アジア開発キャピタル(ADC)の思惑
⇨アジア開発キャピタル<9318>の株価材料・予想株価まとめ
アジア開発キャピタルの思惑材料はこのように社長の経歴を生かして中国で介護事業や飲食ビジネスを展開していくというものです。
そして、この事業展開のための資金はどこから出ているのかというと、どうやらサンフンカイグループから出ているようなのです。
実際6月末の決算資料でも見出しにアジア開発キャピタル(サンフンカイフィナンシャルグループ)と記載されています。
サンフンカイグループとは?
このアジア開発の親会社と目されるサンフンカイグループ。
日本ではあまりなじみのない名前ですが、どうやら中国だとかなり有名でサンフンカイの時価総額は約3530億HKドル(5兆円位)だとされています。
サンフンカイ証券 (英文社名:SUN HUNG KAI & CO. LIMITED/略称:SHK、中文社名:新鴻基有限公司、SEHK: 0086)は、中華人民共和国・香港を拠点とするコングロマリット。(wikiより)
また風の噂によると香港の裏社会も牛耳っている香港マフィアだそうです。
サンフンカイは香港の地下経済も牛耳ってますよ。
— 猫組長 (@nekokumicho) 2017年8月8日
副社長はサンフンカイ出身
そして、8月8日に副社長のコメントがフェイスブックに掲載されたのですが、副社長のアンセム・ウォン氏はサンフンカイグループから出向してきたようです。
まだ正式なIRは出ていませんが、決算資料にサンフンカイグループと書いてある以上私はサンフンカイとアジア開発キャピタルのは既に資本関係がある⇨アジア開発キャピタルは親会社のサンフンカイに第3者割当増資を引き受けてもらってサンフンカイのグループ会社として中国での事業展開に注力していくって思惑が濃厚だと思っています。
これなら先日の網谷社長のコメントにあった累損の一新のための資金は何処から出たのかも納得がいきます。
そして、副社長のアンセム・ウォン氏のコメントにあるように「サンフンカイの経営資源を最大限に生かしADCの業務を拡大していく」とあるので、8月の決算で黒転見込みの通期予想が出てくる可能性もありますし、期待が膨らみます。
こんな感じで有名なトレーダーが注目し始めたりと、大きい思惑入り乱れるアジア開発キャピタルですが、サンフンカイがバックにいるとなれば今の20~30円のレンジは割安だと思いますし、50~100円は目指してもいいのではないかなーと私は思います。
※投資は自己責任でお願いいたします。
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