信じられるのは自分だけ
日本の円や大企業が信用できたのは、日本の経済が右肩上がりだった高度経済成長期の話です。そして彼らを信じた結果、今の日本はデフレから抜け出せずGDPも中国にはあっさりと抜き去られ、年々今まで後進国だと見下していた東南アジア諸国にも追いつかれそうになっています。
そして国もあなたを助けてくれるとは限りません。現に年金支給開始年齢はだんだん引き上げられており、あと数十年後に私たちがもらえることはほぼないでしょう。国はそれが分かっているから確定拠出型年金と積み立てNISAを使って自分で資産形成しておけよと言っているわけです。
始めたいけどお金がない人へ
私はたまに投資の魅力を語るのですがたいてい帰ってくる答えは↓のような感じです。
「金がない」
「まずは貯金したい」
「勉強します」
「貯金」「円」「大企業」「日本」しか、大半の人は信じないのですが、彼らはもう信じられる存在ではありません。自分の身は自分で守りましょう。日本人特有のお金の価値観として以下のようなものがよく出てきますが、はっきり言ってこれらはまやかしです。
・金儲けは汚い
・投資は危険
・貯金しとけば安心
・借金は良くない
・汗水垂らしてお金を稼げ
・質素倹約こそ美徳
・お金より大切なものが・・・
この世は金が全て
この資本主義社会のルールは金を多く持っている人が偉いというルールです。日本はこれまで終身雇用制のような一種の共産主義的社会でしかも高度経済成長で成功してしまったので、資本主義的な考えがまだ一般に広まっていませんが、この世は金が全てです。
その証拠に金もろくに持っていない・稼いでいないニートがいくら高尚な言葉ことを並べても人々は金を持っていないとその言葉に耳を貸そうとしません。反対にTwitterの億トレが煽る銘柄には少し考えればはめ込みでしかないのに簡単に自分の大切な財産を簡単につぎ込みます。
よくお金が全てではないと言いますが、これは金がほぼすべてだからこそ、敢えてそれを言わない俺かっけーという単なる逆張りでしかないのです。金が全てだとみんな心の底で思っているからこそ金が全てでないという言葉が出てくるのです。
本当にお金が全てではなかったらそんなことは太陽が東から登って西に沈むみたいな常識として誰も言いません。もちろんお金で買えないものもあります。ですが、ほとんどのものはお金で解決します。
よく金持ち故の孤独みたいな悩みがありますが、それよりもお金がないことで悩んでいる人のほうが遥かに多いです。なのでまず金を稼ぎましょう。時給で働く肉体労働もいいですが、頭を使って効率よくお金を稼ぎましょう。
汗水流してただひたすら働くことは美徳ではありません。単なる効率の悪いアホです。そうでなくともリスクヘッジの手段として投資というのは必要なものです。みなさんの会社がこれからもずっと続いていくか、そして皆さんがこれからも健康で働き続けられるかは誰にも分かりません。
その時に備えて保険に入っているひともいっぱいいますよね?投資もそれと同じでそのリスクを分散させる手段の1つなのです。
私から具体的な提言としては、勤め人は全員例外なく会社を裏切ってでも副業を今すぐ始めること。これを裏切りと思う人間は生き残れないし今後不遇不満の人生になる。結局は投資かネットしかない。すぐ始めること。起業家は破壊的行動力とアイディアを持って所属する業界をせん滅することだ。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年2月24日
投資は金融商品だけではない
投資というと、株式などのイメージを皆さん持っていると思いますが、投資というのは必ずしも株や仮想通貨を購入することだけではなく、何に自分のコスト(お金や時間)をかけるのかを吟味することだと思います。
なので暇な時間の使い方や仕事選びも実は投資に繋がっているのです。友達と遊ぶかゲームするか、資格勉強するか、本を読んだりするか、有限の時間をどう使うかも自分への投資・時間への投資だと言えます。
実際就職活動もある意味では3億円の投資だといえます。途中で転職する場合もありますが、基本的には就職とはその企業に自分の体と時間という資本を投下することなのです。労働も自分の金じゃなくて肉体を酷使して金稼いでる一種の投資です。自分の頭脳や肉体が優れてればリターンが上がるから自己研磨するわけです
高所得者から税金を!
学歴社会、反対!といくら声高に叫んでも。
高値づかみの実態は、バカな低所得者が頑張って稼いだお金を、金持ちエリートに喜んで差し出しているという構図。そう考えると、悔しくないか?
勉強しよう。勉強ほど固い投資はない。
勉強する人は、勉強しない人に負けない。— ビットコインの未来を信じる人 (@believe_bitcoin) 2018年1月11日
自分で意思決定する
大切なのは自分で決めて自分で行動することです。そして行動せずなにもしないということは一生成功へのチャンスを失い続けることであり、死んでいるのと同義なのです。
真面目に働いて稼ぐ こつこつ貯めるなんてまっとうに聴こえるかもしれませんが、経済成長が止まり、少子高齢化が加速している今の日本では、それをやっていたところで多くの場合夢も叶えられやしないし希望もありません。リスクを恐れ敬遠し安全な道だけをだらだら行けば、気づいた頃には鏡に映る自分は老人になっているのです。20代30代、若いうちに投資で勝負すべきです!
©福本信行 賭博黙示録カイジ(7) (ヤングマガジンコミックス)より引用
生のある人生とはリスクを取って生きることです。リスクを必要以上に恐れる人がいますが、リスクを取らない人間にリターン(成功)はありません。なので身が破滅するほどのリスクは取るべきではありませんが少しなり投資んどの形でリスクを背負うべきです。
そして、仮想通貨だろうが株式投資だろうが草コインだろうが、ICOだろうが、自分で調べて・判断・決断して投資する分には全然問題ないと思います。
投資における真のリスクというのは、値動きではなく自分で判断せずに、人に意見や雰囲気に流されて行動し必要以上のリスクを背負ってしまうことだと私は考えています。大切なのは自分の背負うリスクの大きさを測り間違えないことです。このリスクの大きさを見極める審美眼は投資について勉強し実際に行動することでしか身に付きません。
それは投資だけでなく、どの分野・コトにおいても同じです。行動しましょう勉強しましょう。行動する人にしか未来はありません。
コメント