仮想通貨取引所のバイナンスの中国との密接な関係が明らかになり、CEOのチャン・ペンジャオの退社から数年が過ぎた今でも続いていることが判明しました。
ニューヨーク・タイムズが公表した情報によると、バイナンスは中国の企業との密接な関係を持っており、その関係は同取引所が海外に拠点を移す前から存在していました。記事によると、バイナンスは中国に登録している企業と取引をしており、元従業員らからは中国の顧客にサービスを提供するために社内のIPアドレスを使用していたことも明らかになりました。
しかし、バイナンスはこれらの情報を否定しており、CEOのチャン・ペンジャオも過去に中国との関係を否定していました。
この記事により、バイナンスは海外に拠点を移してからも中国との関係を継続している可能性があることが指摘されています。また、中国政府が仮想通貨規制を強化するなか、バイナンスが中国との関係を隠していたことが指摘され、同取引所には今後も不透明さや信頼性についての疑念が残ることになりそうです。
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