田総裁は「明確に識別することは難しい」と指摘した。

そのうえで、例えばコメなど食品価格の上昇については「一時的なコストプッシュ要因が相応に作用している」と説明した。一方、景気の緩やかな回復や人手不足から「賃金上昇を販売価格に転嫁する動きも続き、食品のみならず、その他の財やサービスの価格も緩やかに上昇している」と分析した。

貨幣の供給が増えるとインフレになるのか、とも問われた。「短期的には実体経済における様々な要因、需要と供給のバランスで決まってくる」と話した。「ただし、需要側に影響する要因として、たとえば貨幣的な要因もあると考えている」とも言及した。

長期金利が急騰した際の対応についても質問された。「例外的な状況では、安定的な金利形成を促す観点から機動的に国債買い入れの増額などを実施する考えだ」と語り、従来の方針に変わりはないと強調した。「市場動向については今後ともしっかり見ていきたい」と述べた。

日銀総裁、物価の基調は「2%に向け緩やかに上昇」 - 日本経済新聞

日銀の植田和男総裁は13日の参院予算委員会で、現在の物価動向について「一時的な要因を除いた基調的な物価上昇率は2%に向けて緩やかに上昇している」と答弁した。食品に限らず、その他の財・サービスで賃金の上昇を価格に転嫁する動きが続いているとの認識を示した。いまの物価上昇が、賃金の上昇と需要の拡大にけん引される「デマンドプル...

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インフレならどっちも上がるんだよ

どこを見てるのか知らんけどさ
東京で一番華やかなところから出たことない連中に世の中はわからんわな

分からないんだ・・・

外国の日本有識者「シャップくんさあ…意思決定ノロマすぎるんだよ、何もかも。そんなんで世界と戦おうなんて大間違いよ？」
ソース：

責任皆無のインフルエンサーだったら皆が喜びこうなコストプッシュインフレが絶対的な原因と断言してりゃいいけどさ

ただ、面白いことに不動産価格に加えて資材費が円安理由で
どんどん上がっており (=コストプッシュインフレ)、さらに
労働人口の減少に起因する労働力不足がいよいよ顕在化し
始めたことによる工賃の上昇 (=ディマンドプルインフレ) が
起きた結果、次々とプロジェクトが採算性を理由に見送りに
なっている。

結果として、それがなんだかんだいっても需要不足が全く
解消されていないことを示すことになっており、周り回る
形でディマンドプルインフレが起きるような状況でない
ことを示すことになっている点は皮肉が効いていると言うか。

バブルの時にも似たようなことは起きていた。
関東だと龍ヶ崎とかにある築 30 年とかの住宅がそれ。

「住宅ローン金利が上がる」というような話がそれに
火を焚べている側面も無視できないかな。

言いたいこと言え笑

当時は需給ギャップ（平均概念）＋5%で超・超過需要だったけど、プラザ合意の円高とサウジ増産の原油安で輸入物価が下がりまくって相殺されてたという稀有な環境