韓国の議員、WEMIXトークンの怪しい取引の疑いをかけられる

韓国の与党構成員である李昌燮議員に不正なWEMIXトークン取引の疑いがかけられています。議員は、WEMIXトークンの売却益を得ながら、同時に他のトークンを買い上げ、売却益を得たとされています。

この疑惑は、昨年末に行われたICOに関係しています。ICOは、WEMIXトークンを販売することで資金調達を行いました。販売されたトークンのうち、議員は3％を保有していたとされています。

韓国の議員は、ICO参加に関する規制が進んでいる中で、ICOへの参加に慎重であることが期待されています。しかしながら、李昌燮議員は、ICO購入に関する申告義務を怠っていたことが判明しています。

議員自身はこの疑惑を否定していますが、韓国政府は、ICOや仮想通貨取引の規制を強化している中で、このような事件は収拾がつきません。韓国の仮想通貨取引所Bithumbは、昨年6月にハッキング被害を受け、7500万ドル以上が流出する事態に見舞われています。

このような事件が続発しているため、韓国政府は仮想通貨とICOに関する規制を強化し、国内の市場を厳しく管理する方針を打ち出しています。