今回は17年8月にビットコインから分裂して誕生したビットコインキャッシュが真のビットコインになる個人的な根拠をまとめていきたいと思います。
ビットコインキャッシュの概要については下の記事に書いています。
→ビットコインキャッシュ(BCH)の今後の将来性・チャート・購入できる取引所
11月に誕生するb2xが信用できない代物
17年11月1日にビットコインゴールドが誕生するということでビットコイン界隈が盛り上がっていますが、実はビットコインは11月にもう一つ分裂があります。
⇨【仮想通貨】ビットコインが11月に再び分裂、ビットコインゴールドが誕生する模様
それがSegwit2xというもので、ビットコインゴールドとはまた別の分裂です。
そして、このSegWi2xハードフォーク(2XHF)は、ニューヨーク合意(NYA)と呼ばれる共同声明で合意された計画の一部で、この計画により行なわれる17年11月のビットコインのHF(ハードフォーク)によって、本家ビットコイン(メインチェーン)になる可能性が高いとされているb2xが信用ならないことです。
b2xはマイナーの90%が支持しており、これが分裂するとこれまでのビットコイン(b1x)のマイニングパワーは少なくなります。
そしてマイニング=取引検証作業なので、だれも元祖ビットコイン(b1x)を掘らないとなると、マイニングの難易度が更新されるまで期間(最悪3か月くらいだそうです)ビットコインの取引がまともにできなくなる可能性があります。
→ビットコインの採掘(マイニング)とハッシュレートの分かりやすい説明
もしビットコインのネットワークが一時的にでも遅延が起これば、ビットコインの価格が暴落するでしょうし、このままほとんどのマイナーがb1xをマイニング(取引検証作業)をしなければ、元祖ビットコイン(b1x)はチェーン自体は残るものの取引がまともにできなくなり、最悪その価格(価値)は0になる可能性があるのです。
でも結局ビットコインをガチホしていればb1xもb2xももらえるし、別に焦る必要なくね?と思う方もいるかもしれませんが、もしb2xがメインチェーンになった場合b1xの価格は暴落し、b2xの価格はどうなるか予想が付きません。
現在のb2xの先物価格は8万円程度ですが、仮にそれを貰えてもb1xが暴落するのであれば現在はいったん手放し、11月の混乱が落ち着いてから買いなおしてもいいかもしれません。(要するに、安易にガチホすると大火傷する可能性があるのです)
もしこんな急激な価格の変動があったり、いまある5500ドルのほうのコインが価値ゼロになった場合(B2Xコインが生き残ったとしても)、そんな仕組みは普通の投資家は知らないだろうし、取引所やNYA署名者は、10兆円の訴訟をかかえるんじゃないの。危険すぎじゃないか。
— 大石哲之 Tetsu [NO2X] (@bigstonebtc) 2017年10月25日
そして、11月のHFで現在のb1xに取って代わると見られているb2xがまともな出来ならまだ良いのですが、このマイナーの90%が支持しているb2xは開発者が1人でホワイトペーパー(仕様書)もたった4行です。
しかも、このたった1人の開発者は現在他の仮想通貨を作っていたり、Mt.Gox破たんに関係したことでSECからマークされている詐欺師と手を組んでいたりするみたいで信用に足るとは到底言えませんし、どう考えてもまともに開発する気が感じられません。
そしてb2xがメインチェーンとなった場合、現在の開発陣はみんなビットコインから出ていくので、そうなった場合ビットコインは1人の開発者が片手間に開発している状態になるのです。
じゃあなんでこんなヤバそうなコインがマイナーから支持されているのかというと彼らにはビットコインキャッシュ(BCH)があるからです。
彼らはb2xを支持する一方でビットコインキャッシュも支持しています。つまり本家ビットコインをb2xという使い物にならないゴミにすることで自分たちのビットコインキャッシュ(BCH)を真のビットコインにしようとしている可能性があるのです
ジハン氏がビットコインキャッシュ推し
ビットコインキャッシュがこれからビットコインの真の後継者になる可能性が高い根拠としては、現在ビットコインのマイニング最大手のBitmain社の代表であるジハン=ウー氏がビットコインキャッシュ支持を仄めかすツイートをしていることです。
“Bitmain is supporting 2x only” Jihan himself introducing why bcc is better than btc. #bitcoin #ShapeTheFuture pic.twitter.com/S5IhluRZoz
— Guillaume Verbal (@doweig) 2017年9月20日
Bitcoin (Cash): Investment Thesis https://t.co/Vi1lHPDYgG
— Jihan Wu (@JihanWu) 2017年10月10日
加えて、Bitmain社が販売しているビットコイン採掘用コンピューターであるASICの支払い方法にビットコインキャッシュ(BCH)を追加したり、来年5月にはビットコインキャッシュの大規模カンファレンスを開催するつもりだとしています。
→2018年5月ビットコインキャッシュ(BCC/BCH)が大規模なカンファレンスを開催!
多くの有名どころがビットコインキャッシュを支持している
他にもBitmain社のジハン氏だけではなく、ビットコインに最初に投資したと言われるロジャー氏やDCG(デジタルカレンシーグループ)のCEOであるバリーシルバート氏などもビットコインキャッシュを支持しています。
特にロジャー・ヴィア氏は、彼の会社のBitcoin.comのブログから、ビットコインキャッシュこそが本当のビットコインであるという記事を投稿しています。
【ロジャーバーがビットコインについて発言】
「ビットコインキャッシュこそがナカモトサトシが望んでいる真のビットコインである」と改めて言及。#BTC #BCC #BCH #ビットコイン https://t.co/E4Jp9Rxh0Y— カズト(仮想通貨ブログ) (@nomad_btc) 2017年11月22日
→ロジャー氏、ビットコインキャッシュ(BCH)への支援を公式発表!!
そして最近、Bitmain社のジハン氏と一緒に映った写真がSNSに何回かアップされており、水面下で何か画策している可能性があります。
また日本のSBI証券の北尾社長もマイニング事業の子会社を立ち上げ、ビットコインキャッシュのマイニングを既に電気代の安い北欧で開始していると言われています。
→SBI北尾社長の語る、仮想通貨リップル(XRP)による今後の事業展開
これは私の推測に過ぎませんが、SBI証券の仮想通貨取引所であるSBI VC(SBIバーチャルカレンシー)が2017年夏開始予定だったにも関わらず、金融庁に認可された現在も明確な理由がないまま、のらりくらりと開かないのは11月に大きな混乱が起こることを危惧しているのかもしれません。
⇨【ビットコイン】マイナー(ビッグブロック派)の主張とビットコインキャッシュの将来性
コメント
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