今世間を賑わせている『仮想通貨』、2017年に入ってニュースや記事、雑誌などでその言葉を見かけることは多くなったと思います。
ネットで軽く検索を掛ければ仮想通貨やブロックチェーン技術に関する記事は出てきますが、自分にあったレベルの情報、欲しい情報を探すのってなかなか面倒だと思います。
今回はそんな方々のために、仮想通貨関連の本(参考書)を初級、中級、上級と3段階にレベル分けして紹介していきます。
全くの初心者向け
今まで一冊も仮想通貨関連の本を読んだことがない人向けにはコチラの本がいいと思います。
▶ビットコインはどうやって手に入れるの?
▶投資対象としてはどうなの?
▶コピーや改ざんされる心配はないの?
▶ブロックチェーンってどんな技術?
▶フィンテックが実現する未来とは?
▶次はどんなサービスが登場する?
などなど、多くの人が疑問に持つことをQ&A形式でわかりやすく解説されています。ビットコインという言葉自体は聞いたことがあるけど、ネットを調べても難しくてよくわからん・・・という人にまず読んでもらいたい本です。
ちなみにこの本は仮想通貨取引所として有名なビットコイン取引所 coincheckの大塚氏が執筆しているものです。
・ 1時間でわかるビットコイン入門 (NextPublishing)
簡易な文章で丁寧に書かれているので、仮想通貨の知識が全くなくても短時間で理解できます。
ビットコインの仕組みと安全性から取引所の選び方やビットコインの投資の仕方まで幅広く学べる本です。
ビットコイン以外の仮想通貨にも興味があるけど、まずは基礎を理解しておきたいという人におすすめです!
初級者向け
この本はビットコインだけではなく、ほかの何種類かの暗号通貨のことも知りたいという方にオススメです。
各暗号通貨についての解説が図とともに丁寧にまとめられていて、ビットコイン以外の暗号通貨も知りたい人にとってはちょうどいい情報量だと思います。
中級編
ここで紹介する本は以下の方にオススメです。
・仮想通貨の概念をなんとなくは理解している人
・仮想通貨関連本を最低でも一冊は読んだことのある人
ここでは、ブロックチェーンやマイニング、仮想通貨がなぜ注目されているのかを中心に説明している本を紹介しています。
⇨【仮想通貨】ビットコインのブロックチェーン技術は何がスゴいの?
・ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
この本はビットコインの使われているブロックチェーン技術の可能性についてを中心に書かれています。
多くの有識者が基礎からビジネスでの扱いまで触れているので、サラリーマンの方などが読むにはちょうどいい具合の本です。
「ビットコインなどの仮想通貨や、それを支えるブロックチェーン技術は、極めて斬新なものだ。それは社会の基本的な構造を大きく変える潜在力を持っているということがわかっていただけるかと思います。
・アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者
こちらはビットコインではなく仮想通貨による国際送金について中心に取り上げている書籍です。リップルについて詳しく書かれており仮想通貨が単なるバブルではないということをしっかりと認識させてくれる一冊だと思います。
仮想通貨上級者向け
ここで紹介する本は以下の人にオススメです。
・仮想通貨のことはもう完璧!仮想通貨の次のステップを知りたい人
・今までに三冊以上は仮想通貨関連本を読んだことのある人
ここからは仮想通貨とは何か?という話から仮想通貨のブロックチェーン技術によって今後、私たちの社会がどうなるのか?というビットコインの単なる仕組みや購入方法の話ではなく、今話題のフィンテックとブロックチェーンはどう関係するのか?など、仮想通貨がもたらすであろうと予測される社会構造の変化に関するマクロ的な話が中心の本を紹介していきます。
そしてその社会構造の大きな変化に対して私たちはどう対応していくべきかについて触れられており、これからの社会を生き抜くために読んでおいて損はない書籍です。
・仮想通貨革命で働き方が変わる――「働き方改革」よりも大切なこと
インターネット以来の衝撃をもたらしたブロックチェーンは、ビジネスや社会にどのような影響をあたえるのか?ブロックチェーンの仕組みを知らなくても、その無限の力を理解できる本です。
また今私たちの目下の課題である働き方についても触れており、仮想通貨によって私たちの就業体制も大きく変化する可能性について書かれており、今の劇的に変化しつつある社会に対応するためにぜひ読んでおきたい一冊です。
この本は、今世界で注目を集めている「仮想通貨」による通貨革命で、今後の銀行や証券会社がどうなっていくかについて触れています。
今は私たちの日常生活において当たり前の存在である銀行や証券会社ですが、仮想通貨を始めとするフィンテック革命において大きく構造変化を迫られており、そのことについて書かれている書籍です。
こちらは仮想通貨版IPOと言えるICO(仮想通貨を発行による資金調達)とは何か?そしてこのICOによって起こりうる社会構造の変化をビットコイン界のイエスキリストであるロジャー=バー氏が記したものです。
終わり
ビットコインはSUICAやnanacoポイントみたいな電子マネーの類ではありません。ビットコインを始めとした仮想通貨に使われているブロックチェーン技術はインターネットに以来の革命的テクノロジーです。
日本は治安がよく、『円』が信頼の高い通貨であるため現金決済が今でも主流ですが、世界では電子決済がどんどん普及し始めています。
言い方は悪いですが、アフリカのマサイ族ですらスマホを持ち電子決済でモノのやり取りを行っています。
日本はこのままいけば、仮想通貨を始めとするフィンテック、つまり第4次産業革命でおいて大きく後れをとる可能性がとても高いです。
フィンテックの一分野である仮想通貨について勉強することは、単に投資という意味合いではなく世界についていくという意味でビジネスにおいても必要なことなのです。
なので、仮想通貨に投資しないとしても教養としてどれか1冊でも読むことをオススメします。
⇨【徹底比較】初心者にオススメな国内の仮想通貨取引所ランキングまとめ
⇨【仮想通貨】2018年個人的にオススメな草コインを紹介します
コメント
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