先日、今月発売の日経マネー読んでいて面白い項目があったので、ちょっと紹介していきたいと思います。
何かというと、ずばりイナゴ投資についてですね(笑)
イナゴ投資とは?
このご時世、株式投資をしていて2ch・Twitter見てない人はまずいないですよねー。そんな中、ウルフ村田さんやにゃっつさんといった、Twitter界隈の有名人の売買を真似して利益を上げる投資方法が流行っています。
これが俗にいうイナゴ投資法というやつですね。今年でいえば、アキュセラ・イグニス・メタップス・ブランジスタあたりがこれのために暴騰暴落したのが記憶に新しいところです。
それによってできたいびつな株価チャートは株式投資界隈でイナゴタワーなどと形容されることもあります。
「イナゴタワー」形成のイメージは、
2323 fonfun のチャートをアレンジしたものですね。 pic.twitter.com/qG4f7SuDHm— ウルフ村田(村田美夏) (@muratamika2020) 2018年1月16日
で、そのイナゴ投資にも階級ピラミッドがあるようで東洋マネーさん曰く、こういう構造になっているそうです。
殿様イナゴ
上に挙げた2人みたいな方です。他にもシャーク麗子さんとかもいますね。
群れイナゴ
2chの急騰スレにいる人です。私もたまに100株くらいで遊んでます。
鳴きイナゴ
急騰スレにいるバーチャのニートです。よくはめ込まれイナゴを〇〇買ったやつwwwwwwwって煽ってます。
佃煮イナゴ
いわゆるはめ込まれた人たちです。市況1やYahoo!掲示板に現れ大体すぐ退場します。
色んなイナゴ投資家
日経マネーには書いていませんが市況民によるイナゴの分類はこんな感じです。
【高速イナゴ】
電光石火のスピードが持ち味のイナゴ。
何か情報が出れば内容も確認せずに成行で飛びつき買い。他のイナゴが乗りおくれる銘柄にも間に合うメリットがある半面、どうでもいい内容の情報も少なくない為、損切りで終わることの方が多い。また、稀に共食いイナゴに進化する。
【下級イナゴ】
情報を分析する能力が備わったイナゴ。
しかしその能力は極めて低く「凄そう」という理由で飛びつく。 情報分析を行う時間の分、高速イナゴに比べて乗り遅れることも多く、買い天井となったり、共食いイナゴのエサになる場合も多い。
【上級イナゴ】
下級イナゴの進化系。
情報を精査する能力が格段にアップしており、無駄打ちが少ないのが特徴。あえて他のイナゴ達が荒らした後に入ることも多いが、その分乗り遅れも多く、イナゴ心を忘れてしまったイナゴ。
【養分イナゴ】
ATM代わりに存在するイナゴ。完全に終わった銘柄に飛び乗って、皆にお金をばらまいている。自分が損した銘柄の情報提供者への怨恨は凄まじい。煽りイナゴに進化する。
【煽りイナゴ】
養分イナゴの進化系。
ただお金をばらまくだけだったのが、執拗な買い煽りを繰り返し、皆を巻き込もうとする特殊能力が備わった迷惑極まりないイナゴ。急騰急落した銘柄が、再びストップ高となる場合があるのか彼らの力かも。。
【共食いイナゴ】
高速イナゴの進化系。
誰よりも早く乗った銘柄を、遅れてきたイナゴに売りつけるイナゴ殺しのイナゴ。昨今このタイプの台頭が凄まじく、高騰銘柄が長続きしない元凶でもある。別名ババ抜きイナゴ。超高速スキャルピングを得意とし、チャートを見ずに板の雰囲気で売買をすることが多い模様。
【殿様イナゴ】
イナゴ界のレジェンド。
特定の掲示板などで崇拝されているイナゴで、他のイナゴとは違い、あえて先に特定の銘柄を仕込み、その後銘柄名を叫ぶことによってイナゴ達を飛びつかせる手法を取る。叫んだ銘柄は必ず騰がるので負け知らずの名実ともに最強イナゴである。
その裏には、投資顧問や仕手筋がいることもしばしば。
殿様イナゴへの道
そして、プロイナゴになる道がこちららしいです。
これが機械みたくできたら苦労しねーよって話にしか思えないですねえ・・・。とにかくイナゴ投資はハイリスクハイリターンでしかないと個人的には考えています。
現物の株式投資ですら※ボラティリティ面で考えれば、ハイリスクハイリターンなのに、さらにその中でもトップレベルのボラティリティとなっている銘柄を信用取引ですからヤバすぎです(笑)。
イナゴ投資法は玄人向けの手法・・・というか限りなく投機に近いです。勝ってるから上手いとかではなく、インサイダーか運がいいだけだと思いますね。
後、よく上の方々を煽動やらサイダーで捕まえろとSNSで言ってる人がいますが、個人的には彼らのツイートに便乗して、退場し兼ねない額の取引することがそもそもどうかと思います。
他の株ブログでも同じことをいっている人がいましたが、やはり自分の投資法を見つけることが大事だと思います。(まあ私自身も試行錯誤している最中なので偉そうなことは言えませんが・・・)、とまあこんな感じにマネー雑誌は以外と面白い話が多いです。
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