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資産運用は投資信託(ETF)から始めたほうがいい3つの理由

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投資は大事

 

現代社会において終身雇用制度はすでに崩壊し、今働いている会社もずっと安泰とは限りません。また病気やけがで自分が働けなくなる可能性もあります。そういう時に必要なのが投資です。

 

資産運用をする大きな目的は「お金の不安を解消する」こと。つまりお金に働いてもらうことで、自分の生活基盤を崩さずに資産を構築していくことにあります。

 

投資というと短期取引=デイトレードで働かずにPCの前で張り付いている といったイメージがされやすいですがこれは大きな間違いです。投資というのは基本的に頻繁に取引せず、年単位で投資信託やインデックスを運用するのが一番儲かる可能性が高いです。

 

なので別にデイトレードをしなくとも会社で普通に働きつつ、昇給や売上アップなど自分の給料を増やす傍ら、その給料の一部を資産運用に回し、家計全体の資産を増やすという2本の柱で資産構築を考えるべきです。

 

 

銀行に預けるのは悪手

 

日本では労働で得た給料は銀行に預けるというのが当たり前ですが、これは個人的に大きな間違いです。

 

というのも昔は確かに銀行に預けておくだけでも十分な利子収入が得られましたが、現在だと銀行金利は大幅に低下し、複利効果もまともに作用しない0と変わらない水準となっています。

 

 

 

 

複利効果を生かせ!

 

お金を運用する上で大切なことは「複利で運用する」ということです。この複利とはアインシュタインもいうように人類最大の発明です。

 

まず金利には『単利』と『複利』というのがあり、3%の利回りで100万円を3年間運用したとする。単利だと、毎年3万もらえるので、5年で115万(100+5万×3年)になります。

 

一方複利だと、最初の年にもらった3万を次の年に繰り越す。だから次の年は103万に対して3%をもらえます。

 

これを5年繰り返すと、116万もらえることになるので単利と比べて1万円貰える額が多くなります。

 

複利は元本と年月が大きく長くなるほどその効果を発揮します。だからこそ投資は若いうちから始めるべきだという人が多いのです。

 

 

 

 

複利だと、運用する元本が増えていくので、どんどん膨らんでいく。だから複利で運用するものを選ぶべきです。

 

お金は、しかるべき運用をすれば、少しずつ増えていきますが、その増えた分をおろしてしまうと、元本が増えていかない。だから大切なことは運用で増えた分を、おろさないでそのままにしておくことです。

 

なので、貯金の際も絶対に使わない資産運用用の貯金と日常生活のための貯蓄を分けて管理しましょう。

 

 

銀行は信用していけない

 

預金がダメなら外貨預金はどうなんだと思う人もいると思いますが、基本的に銀行が進めてくる金融商品はまず購入するべきでありません。

 

モノやサービスを購入する場合はその道のプロに相談するというのがセオリーですが、こと金に関しては例外と私は思っています。というのも投資において私たちと銀行はどう考えても利害関係にあるからです。

 

 

 

 

基本的に投資で一番簡単に儲かるのは株式投資です。ですが、自分で株式投資をやろうとすると銘柄を調べたり価格チェックでサラリーマンの方だと本業が疎かになってしまうこともあります。

 

そんな人にオススメしたいのが投資信託(ETF)です。

 

 

ETFとは?

 

ETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託のことを指します。これは特定の指数(日経平均やNYダウ等)と連動する動きをするよう運用される投資信託で、株式と同じように市場で取引されています。

 

簡単にいうと投資信託は色んな会社の株式の詰め合わせです。数千社の株式をまとめてポートフォリオに詰め合わせることでリスクを分散しています。

 

投資信託の最大のメリットは、分散して投資できることであり、たとえば任天堂ー社
の株だけを買うと、任天堂の株が大きく下落したときに、自分の資産は思いっきり影響を受けます。

 

しかし、投資信託は色んな企業の株式を詰め合わせたものなので、どれかが下がっても、全体でみたら影響が減らせるというのが分散投資の基本的な考え方です。

 

ですが、リスクが減る分リターンも減ります。なので分散投資は、大きく増やす可能性も減るけど、大きく減らす可能性が減る投資手法であり、長期的にコツコツと安全に運用したい人にオススメです。

 

しかし、これを自分でやるとなると何社も株を買わなきゃいけないので、お金も労力もかかって大変です。それを、投資信託を運営している会社が、みんなからお金を集めてやってくれるのが投資信託というわけです。

 

普通のサラリーマンのような個人じゃ、ずっと値動き見てることはできないし、得られる情報にも限界があるのでプロに任せる。という感じです。

 

 

 

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アクティブ型とインデックス型

 

銀行で売っている金融商品は買うべきではないと言いましたが、投資信託も銀行が進めてくるものはダメです。

 

というのも投資信託にはインデックス型とアクティブ型の2種類が存在し、銀行が勧めてくるのは手数料の高いアクティブ型の投資信託です。

 

インデックス型はとりあえず指数などをただ詰め合わせただけのもので、対するアクティブ型はトレーダーやマネージャーが個人的な判断で特定の株式を詰め合わせたものです。

 

普通に考えると優秀なファンドマネージャーに預けた方が資産運用のリターンは高くなるように思われがちですが、統計的には個人の裁量で株式をまとめたアクティブ型の投資信託(ETF)よりも、ただ株式を詰め合わせただけのインデックス型の投資信託の方が運用成績は上なことが証明されています。

 

これはチャールズエリスの敗者のゲームに詳しく書かれています。この本は株式投資の名著なので読んでおいて絶対に損はありません。

 

 

 

 

 

 

 

インデックス運用とは?

 

これまでの株式投資の歴史で長期でみて安定的にリターンを出せる手法はインデックス投資だと多くの大物投資家が主張しています。

 

ですが、証券会社が間でごちゃごちゃせずただ市場全部の株式をまとめ買いするだけのインデックス投資は証券会社の手数料ビジネスをするにあたって旨味が少ないことから世間にはあまり宣伝されていないのが現状です。

 

そして、このインデックス型投資をIDECOや積み立てNISAで購入して積み立てると税制面でさらにお得になります。

 

なので、資産運用の王道はインデックス投信+積み立てNISA(IDECO)です。老後の年金などお金について漠然と不安を抱いているサラリーマンの方はまずこれから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

どこの証券会社で何を購入すればいいのか?

 

さて、インデックス型の投信を買えと言ったもののインデックス型の投資信託も数多く存在します。

 

その中から何に投資するべきか、そしてどの証券会社を通じて購入するべきかを書いていきます。まだ証券会社に口座を開いていない方は、まずはどの証券会社を選べばいいのか迷うことでしょう。

 

また、すでに証券会社に口座をお持ちの方も、そのままで良いのか迷っているかもしれませんね。証券会社を選ぶ際には、株式投資の売買手数料が安いに越したことはありませんが、投資スタイルなどによっても最適な証券会社は異なってくるでしょう。

 

例えば、デイトレーダーであれば取引量に左右されない定額の手数料プランが安い証券会社がいいでしょうし、瞬時に売買注文を出せるレスポンスの良さが大切でしょう。信用取引を多用される方は手数料よりも金利が重要になってくると思います。

 

しかも、「NISA」口座なら配当金や売買差益に税金がかからないだけでなく、売買手数料を無料としている証券会社が多いからです。では、具体的にどの証券会社に「NISA口座」や通常の口座を開設すればいいのでしょうか。

 

現在、各証券会社がサービスと取引コストを競っており、個人投資家にとって有難い状態になっています。積み立てNISAを使ったインデックス投信を購入するならば、業界一位で安定のSBI証券が一番オススメです。

 

SBI証券は老舗のネット証券ということもあり、ネット証券では口座数がもっとも多く、サービスも充実し、システムも安定しています。

 

しかも「NISA」口座で日本株を売買する場合は売買手数料が無料(海外株の場合、購入時は無料、売却時は有料)なのでとてもお得です。

 

またSBI証券は金融業界の中でも仮想通貨やキャッシュレスに一番先進的に取り組んでおり、特に仮想通貨リップル(XRP)を使った国際送金システムの構築には非常に期待しています。

 

 

 

 

 

 

オススメのETF

 

僕がオススメだと思うETF投資信託は世界中の株式をインデックス化したVTというものです。これはつまり世界中の株式をまとめてインデックス化しているので世界経済が上向きな限り儲かります。

 

日本にいると日経平均もバブル期を超えず、デフレスパイラルの真っただ中ですが、世界を見てみると中国や東南アジア諸国は毎年急成長を遂げており、世界全体の年平均の成長率は3%を超えています。

 

 

 

 

他にもアメリカのS&P500や日系225連動型投信もよくダイヤモンドZ〇Iなどでオススメだと紹介されますが、個人的にはあまりお勧めしません。

 

 

 

 

個人的にはこれからの21世紀後半はアジアの時代だと思っているので、目先の20~30年を見ると、東南アジアや中国のインデックス型投信が熱いんじゃないかなと思っています。

 

なので、私の老後に向けた積み立て投資の分はS&PとVTと東南アジアのインデックスを分散して投資しています。

 

 

積み立て投資との向き合い方

 

長期的目標設定長期投資とひとくちにいっても、15年なのか20年なのか、 人によって定義はさまざまです。また他にもゆとりのある生活を送りたいのであれば、具体的にどれくらいの金額が必要なのか、生活水準で大きく変わってきます。

 

そういった意味で投資のスタイルはまさに千差万別であり、明らかな間違いはあっても〇〇するのが絶対正解ということはありません。大切なのはざっくりと目標金額や期間を設定して、毎月いくらを積み立ててどれくらいの利回りで 運用できればいくら貯まるのか、ゴ ールをイメージしましょう。

 

こんな感じで大きな目標を自分の中でイメージしておき、それに向かって今どうするべきなのかを考えて行動していくことが大切です。(これは投資だけでは色んなことに通じることでもあると思います。)

 

 

買って、売る という投資経験

 

私は基本的には長期投資を推奨していますが、大きなリターンが出たときは一部を売却 して利益確定するのも大切です。

 

きちんとリターンを確定することは、投資において大きな経験になると思います。またこのインデックスでの積み立て分とは別に、自分の判断で個別株の売買を行うのもオススメです。確かにインデックス運用は勝てますが、インデックス運用だと投資の醍醐味を味わうことができません。

 

 

 

 

というのも個別株を買うと、業界研究や社会情勢などに自然と目が向くので、ビジネス知識や社会に対する理解が深まります。(就活とかで株式投資をしておけというのはこういうためでもあります。)

 

なので自分は個別株への投資も絶対にやっておいた方がいいと思います。また余談ですが、これらの積み立て投信は月初めに購入されることが多いので、月末に日経平均とかし仕込むと勝率が高いとか高くないとかあるらしいです。

 

 

 

 

終わり

 

老後にゆとりある生活を送るためには若いうちから労働による現金収入とは別に資産運用でお金を稼ぐことにあります。金を稼ぐというと卑しいみたいな風潮が世間にはありますが、金を稼ぐことこそがお金に縛られないための条件でもあるのです。むしろ金がない方が金に縛られますし、心も貧しくなります。幸せな生活を送るために投資を始めましょう。

 

人生100年時代でお金の心配をするべきなのは30代40代の若い世代です。将来年金だけでは生活できないことがわかっているのに、つみたてNISAなどの制度を活用していない人は、それだけで大きなリスクを抱えて生きていることになります。

 

 

 

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