今回は、最近注目され始めているフィンテック関連銘柄について取り上げたいと思います。
まずフィンテックとは何なのかとういうとスマートフォンや人工知能などのIT技術を使った新たな金融サービスの事を意味します。
由来は、金融を意味するfinance(ファイナンス)と 技術を意味するtechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。
現時点で代表的なのは、仮想通貨の基盤を支えるブロックチェーン技術などですが、今後他にも新しいソフトやソリューションを開発したベンチャー企業などがさらに高利便性・低コストの金融サービスを提供するという事例が増えていくと思われます。
・<3853>インフォテリア
さくらインターネットなどと同様にフィンテック・ブロックチェーン関連で本命視される企業です。ここはさくらインターネットとテックビューロと共同でブロックチェーンの実証実験環境「MIJINクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに無料提供しています。
・<8789>フィンテックグローバル
フィンテックとはほとんど関係がない投資会社なんですが名前がいい意味で紛らわしいために、市場でフィンテックがテーマ株になった時には余波で株価の上昇が狙えるかもしれません
・<6172>メタップス
フィンテックの話題になるとツイッター界隈で必ず名前があがるド本命銘柄です。ですが、連続で営業利益が赤字の銘柄なため、そのまま上場廃止になるリスクもあります。そして決算だけ見ると糞以外なにものでもないのですが、株価は乱高下しており完全にマネゲです。ギャンブルしたい方にはおすすめ。一応「SPIKEコイン」の開発で一発逆転を狙っているようです。
・<3696>セレス
セレスはスマホ向けのポイントサイトを運営している企業です。ここはブロックチェーン技術のOrbに出資しているほか、ビットコインウォレットサービス「breadwallet」を提供する米ベンチャーbreadwallet LLCと資本業務提携を行うなど、仮想通貨関連銘柄として注目度が高い銘柄だ。フィンテック関連銘柄が注目されるとセレスも動意づくことが多いので注目。
・<6588>東芝テック
クレジットカード決済端末などのICカードリーダー等を製造&普及させている企業です。POSの世界販売シェアナンバー1の企業なので日本のみならず、海外からの受注も期待できます。個人的には仮想通貨決済にも応用できるのでグロース的にも期待できます。
・<3194>ジグソー
次世代テクノロジーに色々絡んでいる企業です。非上場のブロックチェーン関連企業SEKAI INC.などへ出資しているのでこれらがZMPのように上場するとなると株価の上昇が見込まれます。そそして、ここが出資しているSEKAI INC.は台湾最大の投資・金融情報サイト「台湾cnYES(シーエヌイエス)」を運営する鉅亨網(ジーハンワン)と業務提携しており、台湾・香港・シンガポールなどの富裕層を中心に多国間不動産トランザクション事業、多国間不動産ブロックチェーンサービスを展開しています。
・<3690>ロックオン
ロックオンはテックビューロと共同でブロックチェーン技術「MIJIN」を応用したECのゼロダウンタイム受注エンジン開発の実証実験を行っている企業です。ECサイトが成長する際に問題となるのが、受注の集中による機能停止だったりサイト自体のダウンタイムなのですが、テックビューロのブロックチェーン技術「MIJIN」を応用することで、サーバー数台だけで、秒間数百件の受注を処理可能なゼロダウンタイムECシステムの構築が可能となるようです。
・<8585>オリエントコーポレーション
みずほフィナンシャルグループがフィンテック分野の強化のために出資した企業。出資比率も高くさらに、もともと取り扱っているクレジットカードとフィンテックは親和性が高い分野なので、そういった意味でも期待がもてます。
・<8253>クレディセゾン
セゾンカードの発行している企業です。フィンテック銘柄への投資に積極的で、配下にベンチャーキャピタルを新設したり、複数枚のクレジットカードを1枚にまとめられる米国のcoinやモバイル決済のCoiney(コイニー)に投資したりしており、この分野で既に実績もあります。
他にも以下のような企業が関連していると言われます。
6862ミナトHD
3798ULSグループ
3825REMIX
3920アイビーシー
6093エスクロAJ
3674オークファン
2438アスカネット
6088シグマクシス
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