仮想通貨のXRP(リップル)が、米証券取引委員会(SEC)から非合法性証券の販売容疑で提訴され、数か月が経過していますが、この訴訟の勝者を予測する声が上がっています。
仮想通貨キャピタリストのマックス・キーザー氏は、リップルがSECに対して勝訴するチャンスがほとんどないと予測しました。
キーザー氏は、「SECが、リップルのXRPを非合法的な証券として規制することは、アドバンテージの著しい形で果たしている」と述べ、「裁判が続いても、リップルは勝訴することはできないだろう」と予測しています。
「SECがリップルに向けたクライアントになった場合、10億の利益を受け取ることができるだけでなく、投資家から受け取った10億ドルを返還することができる」と、キーザー氏は追加しました。
この訴訟が始まった当初から、リップルは自社のビジネスモデルを合法的であると主張し、XRPは通貨であり、証券ではないと信じています。しかし、SECはこの主張を受け入れられず、暗号通貨業界全体に重大な結果をもたらす可能性があります。
SECは、リップルがいわゆる「イーサリアム(Ethereum)テスト」の期間中に、XRPを非合法的な証券の一種として販売していたと主張しています。これが有罪となれば、リップルには多額の罰金や制裁金が課されることになるでしょう。
仮想通貨の価格が不安定な中、リップルはこの訴訟に直面しており、この訴訟の結果がリップルの将来に大きな影響を与えることが予想されます。
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