米財務省は、ノースコリアのハッカーが不正行為に使ったとされるDeFi市場について非難を表明しました。
米財務省の声明によると、ノースコリアのハッカーは、2019年から2021年にかけて、DeFi市場を通じて1億2,900万ドル以上を不正に転送したとされます。
声明では、DeFi市場は「不正なビジネスモデルの犯罪者にとって理想的なプラットフォームである」と述べられており、米政府は「これらのプロトコルに潜むリスクを抑えるために、主要なプレーヤーと協力して取り組むことが必要である」と呼びかけています。
また、声明によると、Defi市場を利用した不正取引は、米国や米国の同盟国の国家安全保障に脅威を与える可能性があるとされています。
声明はまた、米政府がDeFi市場に対する一連の規制措置を検討していることを示しています。
DeFiとは、中央集権的な制御機関のない分散型金融のことで、暗号通貨などを用いて、資金調達、投資、保険、決済などさまざまな金融活動を行うことができます。しかし、この分野はまだ法規制が整っていないため、不正行為が横行しているのが現状です。
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