Bitrue Coinとは
Bitrue Coin、略してBTRは、シンガポールに拠点を置くXRPを基軸とする仮想通貨取引所「Bitrue」のネイティブプラットフォームトークンでイーサリアム(ETH)ネットワーク上に構築されているERC-20トークンです。
Bitrue Coinの使い道
BitrueCoinの使い道は以下のような感じ。
- ・手数料削減
- ・投票
- ・PowerPiggyの利回り向上
- ・DeFiマイニングへの参加
手数料削減
Bitrue取引所での取引手数料を削減Bitrueで行うすべての取引では、取引のごく一部を手数料として支払う必要があります。正確な量はペアごとに異なる可能性がありますが、通常は約0.01%です。通常、この料金は取引の基本通貨を使用して支払います(たとえば、ADA / XRPペアで取引する場合はXRP)が、代わりにBTRを使用して料金を支払うことを選択した場合、料金は30%削減されます。
BTRの料金引き下げスケジュールは次のとおりです。
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- 1年目:40%オフ
- 2年目:30%オフ
- 3年目:20%オフ(2021)
- 4年目:10%オフ(2022)
- 5年目:割引なし(2023~)
Vote(投票)
上場通貨を投票によって決めることができます。そしてその通貨が実際に上場した場合、エアドロップを受け取ることができます。
power piggyの追加キャップ獲得&利回り向上
BitrueのPowerPiggy投資サービスは、業界で最高の金利のいくつかを提供しますが、1日の上限はすぐに売り切れてしまいます。ですがBTRを所有している場合は、VIPキャップを自分で生成でき、これにより通常のコミュニティキャップがすでに売り切れている場合でも、いつでも投資できます。
BTRを所有すると、コインの大部分で受け取る金利も上がります。少なくとも500ドルのBTRを所有している場合は、投資から約3%の追加料金を受け取ることができ、100万円分のBTRを保有している場合、金利は20%増加します。
DeFiマイニングへの参加
DeFiへの流動性マイニングにも使用可能です。現状BTRはイーサリアムとバイナンスチェーンの2つのチェーン上に存在しており、PancakeSwapなどのDefiに対してBTRを提供することで流動性マイニングを行うことができます。
Bitrue Coinの将来性
Bitrue Coin(BTR)は現在ステーク報酬などで分配されており総発行枚数は10億枚です。そしてホワイトペーパーによると、取引所の利益でBTRの総供給量の20%にあたる2億枚が買い戻される予定となっています。これに加えて2021年に5000万枚をこれと別にBurnしたことで、総供給量は7.5億枚になる計算です。
BSCやHECOのように独自チェーンでもないのでBNBやHTのような爆発的な価格上昇が起きるとは考えにくい。デフレ設計ではあるが、システムも他の取引所トークン(BNB、GTなど)に比べるとまだ弱い気がする。Voteについては良いシステムだと思うが銘柄が微妙。IEOもなく上場するコインについてもFTXやMEXCのほうがVCがバックにいるような将来性の高いコインが多くROIが高いのでわざわざBTRを選ぶメリットがない気がします。
ただpowerpiggyの利回り向上は注目すべきシステムですし、BTRを保有している場合のレンディングの金利はBlockFiなんかよりも断然いいので、レンディングで運用するならBTRを100万円分ほど持っておくという選択肢は悪くないかなと。
加えて2021年に行った5000万枚burnなど運営にBTRの価格を上げようとするやる気は感じられますし、基軸としているXRP、そのお友達であるFLRの人気が今後上昇することでBitrue自体の取引量がより増加すればさらに人気になる可能性はあります。そう考えると使い道がちゃんとしている取引所トークンの中でも希釈後時価総額が約150億円(2021年9月現在)とかなり低い部類なので伸びしろを考えると要注目ですが、現状はMXとかFTTで良いかなという感じ。
あとここのレンディングの仕組みとは頻繁に変わりますし、BTRを使ったVoteなどはすぐ終わってしまうのでホルダーの方は常に公式の情報をチェックしておいたほうがいいと思います。
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