こんばんわー、先日から<2743>ピクセルカンパニーズが暴騰していますねー。
だからという訳ではないのですが、今日はカジノ法案と出遅れカジノ銘柄について少し紹介していきたいと思います。
そもそもカジノ法案とは何なのかざっくりというと、カジノ施設の建造はもちろん、それに併設した統合型リゾート(IR)を作ることを進めるための法案のことを指します。
日本にカジノを併設した統合型リゾート(IR)を作る目的は政府の掲げるインバウンド政策(外国人観光客増加目標)を達成するためでもあります。
普通に考えて、もし2020年までにオリンピックまでにカジノ施設を作ることができれば、オリンピックに加えて、さらに外国人客数が伸びることは明らかです。
それに観光の目玉ともなるカジノリゾートができれば、オリンピックが終了後も引き続き観光客数の増加に期待がもてます。
つまり、カジノ施設を作ることさえできれば、観光客数はもちろん、それに伴う観光消費も活発になり、経済学的考えからいくと、さらに雇用も増え、政府の税収も増えることとなります。
2013年あたりから度々騒がれてきたカジノ関連銘柄ですが、なぜ今再び注目を集めているのかというと、2016年の秋の臨時国会で「IR推進法案」(カジノ法案)が審議中であることが理由となります。
そして今日こういうニュースが出ました。
Ceron – カジノ法案、今国会成立を=自民・竹下氏:時事ドットコム
これまで連立している公明党がカジノ法案に対して、ギャンブル依存症対策が十分でないなど、難色を示していましたが、公明党とのパイプの太い自民党の二階幹事長がカジノ法案推進の意向を示しており、現在民主党執行部の猛反対していることで審議は難航しているようですが、自民党サイドはここで決めに行く腹積もりをしているようで、今国会におけるカジノ法案成立の可能性は高いと言えます。
ただカジノ法案成立時点での企業への収益面での恩恵はなく、それが決算に反映されるのは最低数年、下手すれば10年かかるとも関係筋からは言われており、カジノ銘柄の上げ下げはあくまで思惑なので下手をうったら、すぐ撤退も常に頭に入れておく必要があります。
では、この法案でどのような企業が恩恵を受けるのかを紹介していきたいと思います。(※こういうのはほとんど連想ゲームみたいなものなので実際に恩恵があるとは限りません)
まずパチンコ・スロット機械の製造販売を手掛けている「ユニバーサルエンターテインメント」や「セガサミー」「SANKYO」銘柄です。
パチンコ店だけではなくカジノ施設にもスロットマシーンはあるので、これらの企業がカジノ産業にも参入してくる可能性は高いです。
他にも「日本金銭機械」や「オーイズミ」といったパチンコ店・ゲームセンターなどに置かれている現金計数機・メダル計数機などを手掛ける企業も上がりそうです。ていうか上がってますね。
そして、カジノ施設などで必須となるセキュリティ分野を手掛ける「ALSOK」や「セコム」も注目されています。
しかも、これらは2020年東京オリンピックにおいても警備面で必要なので、出遅れているわけではありませんが、オリンピックにかけてさらにもう一波乱ありそうなので監視しておく価値はあると思います。
その中で個人的にこれから上がり目があるなと思うのは、(あくまで個人の予測なので売買は自己責任でお願いします…)
まず「Nuts」ですね。もうかなり上がっているのですが、ツイッター界隈の著名人も度々取り上げており仕手株化する可能性があります。
後は「ストライダーズ」です。ここはホテル運営が経営の主なのですがスリランカのランカグループと共同でスリランカにカジノ建設をしており、そのノウハウから日本でもカジノリゾートで一枚嚙むのではと期待されています。11月28日時点ではまだ上がっておらず出遅れ本命といえます。
そして「イチケン」です。ここは建設関連の企業ですが、マルハン系の企業で、パチンコホールの建設や内装を主に手掛けているので、日本でカジノ解禁となれば一枚噛むかもしれません。
一応東証1部上場の銘柄なんですが、時価総額はさほど大きくもなくこれまでもたびたび急騰しており、カジノ法案成立となればまた吹く可能性があります。
イグニス然り、最近の急騰トレンド銘柄は時価総額が大きくないというのがキーポイントのようですね。思うに個人も上がり目があると思うので集まりやすく、仕手の本尊も動かしやすいからですかね?
いずれにせよ、思惑相場は上げ下げに根拠がない場合が多いので、ここで取り上げてる25日線・PERPBRや予測モデルの尺度で考えても意味が全くありません。
日経マネー様もおっしゃる通り、入って下がったらすぐ撤退、上がったらすぐ利確またはこまめな逆指が肝心です。
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