仮想通貨はまだ間に合う
2017年仮想通貨市場の時価総額は大きく上昇し、市場規模は1年で10倍になりました。また一部通貨では数千倍もの上昇を見せており、資産が1億円を突破した億り人も大量に誕生しました。
そういったのを見たり来たりして、コインチェックなどで仮想通貨を購入し始めてみたという人も多いと思います。
年末ジャンボ宝くじ買うより、冬のボーナスで草コイン買った方がいいとおもう(♡︎ˊ艸ˋ♡︎)
私は夏のボーナス全額を仮想通貨に入れてるので冬もまたやろうと思います笑
有望な草コインの情報があれば教えて下さい😊
— 玲奈❤︎丸の内OL仮想通貨投資♡ (@reinabb3) 2017年12月26日
仮想通貨は時価総額が大事
株式投資と違い明確な指標がなくてよくわからないと言われがちな仮想通貨投資ですが、個人的に仮想通貨を見る1つの判断材料としては、時価総額をまず確認します。
よく仮想通貨を始めたばかりっぽい人が、単価の安いコインを見てこれはビットコインみたいに1枚あたり数万円になるとかSNSでつぶやいていますが、大切なのはコイン一枚当たりの価格ではなく時価総額です。
「時価総額=市場流通枚数×1枚当たりの単価」なので、通貨1枚当たりの価格はあんまり重要ではありません。大切なのは時価総額です。
そして、ビットコインやリップルのようにプロジェクトのスケールが違いすぎで既に世界中で受け入れられ始めている仮想通貨界のトップは、将来時価総額が数千兆円担ってもおかしくありませんが、それに追随しているだけの仮想通貨の時価総額の伸びには大体限界があります。
2018年1月現在の仮想通貨全体の時価総額は約70兆円で、個別の時価総額ランキングでは10位くらいで1兆円程度です。なので今のところアルトコインで伸びたとしてもせいぜい時価総額数千億円~1兆円が限界です。
つまり、時価総額が既に数千億円~1兆円の仮想通貨に入れるより時価総額が数十~数百億円程度の有望な草コインに入れたほうが資産増加倍率は良いということになります。
ビットコインが150→200万円(時価総額に換算すると30兆円→40兆円)に上昇すれば、ビットコインの1枚当たりの価格は50万円増えていますが、資産は約1.3倍にしか増えません。
しかし時価総額100億円くらいの有望な草コインなら話題になれば数百億~1000程度にはなります。そしてそうなった場合は資産は軽く5~10倍になるので、今から仮想通貨を始めて2016・2017年組のような10万円→1000万円のような投資成績を上げたい場合は草コインの投資への比重を少々大きくすることも必要かもしれません。
今から儲ける方針は2パターン
①大手の仮想通貨に投資する
これは時価総額ランキングで上位に位置しているビットコイン以外のアルトコインに分散して投資するというものです。(様々な理由から今からのビットコインの投資は個人的にはオススメしません)
これらはもうすでにプロジェクトがかなり進んでおり、市場から一定の信頼もあるため、ハイリスクハイリターンな仮想通貨投資の中では一番マシな投資戦略だと思われます。
仮想通貨のことはよくわからないけど数年かけて10~100倍取りたいという人はこの投資戦略で良いと思います。個人的なオススメ仮想通貨はイーサリアム・ネム・リップル・ビットコインキャッシュの4つが固いと思っています。
この辺はコインチェック やビットフライヤー・ザイフのような国内の仮想通貨取引所で購入できますし、そんなにハードルは高くないと思います。
またイーサリアムとネムの場合はZaif(ザイフ)のコイン積み立てで毎月一定額投資するという方法もあり、私は資産の一部をコイン積み立てで積み立て投資しています。
②まだあまり有名ではない低時価総額のコインに投資する
恐らくこの記事を見てくれている方の本題はこちらだと思いますが、2017年の仮想通貨祭りに出遅れた人たちが今から追いつくための手段としては、先人たちと同じようにイーサリアム・ネム・リップルのようなコインチェック銘柄を購入しても、これらはもうかなり値段が上がっているので彼らと同じだけのリターンは出せません。
となると、上で触れたように世間で草コインといわれている時価総額の低いマイナーな仮想通貨に投資するという投資戦略も必要になります。(草コインの定義についてはいろいろありますがここでは低時価総額の仮想通貨ということにします。)
あまり原資を用意できない人(50万円以下くらい)は時価総額500位くらいのものを狙うのが良いと思ってます。
時価総額トップ10に入ってる通貨はビットコインを抜けないという前提から、短期で10倍とかは難しいですので…
※但しリップルだけは除く— edindin@仮想通貨ブログ (@edindin_crypto) 2018年1月13日
こういった草コインはBainance(バイナンス)とかに多く上場していますが、時価総額の低い仮想通貨への投資はもちろん急激に上がる分急激に下がることもあるわけでハイリスクハイリターンだといえます。
なので、闇雲に時価総額が低いだけの草コインに投資しても暴落して資産を大きく減らす可能性が高いと思います。焦らず欲張らず、ちゃんとした仮想通貨を購入しましょう。
草コイン投資のリスク
低時価総額の草コインは少ない資金でも簡単にpump(急騰)させることができるため、仕手のおもちゃになることがあります。
特にこのような出遅れた人たちの焦りを利用し巧妙に本質的価値の全くないと思われる仮想通貨を必死に宣伝している人がSNSを見ていると結構存在します。(とくに意味のないリブランディング・ハードフォーク・半減期・Airdrop・マスターノードなどで煽られている仮想通貨は要注意です。)
それに乗ってしまうと大損する可能性があるので、急騰している仮想通貨には乗らないように気を付けましょう。
仮想通貨市場はこれから数年かけて大きく伸びると予想されるので、リップルみたいな固い有名どころのアルトコインを購入して市場から退場せずにいれば株式投資などよりも遥かに高いリターンを獲得できると思いますので、とにかく大切なのは急騰草コインに乗って大損→退場しないことです。
なので草コインは0になっても大丈夫な資金で投資するのがセオリーでしょう。また他にも相場格言にもあるように、悲観で買い歓喜で売るというのを心掛けたほうがいいと思います。
これが一般的な草コインの動きです。
皆さんやるときは余剰資金で計画的に。
投資目的ならアルトコインぐらいにしておきましょう。#仮想通貨 #草コイン #SPRTS pic.twitter.com/ExOAH6GFl5— 癒着 (@yuyakun5959) 2018年1月6日
草コイン(低時価総額のアルトコイン)への投資には、こういうリスクがあることを念頭に置きつつ、今日は個人的にそこそこ有望なんじゃないと思う時価総額100~1000億円の草コインを紹介したいと思います。
これらは短期でどうなるかは分かりませんが、ここで紹介するものはプロジェクトがしっかりしているので長期で見れば、時価総額も低いため今の時価総額ランキング上位に位置する仮想通貨を早くから保有していた人たちのように数十~数百倍がとれるかもしれません。
ちなみに草コインは日本国内では取り扱っておらず、Bainance(バイナンス)などの海外取引所のみの取り扱いとなります。海外の取引所への送金はビットコインなどの仮想通貨が必要なので、Zaif・bitbank・GMOコイン・DMM Bitcoinなどの国内の取引所で仮想通貨を購入する必要があります。
※あくまで最終的な売買の判断はご自身でお願いいたします。
skycoin(SKY)
スカイコインはブロックチェーン技術を使って新しいインターネットを作ろうとしている仮想通貨プロジェクトです。これだけ聞くとはほら話のように感じるかもしれませんが、WPもしっかりしており、プロジェクト発足は2014年と4年近く活動しており、スキャムの可能性は低く仮想通貨時価総額ランキング10位以内に入ることを目標としています。
そして、Skywireのマイニング装置の販売など上場取引所の拡大の示唆など近年ようやくプロジェクトが大きく動き始めているので注目しています。先日、Bainance(バイナンス)に上場したのでここで買うのがオススメです
iX Ledger(IXT)
IXTは再保険市場をブロックチェーン技術を使って効率化しようとするプロジェクトです。競合のプロジェクトもありますが、プロジェクトを指揮しているインゲマー氏とクリスティーナ氏の経歴と投資の神様ことウォーレン=バフェット氏が経営するバークシャーハサウェイの子会社であるGen Reと提携している点から期待しています。
NAGA COIN(NGC)
SHIELD(XSH)
XSHはXVGから派生?した仮想通貨プロジェクトです。注目点としては匿名通貨である点と量子コンピューター耐性があるという点です。
提携などがないのが少し不安ですが、WPの内容とコミュニティーの活発さからして現在の100億未満の時価総額は割安ではないかと考えています。
WAVES(ワベス)
Wavesはロシア発のICOプラットフォーム型の仮想通貨で、カザフスタン政府などと既に提携しており、有望です。加えてロシア政府は仮想通貨を通貨として認め、取引所も認可するなどバックグラウンドの地合いとても好感触なのも+です。wavesは弁護士や税理士などもプロジェクトに加えることで法整備に対しても柔軟に対応できるように用意しており、今後法整備の中でも残るものだと思われます。
STOX
STOXはイーサリアム系プロジェクトのBancor(バンカー)を基盤とした予測市場プラットフォームです。
「予測市場」とは聞きなれない言葉だと思いますがシンプルにいえば「ギャンブル」のことです。STOXでは誰もが自由にギャンブルをつくることができ、STOX内で使われる通貨がSTXとなります。
例えば競馬場では馬券を買って当たれば配当がもらえますが、それを仮想通貨で実現することを目指しているのがSTOXです。欧米において予測市場は誰もが気軽に楽しめる巨大なマーケットになっています。
STOXは日本ではまだまだマイナーな通貨ですが、無敗の5階級制覇の絶対王者「メイウェザー」がICOの宣伝したこともあって海外での注目度は高いです。ICOでは目標金額を達成して約40億円の資金を調達したことからも期待の高さがうかがえます。
STOXは仮想通貨のブロックチェーン技術とスマートコントラクトという技術を用いて予想についての取り決め、オッズ(予想配当率)、預り金(誰がいくら賭けたか)、さらには結果の事実確認までをブロックチェーンに記録できるようになっています。
イーサリアムのスマートコントラクトを予測市場に活用することでこのプラットフォームを実現しています。
ブロックチェーンに刻まれた記録はみんなが確認・承認しあえるため、公平・公正さは疑いようがありません。
そのうえ元締めがいない分散型ネットワークのため、集まった預り金のほぼ100%をギャンブル参加者にリターンすることができるという・・・まさにギャンブルの理想形ともいう仕組みになっています。
予測市場にフォーカスした仮想通貨はSTOXの他に「Augur」「Gnosis」などがあります。
STOXは2017年9月現在ではまだ公開されたばかりということもあって、シェア率でみるとこれらの通貨の15%ほどしかありません。
STOX自身もこの2つの通貨をライバルとして意識しているようで、ホワイトペーパーに2つの通貨との違いを記載していますが、Bancorプロトコルをもとにしている点を除けば技術的に大きな優位点は打ち出せていないという現状があります。
しかしながらつい先日「STOX Alpha」というデモサイトが公開されました。デモなので機能も限られていますが、それでもICOから1か月で形あるものを提示しているのは他のプロジェクトよりもはるかに勝っています。
STOXの注目すべき点は「inbest.com」という企業に買収している点です。inbest.comは、金融取引を扱う世界的な企業のためinbest.comのノウハウは今後STOXにも活かされてくることが予想されます。STOXはgate.ioという海外の仮想通貨取引所で購入することができます。
時価総額は↓から見れます。
https://coinmarketcap.com/currencies/stox/#markets
QASH
QASHは日本国内の仮想通貨取引所であるQUOINEXがICOによって発行した仮想通貨です。
この仮想通貨はQUOINEXグループ内部で使用されることを目的としており、QUOINEXグループの成長に比例して価格(時価総額)が上がりやすくなるものです。そういった意味ではZAIFトークンやBainance(バイナンス)のBNBトークンなどと性質の近い仮想通貨だと言えます。
OmiseGo(OMG)
OmiseGoは東南アジアを中心とした仮想通貨による電子決済プロジェクトです。このOMGの注目すべき点は既に東南アジアで実際に使われつつあるという点です。
現在は何に使われるのかよくわからないコインが急騰したりしていますが、これからはおそらく投機から実需の段階に移行すると思いますし、実際に需要のあるOmiseGoには期待できます。
日本経済新聞の運営する NIKKEI ASIAN REVIEW (@NAR )にてOmiseGOを取り上げていただきました!
2016年まで世界銀行に勤めていたVansaがOmiseGOのCEOとなったエピソードも掲載されています!#OmiseGO #日経アジアンレビューhttps://t.co/XPcQ4mmECh pic.twitter.com/FsEEpdg4lN— Omise Japan (@OmiseJapan) 2018年2月7日
一応OmiseGoはトップが日本人ですし、今後ホワイトリストに最も近い仮想通貨じゃないかなと個人的に予想しています。こちらもBainance(バイナンス)で購入することができます。
終わり
これらの仮想通貨は日本国内では取り扱っておらず、海外取引所のみの取り扱いとなります。海外の取引所への送金はビットコインなどの仮想通貨が必要なので、Zaif・bitbank・GMOコイン・DMM Bitcoinなどの国内の取引所で仮想通貨を購入する必要があります。
ここで紹介した仮想通貨は時価総額100~1000億円規模のもので、こいつらが上がらなかったら道端で全裸になって走ってやるよってくらい個人的には固い銘柄だと思っています。
一応他にも1000~5000億円でオススメしている仮想通貨やまだ確信は持てないけどあがりそうかなーという仮想通貨もあります。ここで紹介したものがピンとこない人はそういった仮想通貨に投資してみるのも如何でしょうか?
仮想通貨始めるのが遅くなったからもう草コインとかじゃないと100倍狙えないと思ってる人がまだ世間一般の奴らよりは全然早いと思うので、数年単位で見ればリップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)は100倍が狙えるかなと思ってます。
この2つも仮想通貨の中で時価総額は大きいですが株式なんかと比べたらはるかに価格変動が大きいので投資案件として十分だと思います。
しかし、2016年や2017年に起こった急騰みたいな一獲千金を夢見て仮想通貨投資を始めた方はこういった低時価総額の草コインも少し購入してみてはいかがでしょうか?
2年近く仮想通貨投資を行っていきましたが、仮想通貨への投資は、しっかりプロジェクトが進んでるやつにしっかり投資して、大化け期待するプロジェクトにはちょびっとギャンブル感覚で…というのがよさげです。
あくまで基本はXRPとBCHに投資して、最悪0になってもいい金額を草コインに投資するというのが私のおすすめする仮想通貨投資方法です。
ですがあくまで投資におけるリスクというのは、自分で判断せずに、人に意見や雰囲気に流されて行動することで、それは投資だけでなく、どの分野・コトにおいても同じことだと思います。何度も言いますが本当に大切なことは色んな人の情報を集めて最終的に自分で投資の意思決定を下すことです。
そのほうが失敗しても後々の教訓にもなりますし、自分で考えずにやっていてはいつまでたっても投資で成功することはないでしょう。
なので仮想通貨投資において大切なのはフィンテックやブロックチェーンの可能性と将来性を勉強し、それによって社会がどう変革しうるのかをイメージできるかだと思います。そうすれば、短期的な値動きもそこまで気にならないと思います。
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