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Ripple社のビジョンとInter Ledger Protocol(ILP)の関係について

リップル
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最近Twitterを見ていると「ripple社のビジネスは成功するだろうけどXRPはただの集金用コインだから価格は上がらない」などといった適当な事を言いふらす方が多く、握力が弱くなってきているリップラーの方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回はそういう方のためにあたらめてリップル社の目指す社会、そしてそこでILPやXRPがどう関係してくるのかをリップル社のCTOであるステファン氏のインタビューから改めて確認していきたいと思います。

 

このインタビューではripple社とXRP・ILPについての関係性がQ&A方式で詳細に語られており、XRPに投資しているのであれば是非読んでおいて損はない内容になっています。(私自身もこの記事をまとめていて改めてXRPについて気付かされた点も結構ありました笑)

 

 

 

 

 

リップル社CTOステファンへのインタビュー

 

Q1. 現在のRippleの概要について説明するとしたら、あなたはどのように説明しますか?

 

現在の私たち、Ripple社は、銀行のために複数国間決済においてより簡単でより迅速に、そしてより安価にするソリューションを作っているソフトウェア会社であると思っています。

 

 

Q2. あなた方、Rippleは銀行のためのソリューションです。現在の彼ら、銀行はとても高額なコストを使い、複数国間の決済をしています。Rippleを利用することで利点を受けられるというのは、すべての銀行に対し言えることなのですか? 誰がRippleを利用し利点を受け取るのに最適な顧客なのでしょう?

 

銀行はサービスを提供する相手の顧客を見つけることがだんだん難しくなってきています。 これらの顧客は、世界中で決済を行う企業や、商品の売り手に支払いを行いたい企業などなど… あとは、より良い製品を提供しようとしている企業になります。

 

なぜ銀行が上記のように、顧客を見つけるのが難しくなって来ているのかというと、彼らの顧客がゆっくりと銀行に代わる手段を使うようになって来ているからです。

 

銀行は顧客の流出を抑えるために、より優れたサービスを提供できる技術の基盤を必要としています。

 

そしてRippleはそれに見合うため、彼ら銀行の競合企業の一部と同じようなサービスを顧客に提供することができるようになることで、顧客の再度獲得を図れるという利点があります。

 

 

Q3. あなた方Rippleが銀行の仕組みのインフラについて話しているのは、銀行の内部の構造を丸ごと変えるというわけではなく、銀行と銀行の間でのやり取りの仕組みを変えることについて話していますよね?

 

その通りで、まさしく銀行同士の間でのやり取りの方法について話しています。

 

 

Q4. 彼ら銀行が前やっていた方法のように、Rippleがどのようにしてその方法に取って代わりやり取りを行うのですか?

 

そうですね、今日、彼らは通常一方通行でのやり取りで取引を行うシステムを持ち使っています。

 

そして、一方通行の仕組みなので相手型の色々な意見をすぐに得ることができません。一方Rippleがこの面についてできることは、支払い情報を提示することで支払いに関する全てのコストを確認できるようにすることです。

 

例えばある取引の処理がある銀行に、そこから別の銀行に、そしてまた別の銀行に行っても、今までの取引を参照しコストを確認できます。

 

そしてまた、どれくらい処理に時間がかかるのかも見ることができます。 基本的に、ほとんどすべての支払いに関する情報は確認することができます。

 

Q5. ここで示されていることの意味には、例えば銀行1である私たちが銀行2に電子メールを送り、銀行2がその電子メールを銀行3に転送し、そしてまたそのメールが銀行3から銀行4に転送されます。しかしそこのやり取りに私は含まれていません。私の支払いが本当に正確に銀行間で情報が伝わり行われているのですか?Rippleの機能では、​​私のメールは全て複写され処理されているのですか?

 

貴方の懸念の通り、まさしく多くの支払いは上記の理由によって失敗していることが多いです。 宛先情報の一部が間違っている、例えば口座番号や住所、銀行名など、国際的な支払いの10%はこのような理由で失敗しています。

 

私たちは、その情報をすぐに検証できるようにすることで、それを解決できるようにします。これは、最初から最後まで通信できるようになることが、優れたサービスを提供できる重要な鍵となるという別の例です。

 

「最初から最後まで通信できることが優れたサービスを提供する上で重要な鍵となる。」だから、Rippleは単独であってもこのように言えるのです「心配しないで、あなたは銀行の中枢を担う巨大なシステムを持っていて、それはすべての支払いを行なっています。

 

あなたのすべての顧客は、何百万回も、国内でも、そして国外同士でもこのシステムをRippleで接続しようとします。なぜなら前にもRippleで接続していたからで、それはより迅速でより安価な支払いを可能にしますよ。」

 

 

Q6. あなたは、もし銀行が欠かすことができない根幹のシステムがある時に、それをより速く動作させることはできますか?元のシステム自体の動作が遅い場合でも、Rippleを使用して効果を得ることはできるのですか?

 

私は透明性の点で、利点を受けられると思います。 お金を動かす前に、システムの根幹自体の動作が遅く、リアルタイムで状況を把握できない場合でも、最初から最後まで通信することができるのできます。

 

なので、前もって事前にお金を実際に移動した際のコストや、それにかかる時間はどれくらいなのかがわかります。

 

私たちの顧客から聞いた話によると、実際はリアルタイムではないことが最も重要な問題ではないそうです。

 

私は上記のような確認を行えなかったことが原因で顧客が問題を発生させてしまう失敗率が最も重要な問題だと考えます。国際的な支払いを行う場合は、多数の汎用的で手軽に使える機能を集約させなければなりません。

 

私は、多くの銀行が内部のシステムを改良しており、その時に複数国間の決済の機能を統合する場所がないことを知っていると思います。

 

多数の国、例えば英国を参照してみると、国内のリアルタイムでの決済システムは非常に優れています。

 

しかし、他の国とリアルタイムでの接続することができないため、この点についてもRippleを利用することで多くのメリットに繋がるといえます。

 

人々はしばしば、より迅速に、より安価にという面を重要視しますが、実際にはより透明性が高く、より失敗を減少させることが重要だということを伝えることは、私が考えるにより価値を生む考え方を広められると思います。

 

 

Q7. あなた方はどのように透明性と匿名性のバランスを取っていますか? もしあなたがこの共有された元帳を持っていて、誰かがその元帳のネットワークを使用したとします。その誰かの取引をほかの人が見れてしまう場合、どのようにすればプライバシーを管理できますか?

 

私たちが現在使用している技術は、InterledgerProtcol(ILP)と呼ばれるプロトコルであり、このプロトコルでは、取引の詳細を知れるのはその取引に関わっている銀行や金融機関だけです。

 

ですから、例えば多くの取引者がおり、そしてその誰もが共有された元帳を見ることができるような他のソリューションとは非常に異なっています。

 

なので、Rippleはそのようなことを見ることはできません。その取引に関わる関係者と、監視役だけです。

 

「Rippleが現在使用している技術は、InterledgerProtocol(ILP)と呼ばれるプロトコルであり、そのプロトコルでは、取引の詳細を知っているのは取引をする当事者とその取引に関与している機関だけです。」

 

 

Q8. RippleとInterledger同士の影響の仕方にについて説明してください。 両者の違いは何ですか?

 

私達は共有された台帳(ledger)を主に一つの通貨の為に使っています。その通貨というのはXRPのことですが、これは質問にでてきている二つの事柄以外の第3のモノなので、おそらく読者の皆さんを混乱させてしまうかもしれませんが、私はそれをいつも、理解していく為に必要な段階だという風に見ています。

 

私達がRippleを用いて人々に最も今即座に与えることができる利益は、私達が先ほど話していたように透明性ですよね?ですので、それが今日も決済を行なっている銀行が得られる利益の中で最も近い未来に得られるものだと言えるでしょう。

 

 

Q9. 今まで話して来た中で矛盾していると感じる事柄があるので、私はそれらのことをより明らかにし、知りたいと思います。 Rippleへの入り口であり、他のものへの入り口でもあるInter ledgerを使用した場合の利点は、ある特定の取引に関わる銀行だけがその取引を見ることができるといった匿名性です。一方Rippleを使用した場合の利点をあなたは透明性であると言います。 私のゲートウェイ(法定通貨とXRPを交換し保有するための口座)を私と私のパートナーだけが見ることができるものだとしたら、どのように透明性と匿名性のバランスをとるのですか?取引の全体の動きを見ることができるのは、取引自体の関係者だけですか?

 

 

まさしくそういうことです。おそらく「透明性」は誤解を招く言葉ですね。私はいつも「透明性」というのは何を意味しているのか、そして誰の為のものなのかを考えています。私たちから見ると、それは、取引する際の道筋であったり、流動性がどのように見えるのかという点が利用者にとっての透明性だと考えています。

 

すべての利用者が彼らの資産に関する情報を共有することに納得しているわけではありませんし、彼らの価格設定について透明になることも納得していないかもしれません。

 

しかし私は、その面における透明性は必要であると考えています。なぜなら将来、顧客が必要とするだろうと考えているからで、例えば資産をシェアしたいと考える利用者も出て来ます。

 

そのような方達が私たちのネットワークに参加することを促すために透明性は必要で、そのような事業が最も成功する事柄だと考えています。

 

「資産をシェアしたいと考える利用者を、私たちのネットワークに参加することを促す。そのような事業が最も成功する事柄だろうと考えている」

 

監視当局も同様に「顧客を公平に扱う」という視点からそれを許可し楽観的に見ると思います。

 

私たちの時代を作りましょう。 我々はInter ledgerを持っているし、Rippleも持っている。そして第3のモノ、XRPをも持っています。

 

 

Q10. 今ここで1つの疑問を解決したいと思います。なぜInterledgerが必要なのでしょう?私は透明性が欲しいです。どうすればInterledgerを手に入れることができますか? どうすればそれの一員になれるのですか?そしてそれは私に何を与えるのですか?

 

Inter ledgerは基本的に違うシステム同士の相互運用性を助ける決済のためのプロトコルです。

 

私たちはインターネットから得られたアイデアを支払いに応用し適用したいと考えています。

 

ですから、インターネットと同じ種類の構造を使い、その歴史を参照し、実際にインターネットをお金に関しても応用し適用できるかどうかについて考えてみましょう。

 

私はブロックチェーンのインターネット、価値のインターネット、お金のインターネット、そして支払いのインターネットについて話す人が大勢いると思っています。

 

しかし、私は実際にはこれらの方々の多くはインターネットの構造を見ていないと思うし、それらの原則をそのまま適用できると思っていると感じます。 彼らはただそれらが完成した後の結果だけを考え、得ようとしているだけにすぎません。

 

Q11. では、現在の銀行のシステムと決済のシステムは、インターネットの初期の時代にいると言っても過言ではないでしょうか? インターネットが登場する前に、私たちはネットワークを構築することができました。大学はネットワークをもっていたし、企業もネットワークを持っていましたが、それらのネットワークを互いに接続しやりとりをすることは、いつも独占的で困難でした。それはまさしく現在の銀行のシステムに似ているように感じます。

 

私はその問題を解決したいと思いますし、それらのシステムがお互いにやり取りをする方法が必要ですが、私はインターネットプロトコルだけでは行えず、別のタイプのプロトコルが必要です。そして私はそれをする時、多分Interledgerのような物を使いたいと思うでしょう。

 

そうですね、私がいつもRippleの例で挙げられる最適の例は、VISAです。彼らのスローガンをあなたは知っていますか? 「あなたの目指すところにどこへでも(Everywhere you want to be)」です。

 

他のクレジットカード会社MasterCardでも基本的に同じことを挙げています。「買えるものは全てMasterCardで(For everything else, there’s MasterCard)」です。

 

どちらのケースでも、どれだけ彼らのネットワークが大きいのかを、どれだけ多くの使用者がその人たちの行先でこれらのカードを使うことができるかを宣伝しています。

 

最も重要な価値と言えるものは、使用料がどれだけ安いのかや、どれほど速いのか、またそれに似たようなモノのことではありません。

 

それは「どれだけ多くの利用者のニーズに応えられるか」です。十分に時代を遡れば、貴方はCompuServeとオンラインサービスのプロバイダーの広告を見ることができるでしょう。

 

そこには「私たちは全体の中のほとんどの利用者を抱え、ほとんどのサービスをも持ちます」と書かれています。

 

すべてのネットワークが一緒に結び付けられる前、最も価値のある問題は常に何人の利用者を獲得できるかということで、それは道理にかなっています。

 

これらの非常に大規模な現役の会社が2人揃えば、利用者など世界規模で手に入ります。しかし、何が起こったかというと、すべての小規模のプロバイダー達が一緒に提携し、相互運用性のある彼らが様々なプロトコルを使い出します。

 

その頃貴方は突然、彼ら提携したもの達が現役の会社に脅し始めるのを見ます。まだ完全な技術にはなっていない決済の世界では、まだそのようなことは起きていません。

 

そしてInterledgerでは、上記の前例のようなことを決済の世界でも起こすことができるプロトコルを作成しようとしています。

 

 

Q12. Interledgerを完成させたら、どのような問題のプロセスを進めたいですか?支払いが相互運用可能になったら、次に解決すべきと考えることは何ですか?

 

私たちは11人のInter ledgerのためだけにフルタイムで働くエンジニアを雇っています。私たちがこれほど多くの時間をInter ledgerの開発に費やしているのは、私たちの製品の中でInter Ledgerが大きな引率役になると考えているからです。

 

なぜなら、これが現代のシステムにさらにプレッシャーをかけ、技術革新を停滞させずに推し進められるからです。

 

私たちがInter ledgerに思い描いているような、どんな財布からどんな財布にでも支払いができ、流れの中で円滑に人々が決済をするようになれば、私が現在使わざるを得ないこれらの高価で低速なネットワークをもはや使わずに済みます。

 

その段階に達した時、銀行はそれに追いついていくしかなくなります。ですので敢えて今、銀行がそれを行えるように、銀行のためのソリューションも提供しています。 そしてまたそれも私たちの製品に需要を生み出しています。

 

ソース :Stefan Thomas, on Ripple, Interledgers & XRP – 11:FS

 

 

まとめ

 

ILPで世界中の台帳やシステムを繋いでいくと、XRPやBTCを使う技術的障壁がなくなります。そのとき、最も決済用として特性が適してるXRPが選ばれ、XRPが使われ始めると、ネットワーク効果でどんどんとXRPが便利になっていくでしょう。

 

 

 

 

XRPが便利になれば、XRPのまま待つ企業が増えて徐々にXRPに価値が上がり始めると私は考えています。

 

 

 

 

 

 

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