CPIデータ、2021年3月以来初めて3%を下回る
米国消費者物価指数(CPI)は、5月の報告で前月比0.6%上昇し、直近12か月間で前年比3%上昇しました。これは、2021年3月以来、初めて3%を下回る数字です。
労働省のデータによると、供給不足と需要の根強さが上昇をけん引しました。車、ガソリン、食品、旅行などの価格が上昇しており、それによりCPIの数字が押し上げられました。
ただし、5月の数字は市場予測を下回ったため、インフレ懸念が一部和らいでいます。ウォールストリートでは、連邦準備制度がこれまで通りの政策を続けるかどうかに注目が集まっています。
過去数カ月にわたり、インフレは投資家や消費者にとって大きな関心事でしたが、今回のCPIデータがそれを和らげる可能性があるとの見方もあります。
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