リップルCEOがSECとの法廷闘争を批判し、イーサリアムに対する戦いに負ける可能性に警告
リップルのCEOであるブラッド・ガーリンハウスは、仮想通貨企業リップルが米国証券取引委員会(SEC)との法廷闘争にさらされていることについて批判し、その結果としてイーサリアムとの競争に負ける可能性について警告しています。
ガーリンハウスは、リップルがSECによって提起された訴訟について、「この戦いは勝負がつかず、最終的にはリップル以外の暗号資産との競争に負ける結果になる可能性がある」と述べました。
リップルは、2013年にリップルラボとして設立され、独自の仮想通貨であるXRPの取引を促進するために設計されました。しかし、SECはリップルがXRPを非合法的な証券として販売していたとして提訴し、リップルに巨額の罰金を求めています。
さらに、ガーリンハウスはSECの行動が「投資家を守るための取り組みではなく、イノベーションを抑制し、米国に実りある仮想通貨法規を作る努力をさまたげている」として、SECを批判しました。
ガーリンハウスは、リップルがSECとの法廷闘争に対処するために70人以上の従業員を雇用し、数百万ドルを費やしてきたことを明らかにしました。
一方で、リップルはSECによる訴訟に対して強気の姿勢を崩しておらず、ガーリンハウスは「私たちは自信を持って戦っており、この戦いで勝利すると確信しています」と述べています。
リップルとSECの間の法廷闘争は今後も続く見通しであり、仮想通貨業界における規制の方向性や未来に大きな影響を与える可能性があります。
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