GrayscaleがEtherim TrustをスポットETFに変換するための19b-4を提出
Grayscale Investmentsは、Grayscale Ethereum Trust（ETHE）をスポットETF（Exchange-Traded Fund）に変換するため、米証券取引委員会（SEC）に19b-4を提出したことを発表しました。この提出は、Grayscaleが既にBitcoin TrustをスポットETFに変換するために行った申請に続くものです。
Grayscaleは、暗号資産をインストゥルメンタル株式市場に普及させるため、これらのコンバージョンを行うことを目指しています。これにより、一般の株式投資家も簡単にEther（ETH）に投資できるようになります。
Grayscaleの提出は、SPDR、iShares、Invescoなどの大手ETFプロバイダーと同様のプロセスを経る必要があります。SECは、Grayscaleの申請を審査し、必要な証券法要件が遵守されているかを確認します。
もしSECが承認すれば、Grayscale Ethereum Trustは一般の株式市場に上場されることになります。これにより、一部の投資家は既存の株式取引所を通じてETHに投資することができます。
GrayscaleのEther Trustは、プライベートプレースメント方式でETHを保有し、認定投資家向けに株式を販売してきました。しかし、スポットETFに変換することで、より広範な投資家層がETHにアクセスできるようになります。
現在、Grayscale Ethereum Trustは暗号資産市場における最大かつ最も人気のある投資商品の1つとされています。ETHEは、ETHの価格と相関して増減するため、投資家はETHの価格変動に参加できるとされています。
暗号資産業界では、SPOT ETFの承認が盛んに議論されています。過去数年間、SECは暗号資産ETFを承認することを拒んできましたが、最近ではより前向きな姿勢を見せています。そのため、Grayscaleの申請が成功すれば、暗号資産市場にとって重要な一歩となるでしょう。
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