ニチダイから学ぶ仕手株の恐怖

株式投資における相場格言の1つとして「仕手株には手を出すな」というものがあります。今回はその仕手株の恐怖について取り上げていきたいと思います。

仕手株とか何か?

「仕手株」とは、特定の投資家たちが意図的にまとまった投資資金を流入させることで、急激な株価吊り上げや吊り下げが行われた銘柄(その傾向が強い銘柄)のことです。

そして、グレーな手段と大量の資金をつかい、株価操縦を行う投資家たちのことを「仕手筋」と呼びます。仕手株と材料株を明確に区別することが難しいため、株価が高騰したり乱降下する銘柄は「仕手系材料株」と呼ばれていいます。

仕手株は、一日に10%以上の株価変動も珍しくない値動きが激しく非常に扱いがむずかしい銘柄です。故に仕手株への投資は、ハイリスク・ハイリターンといわれています。

うまく値動きに乗ることができれば、大きな利益を得られる反面、狙いと反対に株価が動けば大きな損失を抱えてしまうため、仕手株に対するしっかりとした知識を身につける必要があります。

仕手株となる銘柄は主に、株価の安い低位株のぼろ株で、空売りが可能で発行株数が少なく、出来高も少なく、浮動株比率が低い仕手筋が価格を操作しやすい銘柄がターゲットになる事が多いです。

また仕手筋は完璧な優良企業ではなく、赤字から黒字転換するかもしれない・超絶決算が出るかもしれないといった感じの賛否両論があるような銘柄がターゲットとされやすいです。

参照:https://910kabu.com/archives/2047

これまで仕手株となった銘柄は数多くありますが、今回は被害者の多かった<6467>ニチダイという銘柄から仕手株の恐怖を見ていきます。

<6467>ニチダイの末路

<6467>ニチダイは決算がいいという内容でツイッターをはじめとしたSNSの有名投資家から買い煽りが始まりました。

こういったSNS界隈での買い煽りを受けて、ニチダイを信用取引などで購入する人が多数現れニチダイの株価は600円から4000円近くまで上昇しました。ですが、ニチダイの株価は4000円目前で急落し、1400円まで下落しました。(↓のチャート参照

その結果ツイッターではニチダイではめ込まれて退場する人が続出しました。現物だけでも4000→1400で70%近くの資産が解けた計算となりますが、信用取引をしていた場合は最悪一文無しか追証による借金まで背負ってしまった人もいると思われます。

ニチダイの教訓

こういった急落チャートを見ると、株式投資は怖いやめておこうと思う人が多いと思います。実際日本人の大半は株式投資=危険・怖いものという認識でしょう。しかし実際は少し違います。

ニチダイで痛い目を見た人は、大量にある銘柄群からわざわざ1番恐ろしい株を自分から選んで飛び乗ったということであって、他のほとんどの株は恐ろしさと無縁です。

基本的に仕手株以外の銘柄は大きく動いたとしてもせいぜい10%程度しか変動しません。仕手株は値動きが激しく、手っ取り早く資産を築きたいという人は飛びつくことがありますが、仕手株は売り時を間違うと死に直結します。

仕手株に関する本によく書いてあることですが「目標株価が出たら仕手戦は最終段階」ですので、ツイッターでフォロワーが1万人以上いる有名アカウントが目標株価は何円とか言い始めたら気をつけましょう笑。フォロワーが多い人の発言は絶対じゃありません。

確かに仕手株は値動きの変動が大きいので、ラッキーパンチで何回か効率良く勝てるかもしれませんが、仕手株は一回の失敗でこれまで積み上げてきた儲けが全て吹き飛びますし専業の人も兼業の人は仕手株での資産形成は絶対やめた方がいいと私は思います。

そして、急に上がったものはいずれ元に戻るという事です。

また、ツイッターで#ニチダイ で検索してみると「~さんを信用してます」とか「~を信じてる」って台詞がやたらと多く見かけます。投資判断は自己責任でと書いていますが、やはり投資の判断は自分の意思で決めるものです。人を頼りに投資をしている人はいつか必ずその代償を支払わなければなりません。

#ニチダイ で退場した方のツイートをつらつと見ていて私が感じた特徴は以下の点です。

①情報ソースが他人のリツイートのみ、自分で調べた形跡がない。

②分散投資せず、1銘柄で全力あるいは二階建て。

③生活資金まで投入。

対岸の火事と思わず、心するべきですね。本当の自由を手にする為に投資をしたはずが、いつの間にか助言が無くては意思決定出来なくなっているのではダメですね。

こういう考えしちゃう人は、たぶん株式投資には向いてないです。もうやめといた方がいいと思うよ、ほんとに(´・ω・`)

基本的に資本主義の世界では労働収入のほかにも投資による資本収入も必要不可欠ですが、こういう人を見るとやっぱり向いていない人は投資をするべきじゃないのかな~と思ってしまいます。

基本的に投資はインデックスか急騰していたり出来高が増えていたり、SNSでフォロワーの多い人が勧めているものではなく、自分がいいと思った個別銘柄を購入&ホールドするものです。

そして、歴史は必ずしも繰り返されるわけではありませんが、そこに現れるパターン等にはある種の類似点を見つけることができます。少なくとも短期間で急騰したものはほぼ99%いずれ急騰前の価格に戻ります。これがプチバブルという現象です。

引用:インベスターZ(5) (モーニング KC)

この辺はインベスターマンガでわかるお金の教科書 インベスターZ ビジネス書版 vol.1に書いてあるので投資で本気で勝ちたいという人は絶対読んでおくべきです。

終わり

私も働き始めて思ったことですが、お金を稼ぐのは大変です。毎日毎日働いて家族を養って家のローンを返して残ったお金は僅か。そんな時にふと目にした儲け話、ビットコイン、仮想通貨、不労所得、億万長者の誘惑。日本のリーマンが飛びついてしまうのも無理はないと思います。

ですが、そんな話に簡単に飛びついていては一生投資で資産を築くことはできないと思います。難しいですが、仕事をしつつ勉強するという事はとてもしんどいです。なので若くて余裕のあるうちから投資は始めたほうがいいです

ですがもちろん、30、40代からでもやる気とちゃんとした努力を行えば投資のスキルは身につくと思います。投資で勝つにはしっかり勉強して、人の意見や短期的な価格変動に惑わされず、本質を見る価値観を養うことが大切だと私は思います。

The following two tabs change content below.

刃牙

株式投資5年目。2017年に仮想通貨に参入し、大幅上昇で一時億り人になるも2018年の一連の騒動で転落中。最近は株式投資と仮想通貨に関連するテーマを記事にしています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク


仮想通貨を始めるなら今!



ビットコインの価格は2009年から100万倍以上に値上がりしており、仮想通貨市場は現在急速に拡大しています。今から仮想通貨を購入するなら「リップル(XRP)」と「ビットコインキャッシュ(BCH)」がオススメです。この2つは日本ではビットバンク(Bitbank)で一番安く購入することができます。





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク