イーサリアムとは?
イーサリアムとは、「イーサリアムプロジェクト」という、新しい試みを実現しようとする計画・組織があり、その計画のために必要な技術として提供されているアプリケーションやソフトウェアなどのプラットフォームの総称です。
なので正確には、「イーサリアムという名称≠仮想通貨の名称」であり、本当はイーサリアムプロジェクトにて使用される仮想通貨のことを「ether(イーサー)(ETH)」と呼びます。(最近ではイーサリアムという名前が普及しているので通貨自体のことをイーサリアムと呼ぶ人も多く、そっちが多数派になりつつありますが正確にはこうです。)
「Ethereum」って聞くと、ビットコインを連想するけど、実際は、分散アプリケーションプラットフォームを指す
そのEthereum上で、AIの提供・利用をマッチングし、AIを使った分だけ利用料金を暗号通貨もしくは独自デリバティブで授受するサービス「SingularityNet」なかなかキテるねぇ#fukuokaaihttps://t.co/ORxauvr87a
— piacere (@piacere_ex) 2017年11月13日
イーサリアムの特徴(スマートコントラクト)
仮想通貨で一番有名なビットコインが『仮想通貨1.0』であるの対して、イーサリアムを代表とするアルトコインは、その進化形と言える『仮想通貨2.0』にあたります。
そしてETH(イーサリアム)の特徴には「スマートコントラクト」というものがあります。スマートコントラクトというのは、ざっくりいうと「契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組み」とのことを指します。
仮想通貨の代表格であるビットコインでは、システムによって、通貨の取引履歴が書かれている台帳をP2Pという分散管理システム、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざん防止の仕組みで管理することで、通貨としての信頼性を確保しています。
ですが、イーサリアムではさらにこの台帳で「契約の記録」も管理することが可能なのです。
つまり、イーサリアムのシステムを利用した売買だと、「〇日以内に同じ店で買い物した場合は半額」というような「契約内容も売買記録と一緒に付与することができる」のです。
この記録は、P2Pという分散管理、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざんを防止するシステムに守られているので、相手側は絶対にこの約束を実行しなければなりません。
更に言うなら、システム上の契約に盛り込まれている場合であれば、買い物時に条件を満たしていれば勝手に半額になる仕組みにすることもできます。
これが、イーサリアムの特徴である「スマートコントラクト(契約の条件確認や履行までを自動的に強制させられる仕組み)」の概念です。
スマートコントラクトって,自動販売機みたいな自動的な契約を,プラットフォーマーを必要としないで誰とでもできる仕組みってことかな
— そねを (@ATH_ray_) 2017年11月23日
この「契約」はチューリング完全な言語により記述することができ、中央機関や仲介者を介すことなく契約を自動執行できます。(ただし契約の執行には複雑さに応じたイーサを支払う必要があります。)
この「契約も一緒に管理する」という部分が、ビットコインとの一番大きな違いであり、イーサリアムの一番の特徴になります。
このように、イーサリアムを利用すれば中間業者を通すことなく、当事者同士が直接やり取りすることで安全に早く「契約」を実行することができます。
そしてイーサリアムでは、この「契約内容」を仮想通貨だけではなく、株式、債券、金や石油などの商品、既存の通貨や不動産など様々な情報を取り扱うことができます。
これがイーサリアムの注目されている点でありこれが実用化されることが何を意味するのかというと、これまで証券取引所を介して取引していた株式なども、個人間で直接やり取りできるようになります。
同じく金や石油など商品や先物市場も、これまでは取引所が一括管理していた取引情報を、イーサリアムが持つブロックチェーンに情報を載せて、個人間でやり取りできることになるのです。
そしてこれは、証券や債券市場だけでなく、不動産やビジネスの売買など、ありとあらゆる契約を処理することもでき、将来的には取引において仲介業者の存在感は今よりかなり薄くなるかもしれないと言われています。
音楽業界にもブロックチェーンの波が!ユニバーサルミュージックがイーサリアムのスマートコントラクトで著作権管理を検討してるそう。そうなればJASRAC必要なくなるし、アーティストに還元できる金額が… https://t.co/UvSrvb9x6W
— Kojisandayo (@kojisandayo) 2017年11月26日
もちとんイーサリアム上で行った「契約」は完璧に遂行されるため非常に信頼性の高く、加えてイーサリアムのやり取りは、ビットコインと同様に匿名性が非常に高く、また相互監視の仕組みから安全性も担保されています。
イーサリアムの将来性
これまで取り上げてきたように、イーサリアムはビットコインではできなかった様々なやり取りを実行できるように設計された暗号通貨であり、ビットコインを超える仮想通貨の本命と言われています。
今ではビットコインとアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)は数百種類ありますが、アルトコインの大半はビットコインの劣化コピーのものが多いです。ですが、このイーサリアムはそれらとは違い将来性があります。↓
・マイクロソフト・トヨタと提携:マイクロソフトはビジネス向けクラウドサービス Azure プラットフォームに、イーサリアム基盤のブロックチェーン・ツールを導入すること発表し、この他にも大手金融機関4社がこのツールを契約していることを明らかにしています。加えてトヨタも自動運転などの分野でイーサリアムの技術提携を始めています。
・IBM、サムスンがイーサリアムを活用:IBMがサムスンと提携し、イーサリアムを活用して家電製品に関連するサービスを検討しているようです。
トヨタ、三菱東京UFJなど国内6社、ブロックチェーン「イーサリアム」連合に加盟https://japan.cnet.com/article/35101554/
イーサリアムはこんな感じで企業や銀行にも大注目されており、大化けする可能性を秘めています。
イーサリアムが購入できる取引所
日本の仮想通貨取引所の中でイーサリアムを取り扱っているのはコインチェック(coincheck)・Zaif(ザイフ)・ビットフライヤー(bitflyer)の3つで、イーサリアムを一番安く購入できるのは板注文(指値)で購入できるZaif(ザイフ)です。
イーサリアムの今後の将来性
イーサリアムでは、この仕組みをもっと壮大なプロジェクトとして、様々な取引に応用しようとしています。イーサリアムの時価総額は、仮想通貨 最大手のビットコインの約7000億円の、次に大きい約830億円でありビットコインとイーサリアムの2つで仮想通貨シェアの約90%を占める計算となっており、今後さらなる発展していく可能性があり目が離せません。
この記事を訪れた方の99%は仮想通貨で大きく資産を増やしたいと考えていると思います。もちろん私もそう思ってビットコインキャッシュ(BCH)とイーサリアムを持ってます。
2017年は仮想通貨元年と言われ、3~5月頃には仮想通貨は投機商品として注目され、バブルのような急上昇も起こりました。
ここから浮彫になる問題としては仮想通貨は価格変動が激しすぎるという点です。投機みたいなギャンブルなら問題ないのですが、仮想通貨は既存の通貨に代わる新しい決算手段のために開発されたものです。こんなに価格がコロコロ変わっていたら取引に使えません。
個人的に思う事としては、仮想通貨は生まれたての子供であり大局的に見て今は混迷期だと思っています。将来的には、いずれ仮想通貨の存在が世界中のあらゆる人に認識され、ビットコインキャッシュやイーサリアム、リップルなどの有望な仮想通貨の価格は今より遥かに上のところで安定すると思います。
私のオススメする仮想通貨の投資方法は余裕資金で数年位寝かせたままほったらかしにしておくことです。ですが、一回購入したら毎日値動きが気になって夜も眠れなくなってしまうのならやめておいたほうがいいでしょう。
あと現状の仮想通貨はただでさえボラが激しいものなのに、それにレバを掛けて信用取引するのは自殺行為なので本当にやめた方がいいです。
それはさておき話を戻すとイーサリアムの現在価格は1万円くらいです。あくまで個人的見識ですが、今から買ってそのままにしておけば、イーサリアムはいずれ10万かそれ以上・・・つまり10倍以上になってると思います。
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