/* プログラミング速報関連記事一覧表示 */

ピケティの「21世紀の資本」は資本主義社会を生きる上で絶対に読むべき

参考書
スポンサーリンク

 

 

トマ=ピケティとは何者なのか?

 

 

トマ・ピケティ(Thomas Piketty、1971年5月7日 – )は、フランスの経済学者。クリシー出身。経済学博士。パリの高等師範学校の出身で、経済的不平等の専門家であり、特に歴史比較の観点からの研究を行っている。2002年にフランス最優秀若手経済学者賞 (Prix du meilleur jeune économiste de France) を受賞。パリ経済学校 (École d’économie de Paris, EEP) 設立の中心人物であり、現在はその教授である。また、社会科学高等研究院 (EHESS)の研究代表者でもある。

wikipediaより引用

 

 

ピケティの功績

 

彼の大きな功績は格差拡大の原因を突き止めたことです。それまで格差は大きな社会問題でしたが、格差は原因単にグズネッツの波と言われる時間的周期の問題だと言われてきました。しかし、彼はそれは違うとデータによる証明と共に一石を投じたのです。

 

彼の研究結果は21世紀の資本』という本にまとめられ、この本はベストセラーになりました。まあ原本はデータの証明の話なので結論だけざっくり知りたいという方はオール図解!ピケティが教えてくれた格差と貧困のカラクリ という本にわかりやすく書かれているのでオススメです

 

 

 

 

 

彼が日本で取り上げられなくなった理由

 

数年前ピケティは21世紀の資本』と共に日本で少しブームになりました。ですが、その後メディアで彼について触れることはほとんどなくなりました。

 

なぜかというと彼は正論を言い過ぎたからです。彼に主張は日本のマスコミの耳障りの良いものではなかったのです。彼がインタビューで話した日本の少子高齢化や財政政策に対する大まかなアドバイスが↓です。

 

 

 

 

 

 

 

ピケティの主張は消費税や保険料の額を引き上げて、とにかく若者から老人を支えさせようとする現在の日本の政策に対して正反対ともいえる主張です。

 

老人重視の腐りきった日本の政治に対する火の玉ストレートともいえる正論でもあり、このため彼はその後日本のメディアに取り上げられることはほとんどなくなりました。こんな主張をメディアで拡散して続けてしまえば、皆が真実に気づいてしまうからです。

 

 

 

 

 

 

 

資本主義社会の真実

 

ピケティが21世紀の資本』で証明したことは、歴史上経済が成長することで分配される利益より、現存資産に分配される利益の方が上回っているということでした。(経済成長による給料の増加率<資産運用収益率)。

 

これが何を意味するのかというと、労働して給料を得るよりも金を転がした方がお金は増えやすいということであり、一般庶民が資産運用せずに給与所得だけで財産を築くのは難しいということです。

 

有名なフレーズの1つに「働かざるもの食うべからず」という言葉があります。普通に解釈すると働けないやつは飯を食うなという意味のように思いますが、実はこの言葉の本当の意味は違います。

 

そもそもこの言葉は社会主義国家であるソビエト連邦を設立したレーニンの言葉で、彼はそんな思想の持主ではありません。彼のこの言葉の真の意味は、「働けないものは要らないという意味ではなく、働かずに金を転がしているだけの資本家は要らない」という意味なのです。

 

これを受けて共産主義者になってシールズとかで活動するのもまあアリかもしれませんが、現実的にこの言葉をとらえると、金持ちになるためにはこの「働かざるもの」の地位を入れなければいけないのです。

 

逆に言えば、財産を築き「働かざるもの」の地位を手に入れられなければ、一般庶民のままジリ貧の生活を送る羽目になるというでもあります。

 

 

 

 

 

 

資本主義経済では、財産がある人は何もしなくても持っているお金が勝手にお金を生み出していき、お金がない人はとにかく働いてお金を稼ぐ。でも稼いだ分だけお金は出て行って手元には何も残らない。貧乏人は働いても働いても暮らしは豊かにならず、金持ちは何もしなくてもお金が増えていき、格差は拡大していくのです。

 

 

 

スポンサーリンク

投資をしよう

 

上述したように資本主義社会で豊かになるためには、財産を築き「働かざるもの」の地位を手に入れる必要があります。

 

そのための手段は大きく分けて3つあります。1つは宝くじを当てること。もう1つは起業や芸能界などで成功する。最後が投資で成功することです。金持ちになりたいと本気で考えるのであれば、この3つの手段を意識するべきです。

 

まあ宝くじは現実的ではありませんので、普通に考えると芸人や漫画家になってブレイクする、起業して会社を上場させて数千倍になった株を売る。上場前の会社に入ってストックオプションもらう。株や仮想通貨で一発当てるというのが現実的な選択肢だと思います。

 

 

 

 

そして、もし仮に宝くじで3億円当たった場合1%の利子で300万、手堅く運用して3%でも900万、がほぼノーリスクで得ることができます。仮にこれが3億円ではなく300万円だった場合、1%の利子で3万、手堅く運用して3%で9万、これじゃ生活は到底できません。

 

利子率は同じなのに運用する元本で得られる収入額は大きく変わってきます。これがピケティの指摘する格差拡大の理由でもあります。

 

にしても、とにかくカネがない人も何とか元手を作って投資をしなければ話になりません。銀行にお金を預ける貯金は超悪手です。確かに今の日本経済はデフレなので銀行にお金を預けていても別に価値は目減りしません。ですが、日本円は万能ではありません。異次元金融政策でじゃんじゃん円を刷っていますし、本質的な価値は目減りしていく一方です。

 

 

 

 

あとそれに加えてお金を銀行に預けたままで投資をしないと金融リテラシーが身に付きません。アメリカなどでは皆が投資しているのでs&p500の暴落で不景気になったら当時者意識ができますが、日本人はほとんど投資をしていないので、株価が下がったらざまあ見ろという人が非常に多いです。これはアホの極みです、株価が下がるということは不景気で回りまわって自分の首がしまります。

 

それにすら気づけない金融リテラシーの低さは本当にこの国の問題だと思います。日本は世界でもっとも成功した社会主義国家だと言われるように、この国はまだ国民のほとんどが資本主義経済の土俵に立っていないのです。

 

なので、個人的な考えではありますが、働いたりして得た円を投資に回して、資産が変化するように出来た時点で“投資は大成功してる”と思います。まあ投資じゃなくて投機になっている人がほとんどな気がしますが、それでもとにかく金を運用する、つまりお金にも働いてもらうという意識を身に着けることが大切です。まずはそこが第一歩です。

 

変化の無いままでいたら一生変わりませんし、“大きな変化に対応できる準備が出来る”からこそ、“いずれ大きく資産が伸びていく”であろうと思います。準備が大切です。

 

 

億万長者は現金収入ではなく、純資産額でものごとを考える。資産形成には所得はたいして意味を持たない。10万ドルから20万ドルの収入があれば、それ以上いくら稼ごうがあまり関係ない。それよりも、持っている資産をどう運用するかのほうがずっと重要だ。(トマス・スタンリー)

 

 

ですが、30~40代の3割以上が「貯金ゼロ」という驚くべきデータがあります。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(2016年)によると、「金融資産(預金や株、投資信託、保険年金など)がある」と答えた2人以上の世帯は、世帯主が30代の場合は69%(貯金額の平均は395万円)で、同40代の場合は65%(貯金額の平均は588万円)でした。

 

 

終わり

 

ピケティが21世紀の資本』で証明したことは投資などで財を築き、それを運用しないと格差拡大に飲み込まれ、一生貧乏人だということです。

 

 

 

 

 

資本主義社会における階級順序は↓のような感じです。嫌味な上司も、所詮は労働者の枠組み。投資を始めていつか投資で成功し、あなたの会社の株を買うことで間接的にその上司に働いて貰いましょう。上司の必死な頑張りにより株価向上・配当向上であなたの心とお金が潤います。

 

 

 

 

なので、今の若者がとるべき選択肢は、作家や芸能界で一発当てるか就職して会社働く傍ら株や仮想通貨を始めて、財を築き投資家・資本家にランクアップすることです。

 

そうすれば少なくともお金については悩むことが亡くなります。人生におけるストレスの大半は人間関係とカネです。そのうちの半分はなくなるのですからこれはひいては人生の幸せにもつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

/* プログラミング速報関連記事一覧表示 */
参考書 経済学 金融知識
スポンサーリンク
刃牙をフォローする
投資まとめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました