ピアツーピアビットコイン取引所Paxful、マーケットプレイスを閉鎖-　重要スタッフの離脱と規制上の問題を原因に

ピア・ツー・ピアのビットコイン取引所Paxfulは、主要スタッフの退職と規制上の懸念が原因で、取引所を閉鎖することを発表しました。

Paxfulは、ユーザーがビットコインを買うために手数料を支払う必要がない取引所として知られ、どんな国でもビットコインの取引を可能にしています。

Paxfulは、取引所では支払いの遅延が起こったり、取引がキャンセルされるなど、問題が頻発しており、これによってユーザーが困惑していました。

このため、同社は新しい取引システムの導入を予定していましたが、主要スタッフが退職したことにより、計画は中止されました。さらに、規制上の懸念が取引所の閉鎖につながった可能性があります。

Paxfulの創設者であるRay Youssef氏は、取引所の閉鎖を発表し、「私たちは過去5年間、世界中の人々に仮想通貨を提供する上で、非常に困難な仕事をしてきました。私たちは全てのプレイヤーに影響を与える重要な決定を下す必要があったことを理解しています。私たちはユーザーに対して誠実であり続けます。」

Paxfulが閉鎖するまでの期間は、現在不明ですが、同社はユーザーに対して、ビットコインの引き出しを可能な限り早く処理するよう要請しています。