この前Twitterでコインチェックに預けていた金を全部盗まれたとツイートしていた方がいて、その顛末をみていて色々と思う事があったので改めて仮想通貨取引所の使う上での注意点をまとめておこうと思います。
取引所に登録する上で絶対するべき3つの事
①2段階セキュリティーの設定
まずはコレです。二段階セキュリティー認証。
二段階認証はシンプルなハッキング対策ですが、現状ユーザー保護においてはシンプルさのわりに最強のセキュリティーです。
今のところ2段階認証が破られたという話は聞いたことがありません。
もし破られたとしても最悪これをやっていれば、100万円までハッキング被害の損失を取引所側が保証してくれます。
コインチェックやビットフライヤーZaifなら、ホーム画面で二段階認証の設定を勧めているので、絶対やっておきましょう。
※2段階認証とは?
メアドとパスワードを入れた後にアプリで生成した6桁のワンタイムパスワードを打ち込むセキュリティーです。
これはスマホのみで、そのスマホの持ち主以外のアクセスを事実上不可能にするセキュリティーです。
現状仮想通貨界で2段階認証していてアカウントをハッキングされた事例は0であり、現状最強かつ認証にかかる時間は5秒程度とお手軽です。
それが「2段階認証(2FA)」というセキュリティで、セキュリティ設定にかかる費用はスマホを持っていればタダです。
・設定方法
コインチェックならばログインし、「設定」→「二段階認証」→「設定する」と進みます。
ここで「Google認証システム」をインストールしていなければインストールしてください。
そしてコインチェック側で表示されたQRコードまたは数字をインストールした「Google認証システム」で認証します。
表示されたワンタイムパスワードを入力→「設定する」
以上で設定完了です。
②パスワード使いまわさない
当たり前ですがこれも大切です。もっと言えばメアドも取引所ごとに変えておくべきです。
そして、パスワードも生年月日などの単純なものではなく、規則性のないものしておくべきです。
セキュリティー意識の高い人は乱数で生成するという方法をやっていたりするみたいです。
③パスワードをブラウザに保存しない
加えて、パスワードを自動ログインに使うためにブラウザに保存するのも危険です。
自動ログインにしておいたた場合、スマホやPCを盗まれた場合第3者に勝手に入られる可能性があります。
またメモ帳アプリなどにパスワードを保存するのも絶対止めましょう。
保存するなら紙のメモ帳です。電子社会になった今案外手書きメモとかに残しておく方がサイバー犯罪耐性は高いです。
ハッキングは誰の責任か?
・2段階認証しなかったユーザーの自己責任
・ハッキングされたコインチェックの責任
というように、ツイッターを見ていると様々な意見があるようでした。
二段階認証を徹底していないコインチェック運営、二段階認証をしていなかったユーザー・・・私は正直どっちもどっちだと思います。
ただ私が言えることは、仮想通貨は将来性がかなり高いのとトレンドな分野であるため、仮想通貨資産を狙うハッカーはかなり多いです。
なので、2段階認証(2FA)を設定しないとハッキングされる可能性はかなり高いということです。
ハッキング被害で資産を全て失う可能性があるのです。
なので、現状破たんするリスクが極めて小さい3つ取引所とウォレットに仮想通貨資産を分散させて保存おくというのが、今のところ最善策だと私は思っています。
⇨【徹底比較】初心者にオススメな国内の仮想通貨取引所ランキングまとめ
インターネットも最初アドレスを手打ちしていたのがYahoo!Googleによって検索語句を入れるだけでいろんなサイトに行けるようになりました。
それと同じように、仮想通貨もいずれもっとセキュリティーの高く便利な仮想通貨の管理手段が出てくると思います。
ですが、そのころには恐らく仮想通貨の価格は今の何十倍にもなっており、投資の旨みがなくなっていると思います。
自己責任論ではありませんが、まだ法整備も会計処理方法も定まっていない未成熟な仮想通貨市場に投資して大儲けしたいと思うのであれば、これくらいのセキュリティー意識は必要だと言えます。
とまあ少し大げさに書きましたが、二段階認証ってメアドとパス入れるついでにアプリに表示された6桁の乱数打ち込むだけなので、ホント簡単ですし全然身構えなくて大丈夫です。
とにかく仮想通貨取引所を使う上で2段階認証は絶対にやっておきましょう!!
めんどくさがって2段階認証をしなかったら、あなたの虎の子の数十・数百万が消えてしまうかもしれません。
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