【仮想通貨】Skycoin（スカイコイン）の将来性・チャート・購入できる取引所

SKYCOINとは？

スカイコイン(Skycoin)とは、仮想通貨1.0のビットコイン・仮想通貨2.0といわれるイーサリアムやネムに次ぐ次世代の暗号通貨です。

スカイコインは仮想通貨3.0を標榜としており、ビットコイン(Bitcoin)やイーサリアムといった従来の仮想通貨ではどのように設計、実装、展開されても解決できない問題および限界を解決します。

通貨名(通貨単位)：Skycoin(SKY)

最大供給量：100,000,000 SKY（１億SKY）

システム(アルゴリズム)：Skycoin Consensus Algorithm

公開日2013年12月23日

公式サイト：http://skycoin.net/

ソースコード：https://github.com/skycoin

Blockchain Explorer(取引詳細)：http://explorer.skycoin.net/

ホワイトペーパー：https://github.com/skycoin/whitepapers

公式Twitter：https://twitter.com/skycoin_jp

CoinMarketCap(チャート)：https://coinmarketcap.com/currencies/skycoin/

skycoin（スカイコイン）の特徴

SkycoinはSkyminerを使いネット中立性の解決策を可能とするプロジェクトです。現在のインターネットはプロパイダーを介してアクセスすることによって、ユーザーの観覧情報などが情報機関にが閲覧することができる仕組みになっています。つまり全ての通信を傍受することのできるエシュロン(神の目)のようなシステムは実在すると言われています。

そうでなくとも中国などは政府がインターネットを検閲したり、GoogleやTwitterなどの特定アプリが使えないように、はじき出すなど現在のインターネットは自由なインターネットとは程遠い状態になっています。

最近は中国でスマホでSNSに動画をアップする際に、中国共産党の検閲が必要になった。路地で猫ちゃんの動画を撮っても、数時間〜数日の審査時間をかかります。まあ、丸い猫ちゃんの動画だって国家主席を風刺する可能性があり容赦なく検閲体制を強化してる。

— 孫向文 (@sun_koubun) 2018年2月23日

skycoinはそういった政府などのインターネットの監視を逃れるためにブロックチェーン技術を用いてSkywireという新しいインターネットを作ろうとする試みです。

次世代のインターネット～Skywire

SkywireはSkyminerというビットコインでいうASICのようなマイニングマシーンが存在しており、これを世界中で300台を出荷することができれば、ネット中立性廃止の影響を受けないユーザー制御のインターネットが可能になります。

Skywireは、過度のエネルギー要求なしで高性能を提供し、ユーザーが他のISPよりもはるかに高速なインターネット速度を体験できるようにします。

このSkywireとSkycoinの特徴としては、「オベリスク」と呼ばれる独自の取引の合意検証システムを用いていることです。

オベリスクはビットコインのブロックチェーンやByteballやADKに使われているDAGとはまた別の新しい合意検証システムです。

このオベリスクというコンセンサスアルゴリズムは、DAGのようにマイニングが存在せず独自アルゴリズムによってブロックチェーンの安全性を確保し、あらゆる状態でも可用性を最大限に高めるように設計されているようです。

なのでスカイコインは、予算のハードウェア、低速ネットワーク、および連続的なサイバー攻撃の下でも十分に動作するように、可用性を最大限に高めるように設計されています。

“PoWやPoSに頼らないSkycoinのコンセンサスアルゴリズムとはどのようなものなのか #skycoin #bitcoin – niconegoto Blog” https://t.co/tfT4z6iPiR

— H_Yamaguchi (@H_Yamaguchi) 2017年12月20日

スカイコインはこのシステムにより今のインターネットの次のビジョンは触れることのできない新しい代替インターネットを構築することを目指しています。これがスカイコイン（SKYCOIN）が仮想通貨3.0と呼ばれる所以です。

上述したように、今のインターネットは法整備が進んだことにより、ISP（インターネットサービスプロパイダー）によってアクセスしている人間の個人情報が本人の同意なく、司法に対して開示できるシステムになっており、インターネットが初期に有していた匿名性はほとんど消えかけています。

また中国などでは政府によってネットが検閲され体制批判などを行うと刑務所にぶち込まれます。こういった国々で検閲体制のある自由なインターネットであるSkywireは大きな需要があると予想されます。（最近中国支部ができたらしいです。）

Skywireは次世代のインターネットです。Skywireはプロパイダーによって管理された自由を再びユーザの手に戻します。将来的には、誰もが簡単にSkywire上でアプリケーションを開発できるように、SDK（ソフトウェア開発者キット）を開発することも予定されており、だれもが分散されたストレージ・帯域・CPUリソースを用いてアプリ開発ができるようになります。

またスカイワイヤーでは、巨大な法案や不公正なビジネスプラクティスはありません。Skywireは自給自足の分散自立型ネットワークであり、100％所有され、ユーザーコミュニティによって維持管理されています。

要するにSkywireはブロックチェーン技術を使用して、インターネット自体をプロパイダーが一切介在しない、分散自立型ネットワークにしたものであり、私たちが日々利用している既存のインターネットとは違い、介在者が存在しないため速く、プライベートで安全です。

Skycoinはただのコインではなく、１つのエコシステムです。アプリケーションが開発され、ICOが行われます。データの分散型収容が行え、匿名性の高い真のインターネットが構想されています。これら全てがBitcoinやEthereumよりも遥かに優れたブロックチェーン技術を基礎にしています。

— John Seagull (@iskygate) 2017年12月29日

Skywireは、ユーザーによって構築されます。従来の企業プロパイダーが管理するネットワークとは異なり、Skywireの決定はコミュニティによって行われます。ノードは、信頼のWebシステムに基づいて機能します。悪意のあるノードは、団体同意によって切断され、信頼できるノードが強化されます。

ビットコインはこのブロックチェーンシステムにインフレキャップを付け、価値をやり取りするネットワークを構築しましたが、Skywireはそれを情報交換に特化させた感じですね。

そして、このSkywireネットワークの設立に協力してくれる協力者に分配するために用意している報酬がSkycoinのようです。

加えてこのskycoinはインセンティブ報酬だけではなく、Skywireのネットワークを維持するノードを立てた人に対してノード報酬としても支払われるようです。

Introducing the Skywire Skyminer. The key to a decentralized and free internet. You’ll earn Skycoin for owning one. #skywire #skyminer pic.twitter.com/4w02blAB8X

— Sky Rider (@SkyRide24687807) 2017年12月28日

他にもSkywireを使うことは無料ですが、利用者は優待サービスや高い帯域幅を求めてノードにSkycoinを支払うことが出来ます。つまりSkywireに課金するために通貨がSkycoinです。正確にはこのSKYCOINをウォレットにいれておくとhourというトークンが発行されます。hourはSKYCOINをウォレットに入れているだけで増えます。

そして、このhourを払うことで、Skywire内のサービスを利用することができます。将来的にはskycoinは基本動かさない資産になってhoursを生成し、hoursメインのやり取りになると、思われます。なので、Skywireの普及＝Skycoinの価値の上昇であり、これによってSkycoinの長期的需要を提供しています。

Skycoinは現状25%発行されていて、cryptopiaにあるのは6%。OTCで10～15%を販売予定。残りはたぶん会社が保持しているらしく、全部で発行予定数の25%を超えたら年間5%ずつOTCなどで販売予定。全部が発行されるまで最短でも14年を予定しています（ OTCでの販売は市場価格より上に設定することで値崩れを置きにくくしているようです）