こんにちはー、最近Python(パイソン)というプログラミング言語を勉強しており、その一環としてPythonでビットコインのシステムトレードを始めてみました。
今日は私がシステムトレードを始める上で非常に役に立った参考書を紹介したいと思います。(ここから下は自分でAPI取ってコード書くとか当たり前だろwwwって人には多分釈迦に説法の内容ですのでご了承ください。)
システムトレードのメリット
基本的にFXで大負けして退場する理由は感情的な売買(トレード)をしてしまう点に多くがあると思います。人間というのは大きな負けが起こると心理的偏見(バイアス)により正常な判断が出来ず、その傷を広げてしまいます。
👅ビットコFXで収支マイナスになる王道鉄板パターン
・注文枚数や売り買いボタンを間違える
・損失を取り返そうと一気に枚数を増やす
・よく分からん場所でエントリーする
・シナリオ崩れてんのにポジをダラダラ放置
・感情的になっている状態や疲労時のトレードこの逆を意識すればOKペロペロ!
— 仮想通貨FXトレーダー「PE」 (@bitcoin_pe) 2018年2月7日
本当に勝っているトレーダーは決して難しいことはせず、逆に自分が分かり易い局面だけで、できるだけシンプルなことをしようとしています。トレードポイントが増えることが上達ではなく、むしろ上達するほど洗練されて取引回数は減っていきます。皆ここぞという局面だけを、しっかり獲っていくのです。 pic.twitter.com/PgmriUaB1F
— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) 2018年2月16日
とかまあこんな感じで御託を並べていても手動だと一回の感情的な取引で今まで積み上げてきたものがパーなんてことが、FXでは普通にあります。そんな中でシストレのメリットは機械に取引させることで人間の感情を排除した合理的なトレード(売買)ができるという点です。
それによって負けも大きく減るでしょう。基本的にトレードは合理的に行ったほうが成績はいいです。実際にテクニカル指標を使って合理的に取引を行うのは有効性がないこともないのですが、人間が手動でやると大きな損が出た時などに脳が正常な判断が出来なくなり、ルールに従えず再起不能な負けを喫してしまうことが多いと思います。
なのでそういった点から精神的負担が短期投資より小さいファンダメンタルに基づいた長期投資が投資の世界では勝つための王道になっています。
botのいいとこはメンタルがないのことだよな
もちろん体力も無限— タキオン (@wing_tachyon) 2018年3月19日
これは実際にデイトレやFXを手動でしていた人なら良くわかる事実だと思います。これまでプログラミングによるシステムトレードは一般人にはハードルの高いものでした。
ですが、ビットコインなどを取り扱う仮想通貨取引所のAPIのシステムを使うことでシステムトレードのハードルはとても低くなりました。
なのでやらない手はないと思います。またこれからのIT化の時代においてプログラミングはおそらく義務教育と同じレベルで必須スキルとなるので学生の方などは是非やってみるべきです。
加えてここで紹介しているPythonはプログラミング言語の中でも便利で使用人口も多いので勉強しておいて絶対損はないです!
Pythonに興味が沸いたという人は スラスラ読める Pythonふりがなプログラミングという本が僕が色々購入したPython関連の参考書の中で一番分かりやすかったので紹介しておきます。
個人的にはPythonで分かりにくい部分の1つであったエラーメッセージについて、日本語でどういう意味なのか&解決策を紹介してくれているのが、とても為になりました。
引用:https://twitter.com/erukiti/status/1007236676739948545
引用:https://twitter.com/erukiti/status/1007236676739948545
ビットコインでのシストレを始めるに当たって必読の本!
株式投資や外貨FXなら証券会社によってロボアドバイザーがいたりしますが、仮想通貨におけるシストレには一応プログラミングの知識が必要です。RUBYとかでもできますが、軽くググったん感じだとやはりPYTHONの情報が多いのでPYTHONがオススメだと思います。
自分が今回仮想通貨FXでシストレを行う上で役に立ったのは「個人投資家のためのFinTechプログラミング (日経BPムック)」という本です。
目次
第1部
第1章:パブリックAPIを使ってみる
第2章:プライベートAPIを使って売買してみる
第3章:自動取引プログラムを実装する
第2部
第1章:株価データをダウンロードして可視化する
第2章:収益につながるトレンド判定の方法
第3章:モンテカルロ法で理解する投資の本質
第4章:アップルとAmazonの株価で「リバランス」の効果を検証する
コラム:Anacondaとjupyter notebookを使ってみる
第3部
第1章:ブロックチェーンとはなにか?
第2章:ブロックチェーンの仕組み
第3章:仮想通貨の技術的課題
第4章:ブロックチェーンの新機能
第5章:企業で使うブロックチェーン
第6章:ブロックチェーンでビジネスが変わる
第7章:ブロックチェーンはどうなっていく!?
この本は日経BPから発売されており、雑誌の数か月分のコラムをまとめて本にした形のものですが、仮想通貨の仕組みからPythonというプログラミング言語を使ったビットコイン(仮想通貨)のシストレのやり方を丁寧に解説しており、とても参考になりました。
まあ少し不親切な部分もありますが、仮想通貨の自動取引Botを作るうえでとても参考になると思います。なので、ビットコインでシストレを始めて見たいという方には必読の一冊であると自信を持ってお勧めできる一冊です。
また本書ではビットフライヤー・ZAIFをオススメしていますが、現在だとbitbankとかでやる方が手数料も少ないのでいいと思います。
終わり
基本的に私はブログ内で何度も言っていますが長期ガチホ派であくまでシストレは握ったままも暇なので暇つぶし程度にやるものだと思っています。シストレもガチで稼ごうと思ったらトレード戦略の立て直しなどで試行錯誤しなければいけなみたいで、楽に稼げるものでもないと思います。
一生何もせずに不労所得というわけにはいきませんが、私はPythonやRの勉強をしているので、趣味と勉強を兼ねた取り組みとして最近ハマってます。
ですが、少なくとも手動でその日の気分や雰囲気でトレードするよりもプログラムでルールを厳格に決めてトレードした方が間違いなくアガリ(トレード成績)はよくなると思うので、手動でデイトレしている人はシストレを検討した方が絶対にいいと思います。
基本的に人間は様々なバイアス(思い込み・パニック・偏見などなど)にかかりやすい生き物なので、競馬や麻雀と同じように機械的に統計を用いてやったほうが勝てる確率は上がります。加えて、IoTやAI、そしてブロックチェーン・フィンテックというIT化の本格的な波が押し寄せているこのご時世で、プログラミングは知っておいて絶対に損にはならないでしょう。
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