リップル社のIPOが前途多難ではあるが、その株式価値は1株600ドルを超える可能性がある。それにより、同社全体の評価額は200億ドルを超える可能性がある。リップル社が上場すれば、情報技術に特化した企業の中で最も高い評価となる。
リップルのCEOであるブラッド・ガーリンハウスは、以前に仮想通貨とIPOについての質問に対して、会社が将来的にIPOを行う可能性があると述べている。現在、同社は主に仮想通貨XRPを手がけ、XRPの相場上昇によりリップル社の評価額は増加している。
リップル社のIPOが実現すれば、同社の評価額は20倍以上にまで膨れ上がる可能性があると予想される。具体的には、600ドルの株価を基に、リップル社の全体的な評価額は350億ドルから400億ドルになるとされる。
ただし、リップル社は現在も多くの法的問題に直面している。SECによる仮想通貨XRPの訴訟や、米国の機関投資家からの不信感などがある。IPOのためにはこれらの問題をきちんと解決する必要がある。
リップル社のIPOは、今後の情報技術企業の動向や、仮想通貨業界の成熟度などにも大きな影響を与えることが予想される。
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