【ビットコイン】仮想通貨産業で起きている競争の行方とその将来を予想する

今回は仮想通貨産業で起こっている競争の内容とこれからの将来についてなどについて色々書いてみました、最後まで読んでいただけると幸いです。

仮想通貨産業ではOS争いが起きている

仮想通貨、ブロックチェーン産業というのはまだ立ち上がったばかりの黎明期です。ブロックチェーンエクスプローラーなどでUUIDで自動生成されたむき出しのアドレスやトランザクションでやりとりしている状態を見ていると、今の仮想通貨産業はコンピューター産業でいうと、まだWindowsなどのGUIもなく、コマンドシェルの黒い画面に対してコマンドを打ち込んでいて、通信方式や暗号化の規格も決まっていない段階だと思っています。

そして、仮想通貨産業を理解する上での大きな見方としては、ここにも2つあり、それはコンピューターと同じく「ハードウェア」「ソフトウェア」の概念だと思います。ブロックチェーンエンジニアの人たちがこれがちゃんと説明してないから(もしくは気付いていない)から皆色々勘違いしているのではないかと思っています。

仮想通貨には「プラットフォーム型」「トークン型」の2種類があります。プラットフォーム型というのは、そのチェーン上でトークンやスマートコントラクトを起動することができるメインチェーンです。

現在有名なものであればイーサリアムなんかがあります。イーサリアムではスマートコントラクトを使ってトークンを簡単に発行することができます。一方トークン型には「Hydro」や「IXT」なんかがあります。こういったものは今だとほとんどがイーサリアムでお手軽に作れるということでイーサリアムのチェーン上で動いており、その取引処理性能などは大元のチェーンの性能に依存します。

そういった意味では「プラットフォーム型」はコンピューターでいうところのOS、つまりハードウェア側で、「トークン型」はOS上で動作するアプリケーション、つまりソフトウェアにあたると言えます。

そして、今仮想通貨で起こっていることは「プラットフォーム型」のコインたちの覇権争いです。2019年現在世界中の数十億人の人たちが取引に使ったり、スマコンを実行するほどのスケーラビリティを持っている「プラットフォーム型」コインは存在しておらず、それを作ろうと皆がやっきになっており、負けそうな勢力が競争相手への誹謗中傷を行っている風景も見受けられます。

現在の仮想通貨はコンピューターでいうところのOS争いの段階にあると言えます。ここから今のPCでいうところのWindows・Mac・Linuxといったような感じで数種類のコインがプラットフォームとして覇権を握ると思います。

「仮想通貨は最終的に数種類しか残らない」の真の意味

プラットフォーム型のコインで覇権を取れそうな候補として有力なのはイーサリアムBSV waves NEM EOS XRP(と連携してるCorda)などです。 そして、今起こっているOS競争が終結して大勢が明らかになってくると、そこからDappsという形で「トークン型」コインのソフトウェアとしての如何にユーザーの利便性を満たせるかという競争が始まっていくのだと思います。

これに関しては今のPCのソフトウェアのように無数のプロジェクトが出てくると予想しています。なので「仮想通貨は最終的に数種類しか残らない」というのは半分正解で半分間違いという感じだと思います。

正しくは「(トークンプラットホームとなる)仮想通貨は最終的に数種類しか残らない」だと思います。(他にもPoS型のコインで通貨としての機能にコミットしたものも残るかもしれません。)

そしてそのプラットホームの上には今のpcの数多のソフトウェアのように色んなトークンが発行されるでしょう。 そういう意味では仮想通貨はまだ黎明期も黎明期でコンピューター産業でいうならIBMパソコンすげえええええええと言ってる段階だと思います。

個人的にBTCというのは性能的に見てIBMパソコンのようなものだと思っていて、今は主流ですがそのうちmacやwindows・Linuxに当たるものに追い抜かされて、完全消滅はしないでしょうが、その存在感が薄くなっていくでしょう。

ブロックチェーンは新しい「通貨」であり「データベース」

ブロックチェーンには「ハード」と「ソフト」の下のさらに2つの特徴があります。まず1つ目は『「通貨」としてのブロックチェーン』です。ビットコインという名前からしてブロックチェーン=通貨システムと思っている人が多いと思いますが、実はそうではありません。

というのも通貨システムは結局「aさんからbさんに100円送った」みたいなコインのやり取りをトランザクションというデータを改ざんされないように超厳密に管理したデータベースであり、これができるということはトランザクション以外の画像やテキストなどの様々なデータも保管することが可能なのです。

これがスマートコントラストやトークン発行機能の部分であり『「データベース」としてのブロックチェーン』です。前者の通貨機能はこれのオマケ的な側面があると思います。

そして、スケールしつつデータを保管するブロックの要領を増やすことできれば、画像や動画なども保管することも理論上可能です。これが可能になると何ができるのかというとweb3.0に定義される「ブロックチェーンインターネット」です。

こういったようにブロックチェーンの最終的な目標は単なる通貨システムではなくインターネットにあります。ですかここに大きな問題があります。 そう「スケーラビリティ問題」です。これが今のブロックチェーン産業の大きなネックになっています。

仮想通貨の代表であるビットコインに至って2~3件/秒で価格が変動して多くの人が動かし始めるとすぐ詰まりして、すぐ送るためには高額の手数料が必要になります。2017年のバブルでは取引一回あたり5000円くらい掛かっていました。

そして、今有名なイーサリアムも10件/秒程度で、取引データを送るのが精いっぱいで、Dappsなんか作って動かそうものならすぐ詰まってしまいろくに使えません。

最低限通貨として世界中の人々が使うに堪えうるのはVISAが5000件/秒なので、通貨として問題なく使うだけでもそれくらいの処理性能は必要になってくるでしょう。またインターネットにするのであれば、より高い処理性能が必要になってくると思います。ですが、ビットコインとイーサリアムはまず通貨としての「スケーラビリティ問題」すら解決する目途が立っていないので恐らく消えていくでしょう。

馴れ合いしていたい仮想通貨成金達

このように現在の仮想通貨界隈で起こっていることは、「通貨」「データベース」としてスケーラビリティを解決したコンピューターでいうところのOSに当たる「プラットフォーム」としての用途に耐えうるコインの開発競争な訳ですが、それと同時にこれを阻害したいと取引所ビジネスを行っている人間や負け濃厚の開発グループによるの足の引っ張り合いも起こっています。

というのも2016~2017年にかけてのビットコインの上げ基調で世界中に仮想通貨取引所などが乱立しました。このときは取引高もあり、580億円ものNEMをお漏らししたコインチェックの決算を見てもわかるように皆手数料ビジネスでウハウハだったわけです。

ですが2018年にバブルは崩壊し、取引所の収益は激減しました。そこで各取引所が生き残るために始めたのが信用取引の拡大と新規草コインの上場です。特にICOでイーサリアムでゴミトークンを作って金を集める~→集めた金の一部で取引所に上納金を払って上場する→短期取引ギャンブルによる手数料ビジネス、これを取引所は続けていきたいわけてす。

なぜかというと手数料で儲かるからです。今の取引所は取り扱っているのがカードゲームからトークンになっているだけで、本質的に賭場・カジノに近いものがあります。

そして、スケールの目途が立たないコインの開発グループは逃亡すると詐欺師扱いされますし、負けたことになるので、どうにか自分のコインを生き残らせたく負け濃厚なグループたちと取引所が手を組んで勝ちそうなところに誹謗中傷を行っています。

現在の仮想通貨市場に取引所ビジネスで参加している人の大半が考えていることは、まともにスケール開発は考えないで、微妙な性能のコインを乱立させてアトミックスワップで繋げて皆がほどよく共存して住み分けられるようにしようというものです。

ですが、それに対して住み分けせず一本化して世界中60億人が様々な用途に使っても問題ない性能のコインを作ろうとしているところもあります。そういったコインは皆がなぁなぁで仲良く共存しようとしているところに、ガチのユーザビリティ第一のビジネス競争を仕掛けているので嫌われています。

特にBitcoinSVの開発者であるCSWなどTwitter上ではコードも書けないキチガイのように言われていますが、一度SNSの外に出て調べて見ると、彼はそもそもオーストラリアの証券取引のセキュリティ担当をしていた暗号の専門家でありサトシであろうとなかろうと彼のmedium位は読んでおくべきです。(高度過ぎてワケわからん箇所もありますが)

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法整備と規制で仮想通貨成金は淘汰される

自分は最初ビットコインや仮想通貨は現状の世界経済の外側に新しく世界を作る革命的なものだと思っていました。ですが、仮想通貨の規模が大きくなると政府側も本格的な規制に乗り出してきていて、奔放だった仮想通貨取引所が通貨を廃止したり真似ロン対策にパスポートなどの本人確認を始めて出しているのをみてやはり規制には勝てないなと感じています。

おそらくビットコインを始めとする仮想通貨技術は、今の世界の外に新しい経済圏を作るものではなく、規制当局法律や規制の枠組みの中で現在の社会をより便利にするものになっていくと思います。一時期はビットコインで国家を作るなんて風潮もありましたが完全に消えましたね(笑)

そして、仮想通貨の中でまず普及するのはいち早く規制当局とコンタクトを取って擦り合わせを行っているところだと思います。ビットコインコミュニティなどはMeetupなどの草の根活動で普及させようとしていますが、個人→政府のボトムアップ式より、政府・企業→個人のトップダウン式の方が普及スピードは速いでしょう。

やはり金融分野というのはほかの産業よりもイノベーションを起こしにくく、起こすためには、いかに規制当局に逆らわず媚びを売れるかだと思います。

そして、その中で仮想通貨成金たちは廃業したり、既存の金融機関の仮想通貨ビジネスの参入の足掛かりとして取り込まれたりして消えていくと思います。

そういう運命を自覚しつつある仮想通貨成金たちが消えていく前に色々足掻いて適当なことを言いまくっているのが今の仮想通貨界隈の状況でしょう。ビットコインのマイニングを行っていたbitmain、CEOのジハン=ウー氏なんかがその典型でしょう。バイナンスなんかはうまく立ち回れれば生き残るかもしれませんし必ず淘汰されるとは言いませんが、CZのイライラ発言をみていても正念場にある雰囲気は感じます。

これからの仮想通貨市場は規制が整えばにNasdaqなどの既存の証券取引などの金融機関が参入して今とは全く別の風景になると思います。この界隈は変化が激しいので今から数年たてば現在は当たり前のことが全くの間違いになっているなんてことが起こっているでしょう。

実際スマホが登場する10年前は携帯産業はノキアという企業が大手でしたが、Appleやサムスンの台頭で一瞬消えました。仮想通貨産業もスマホなどと同じくらいの速さがあるので、常に変化する状況を注意深く見ていかなければいけないと思います。

そして、その激しい変化の中でも生き残っていくのは規制当局とのすり合わせや規制を意識した開発ができて、かつそれをクリアできる資金力や技術力のあるプロジェクトになると見ています。

終わり~卵は一つのカゴに盛るな

まとめると現在の仮想通貨で起こっていることはバブル崩壊でケツに火が付いたbitmainのような成金の最後の足掻きとパブリックデータベース(web3,0)としてのメインチェーン争いです。

有力候補はここで名前を上げたものたちですが未来は分からないのでどれになるか断言はできません。まあXRPはW3C(インターネットのhttp:www←ここの通信規格を統一している機関)と手を組んでいますし、インターネット上の通貨としてかなり有力候補となっています。

クレジットカードや現在日本に乱立している「Paypay」などの電子マネーなんかは加盟店が高い手数料を支払わなければいけない無駄に高額なシステムですし、国際送金のSwiftもそうですが、これらの伝統的な決済システムはXRPなどのブロックチェーン技術を使った決済システムに淘汰されると思います。

一方ブロックチェーンインターネットの方は、個人的に応援しているプロジェクトはあるものの、そもそも作ること自体出来るのか?誰が覇者になるのか?がまだまだ分かりません。ですが、見てて非常に面白く、できたところにDappsでいち早く乗り込めば投資家としてではなく、起業チャンスもあるかもしれないと思い注視しています。

そして、ブロックチェーンだけではなく他にも5G・iot・AI・VR・AR など面白い先端技術がいっぱいありますしこれからの時代は変化の多いエキサイティングでスリリングなものになるでしょう。

ですが逆にいうとそういったものに注意を払わずスマホゲーをひたすらポチポチしている人は置いていかれることも意味しており、便利な技術によって庶民の生活の質自体は底上げされるでしょうが、富裕層との受けられるサービス格差はますます大きくなっていく時代になっていくと思います。再生医療なんかが発達すればカネの有無が寿命なんかを大きく左右することになるかもしれません。

そして仮想通貨に投資する上において、自分にも言い聞かせていることではありますが、一番抑えるべきことは「卵は一つのカゴに盛るな」ということだと思います。

Twitterなど今のSNSの仮想通貨界隈は推しコインなるものを全面に出して信者同士が引用やリプライで喧嘩していますが、そもそも株式市場に上場もしてない小規模のプロジェクトに全力一点掛けって投資という意味では非常にハイリスクで危険であり、絶対にやめるべきだと思います。

もし早期から仮想通貨市場に参入していた恩恵を受けたいためにこの界隈にいるのであれば色んなコインに分散投資しておくべきです。 もちろん人間なのでモノの好き嫌いは当然ありますが、それは資産運用の場面では出すべきではないと思います。

ICO・仮想通貨投資とはベンチャー企業の青田買いに近いものです。なので、投資戦略もベンチャーキャピタルと同じように1つのプロジェクトが絶対成功すると考えず複数のものに分散して投資するべきでしょう。

数十個くらい買って大半が無価値になっても1、2個成功しコインの価値が100倍くらいになってトータルでプラスなら良しという考え方でいくべきです。

僕も今のBTCは技術的な面やその他もろもろの理由からあまり好きではありませんし将来性はあまりないと思っていますが一応BTCは持っていますし、それこそ仮想通貨以外にもドルや株式など色々持っていますしAI分野も色々勉強して投資も行っています。

もちろん自分の中にも本命というか一番強く思い描く予想があり、その通りになってくれれば投資としては100%万々歳な訳ですが、これまでの投資経験から物事が自分の経験通りにいくことはあまりない、というかほとんどなかったので最高なケースから考えうる最悪なケースまで常に自分の中で色んなケースを想定しています。

信じることは大切です、キリスト教宜しく隣人の無償の愛に救われる人もいます、ですが、資産運用において、実際に会ったこともないインフルエンサーの推す銘柄やコインを信じて一点賭けするということは単なる思考停止であり悪手としか思えません(実際に面識があったとしても人の意見を鵜呑みにしての資産運用は危険です)

もしそれが本物でラッキーパンチで、そのときはうまく成功したとしてもその後どこかで絶対に失敗します。バイオ株で億近くから大損した人なんかはそのケースだと思います。

仮想通貨が新しい通貨でありアセットクラスであるデジタル資産として、本当に私たちの暮らしに根付くかはまだわかりませんが、今まで人類が石から貝殻に、貝殻から硬貨に、カタチを変えてきたように、変わっていくのであれば紙幣の次はこれの可能性が高いと見ています。







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