TOKEN PAY(トークンペイ)の概要
Token Pay(トークンペイ)は銀行をプラットフォームとし、TokenPay(トークンペイ)を通じて取引の匿名化の処理を施すというシステムを搭載することを目指しています。
通貨名称: TokenPay
ティッカー: $TPAY
総発行数: 2500万枚
まず他のICOと違い発行枚数が2500万枚と少なく、希少性があるのは注目ポイントの1つですね。
匿名通貨の需要の増加
仮想通貨で最も有名だといえるビットコインは匿名性が高くマネーロンダリングに使われるなどと書いてある仮想通貨の参考書がたまにありますが、厳密にいうとビットコインに匿名性はそこまでありません。
というのもビットコインはアドレス自体に匿名性はありますが、ウォレットの中身と取引履歴は世界中に公開されています。
なので、取引した相手に自分が持っているビットコインの残高を知られるリスクがあるのです。
メインのウォレットとサブのウォレットに分けておけばいいじゃん?と思う人もいると思いますが、結局そのメインとサブのウォレット間でのビットコインのやり取りも世界中から丸見えなのでこいつのメインウォレットはこのアドレスでこいつはこれくらいビットコインを持ってる的のがバレてしまうわけですね。
実際、日本でビットコインの存在を有名にしたMtGoxの破綻事件ですが、このマウントゴックスからビットコインを盗んだ犯人は2016年にギリシャで捕まっており、厳密にはビットコインに匿名性はありません。
まあこういうことは今まであまり注目されていなかったのですが、ビットコインの価格が100万円を超えると、日本でもチラホラ聞くように仮想通貨長者がたくさん誕生し彼らが自分たちの資産を安全に保管したいという理由から最近匿名系仮想通貨が非常に注目されているのです。
私が匿名通貨を推すのは自衛のためでもある。代替性とあるようにあるアドレスとあるアドレスはともに同じ価値と扱いをされないとあかん。現状ふんわり漂ってる「匿名=犯罪」のようなイメージはそのうち薄れていくんではないかしら
良記事。匿名通貨とFungibility(代替性) https://t.co/th68t33EID pic.twitter.com/42EXM1sLjY
— モナコーヒー(デザインオフィスbard) (@design_bard) 2017年12月7日
その煽りを受けてコインチェックでお馴染みの匿名通貨であるDASH(ダッシュ)やMonero(モネロ)などは最近にかけて大きく値上がりしていますし、匿名系仮想通貨のADKのICOも大成功しています。
そしてADKの次の匿名系仮想通貨のICOがこのToken Payなので、私はこのICOに注目しています。
Token Payの注目すべき点
Token Pay(トークンペイ)は上述したように完全ではありませんが高い匿名性を持っています。(運営曰く世界で最もセキュアで安全)
そしてToken Payの注目すべき点としてはバヌアツの銀行と提携を予定しているという点です。
このバヌアツという国は日本にはあまりなじみのない国ですが、南太平洋のシェパード諸島に位置する島国でイギリス連邦に加盟しているイギリスの国外領土です。
そして、同じくイギリスの国外領土であるケイマン諸島と同じく税金がなく、バヌアツはタックスヘイブン(租税回避国)として非常に有名です。
追記:17/12/20
ICO参加者が想定より多かったことからバヌアツではなく、スイスの銀行との提携を混ざすかもしれないとのことです。
追記:2018/4/20
バヌアツの銀行との提携は白紙化し、現在はドイツの銀行との提携を目指しています。
要するに、トークンペイ(Tokenpay)は銀行関連×匿名性の万能スペックで、銀行と匿名とくればこの前爆発したADKを連想させるので第2のADKになる可能性が十分にあるといえます。
TokenPayの将来はスイスまたはEUにあると考えています。ホワイトペーパーでは、バヌアツの銀行と買収したり、パートナーとなることを目標としていますが、現在は達成したいことに対しては管轄が小さすぎると感じています。
引用元:https://medium.com/tokenpay/tokenpay-important-updates-week-2-of-token-sale-89ec1a40a4e2
そして、最近急騰していた匿名仮想通貨のXVGもICOに協力しているようです。(Verge通貨リード開発者SunerokはTokenPayのCEOと友人でTokenPayのブロックチェーン監査人を務めているようです)
またTokenpayのWP(ホワイトペーパー)によると、プロジェクトにライトコインとXVGが協力しているだけあって、なんと将来的にはデビットカードでXVG&TPAY決済ができるようになるみたいです。
TokenPayはインフルーエンサーのアフィ用ICOっしょって思ってたけど、デビットカードでXVG決済できるんなら話は別です。話は別なんですよ。
— りっぷるちゃん (@ripple_chan) 2017年12月6日
そして性能面でも既存の匿名通貨よりも上となっており、技術的にも期待できます。
またウォレットもすでに開発済みで公式サイトからダウンロードが可能となっています。(ICOに参加してトークンを受け取る際には、このウォレットが必須になります。)
またこのウォレットに$TPAYを入れて起動したままにしておくとPOSでコインが増えていきます。
そして将来的にはトークンペイを使ったカジノや企業の取引決済手段にTokenPayを使ってもらうことでその価値を上げていくとのことです。
Token Pay(トークンペイ)のICO参加のメリット
TOKENPAYのICOに参加するメリットとしては、まずボーナスがいいという点があります。
特に12月7日~13日のトークンセール初週だとなんとボーナスが100%加算されます。
100%ということは、同じ購入額で本来購入できる数量の2倍のトークンがもらえることになるので破格のお得さといえます。
Token Payの購入方法・取引所
トークンペイのICOの参加方法はToken Payの公式HPアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録してトークンペイ購入分のビットコインを入金するだけです。
Token Pay(トークンペイ)のICOは最低0.002BTC(約2800円)から参加可能で、初週ならば1BTC=4000TPAY購入することができるので、本来は1TPAY=約700円のところ1TRAY=約350円で購入できることになります。
そして、ICOが終了すると自分のトークンペイのウォレットに購入した分のTPAY(+Bonus)を送ることができるようになるみたいです。
トークンセールは2018年の1月17日に終了し、現在TokenpayはQryptosという仮想通貨取引所にのみ上場しています。
この取引所は日本人は取引できないので残念ながら現在Tokenpayは日本人は売買出来ない状況となっています。
トークンペイのチャート・価格予想
トークンペイの価格はCoinmarketcapから確認できます。
→https://www.coingecko.com/en/coins/tokenpay
当社の予測システムによると、 TPAYは素晴らしい長期投資(1年)です *。 Tokenpayの予測は、スマートな技術分析によって最新の価格で3分ごとに更新されます。時価総額が低いため、TPAY価格は簡単に操作できることに注意することが重要です。
Walletinvestor.comでは、Tokenpayのような幅広いデジタルコインの技術的分析により、将来価値を予測しています。あなたが良いリターンで仮想通貨を探している場合、TPAYは有益な投資オプションになることができます。
Tokenpayの価格は2018-05-04に6.391 USDに相当します。あなたが今日100ドルでTokenpayを購入すれば、合計15.648のTPAYを得るでしょう。当社の予測に基づいて、長期的な増加が予想され、2023-04-28の価格予測は547.949米ドル(約6万円)である。
5年間の投資で、収益は+ 8474.07%になると予想されています。あなたの現在の$ 100投資は、2023年に$ 8574.07になる場合があります。注:Tokenpayの特定の性質のため、見積もりは著しく過大/非現実的です。
終わり
Token Payは上で触れたように匿名性×銀行提携のプロジェクトと暴騰したADKとファンダメンタル要素が非常に酷似しています。
一応ADKは租税回避を目的とした仮想通貨プロジェクトですが、このトークンペイは企業などが取引において匿名性を保ちたいときに使われることを目指しているので、同じ匿名通貨ではありますが目標は若干違います。
ADKの上場価格はICOの公募価格から約15倍にもなっているので、ADKとほぼ同じようなファンダメンタル要素がToken Payも同じような価格上昇(テンバガー)が起こる可能性があるといえます。(まさに第二のADKですね)
ICOとしては、匿名性×銀行との提携で話題性アリ。加えてアドバイザーに匿名通貨のノウハウがあるVerge(XVG)がついていますので、上場で公募割れの確率は低いでしょう。
また今まで数多くのICOに参加してきた仮想通貨界隈に有名人たちも比較的好反応が多く、このToken PayのICO結構いけるんじゃないかなと思います。
そしてなんといっても初週に参加した場合は倍のトークンが貰える(実質半値で購入できる)ので上場価格が購入時から半値以下にならない限り損をすることはありません。
またトークンペイは銀行だけではなく、ゲームやアフィリエイトなどいろいろなニッチな分野に対して、世界規模に展開しているプロジェクトであり、長期視点でも期待が持てると自分は感じています。
今後、Verge(XVG)と同じくBINANCEやBITTREXのような大手仮想通貨取引所上場するような事があれば、利益も期待出来ると考えます。
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