最近、北朝鮮が核ミサイルを発射するとか何とかで日本の防衛を担う企業に注目が集まっています。個人的には、正直防衛とかよくわからないのであまり手を出すつもりはないのですが、Twitterとかでも今熱いテーマっぽいので、備忘録的な感じでまとめておきます。
<6503>三菱電機
総合電機大手。FA(ファクトリーオートメーション)が収益柱。空調「霧ヶ峰」や太陽光発電を含む家電、電力用半導体に特長あり。
イージス艦搭載システムの保守事業を請け負う。 宇宙・防衛分野に強みを持っており防衛エレクトロニクス分野での防衛省契約実績は長年にわたり第1位を維持している。ただし、2012年に防衛や宇宙関連予算で過大請求問題が発生した。
誘導機器 – 防衛省関連の製品としてミサイルを製造している。戦闘機用の中距離空対空ミサイルで、ライセンス生産ではレイセオンのスパローミサイル(AIM-7F)、自社開発では99式空対空誘導弾(AAM-4)、地対空ミサイルでは03式中距離地対空誘導弾(SAM-4)がある。
備考:EPS 100.1円、BPS 950.8円 ※2017年時点
<6302>住友重機械工業
かつて不適切な処理をしたとニュースにもなった企業です。ですが、本業の数字がマズイわけではないですし時間がたてば正当な評価を得られる可能性は十分にあります。加えて海外への武器納品が増えれば、復活できるチャンスもあるかと。
<6203>豊和工業
産業用機械の老舗。工作機械が主力。火器、防音サッシなど防衛需要大。創89式5.56mm小銃を生産し、防衛省に納入している。
備考:EPS 25円、BPS 1216円 ※2017年時点
<7721>東京計器
航海・航空計器大手。防衛省向けのほかジャイロ・マイクロ波等で民需展開。「捜索用レーダ装置」や「擬似電波発生装置」などを生産している。
備考:EPS 16,2円、BPS 324円 ※2017年時点
<7980>重松製作所
産業用防毒マスクのシェア高い。官公庁向けも実績あり。米国3Mと提携、防毒マスクをOEM供給している。
備考:EPS 28.08円、BPS 650円 ※2017年時点
<6111>旭精機工業
防衛省向け銃弾類主力から自動組み立て機、プレス機、ばね成形機など民需に展開。輸出も強化
備考:EPS 8.32円、BPS 484円 ※2017年時点
<6751>日本無線
船舶用・防衛関連、防災行政無線など無線通信機器の老舗。陸自地上無線機、海自ソノブイ運用システム、艦艇用レーダー、ASM-1電波高度計など。
備考:EPS ーー円、BPS 2381円 ※2017年時点
<6946>日本アビオニクス
NEC系。防衛用表示機器、音響機器大手で防衛関連約4割。民需は赤外線、電子機器が中心。防衛省から受注したバッジシステム(自動警戒管制組織)などを生産している。
備考:EPS 8.51円、BPS 207円 ※2017年時点
<7012>川崎重工業
「川崎重工業」は、防衛省へ機械を納品している。そのため、今後も必要とされる企業だろう。しかも「防衛装備品契約額」の金額も三菱重工を抜いたというニュースもあり、テーマ関係なく業績が上向きです。
<6702>富士通
いわずと知れた富士通。自衛隊の無線や通信機など、いろいろな設備に商品を卸しています。
さすが国の生命線を担う防衛関連なだけあって、有名企業がよくピックアップされている印象です。有名企業は時価総額が大きく株価が動きにくいですしインサイダー気味の大口がいたりやりにくいので、やはり狙うのであれば時価総額の低いところかなーと見ています。
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