新規制により、暗号資産取引所OKXが2023年6月までにカナダ市場から撤退する予定。

仮想通貨取引所のOKExは、カナダ市場からの撤退を計画していることを明らかにしました。同社は、新たな規制が導入されたことが主な要因で、2023年6月までにカナダでの事業を終了する予定です。

同社のカナダ地域責任者であるJane Belanger氏は、カナダ当局が新たな規制を導入し、それに従わない場合、厳しい罰則が科されることを明らかにしました。彼女は、「カナダでは規制環境が厳しくなっており、私たちはそれに対応することができませんでした。そのため、カナダ市場から退くことを決断しました」と述べました。

Belanger氏によると、カナダの規制要件は非常に高いため、OKExが運営する取引所には多くの費用がかかるとのことです。彼女は、「私たちはカナダでビジネスをするためには、多くの要件を満たさなければなりませんでした。それに伴い、多大な費用がかかることになります。」と述べました。

OKExは今後も世界各地での事業を拡大していく予定であり、カナダ以外の地域での取引所の展開を進めることが見込まれます。同社は、「私たちは今後も世界各地での事業拡大を進めていく予定です。カナダでの事業は終了しますが、他の地域での事業を継続していくつもりです。」と話しています。

OKExは今後、北米での事業を拡大することを計画しており、2019年に米国での拠点を開設しています。同社は、ビットコインをはじめとする主要な仮想通貨の取り扱いや、法定通貨との引き換えによる取引など、さまざまな取引を行っています。