リップルCEOは、SECの新しい議長であるGary Genslerが、「独裁者のように振る舞っている」と非難しています。
リップルCEOブラッド・ガーリンハウスは、先週木曜日にツイートで、Genslerが上場前の企業に対する規制手続きを厳格化し、SECの前任者たちが行ってきたような協力的な姿勢を取らなかったと述べました。
ガーリンハウスは、Genslerがリップル事件に参入した後、SECが市場向け規制制度を拡大することを主張していることに苦情を表明しました。リップルは、SECによるXRPの証券化に関する訴訟を進めています。
SECは、リップルのXRPトークンが証券であると主張しているが、リップルはこれを否定しています。ガーリンハウスは、GenslerがSECの立場を変えたと述べ、XRPが証券であるとして訴えを続けることによって、市場認可を得ることを目指していると指摘しました。
ガーリンハウスは、Genslerの紹介ブログでの言葉遣いについても批判しました。Genslerは、「D.C.の主要な規制機関であるSECで、規制者とイノベーションを両立させるように努めます」と述べました。しかし、ガーリンハウスはこれを、「規制機関の大砲を使って、市場参加者に強制的に規制を課す」と理解しました。
リップル事件は、仮想通貨市場において、証券としての扱いを巡る論争の的となっています。Genslerは、SECがデジタル資産の規制を強化する意向を示していますが、業界関係者からは批判的な声も上がっています。
今後の動向に注目が集まります。
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