ここ最近仮想通貨市場はコインチェックのネム流出によるショックや各国の規制のニュースで大きく冷え込んでいます。
仮想通貨の管理
当ブログではずっと言い続けてきましたがコインチェックさんがやらかしてしまったので、今一度仮想通貨の管理・保管について触れておくと、基本的に購入した仮想通貨はウォレットの秘密鍵をネットから隔離しているレジャーナノSなどのハードウェアウォレットや5~10の複数の取引所に分散しておくのが一番オススメの管理方法です。
また取引所には二段階認証や、そのバックアップなどの最低限のセキュリティー対策もやっておいたほうがいいと思います。
自分がやってるセキュリティ対策
①取引所の口座はとりあえず作る(35ぐらいあります)
②メールと取引所には必ず2FAを設定
③2FAのアプリは3つのスマホに登録(iPhone2台、アンドロイド1台)
④2FAを設定するときのバーコードはスクショしてUSBに保管
⑤ウォレットは複数個作り分散— だんごご (@dingogo_12) 2018年1月28日
仮想通貨暴落の原因
今回仮想通貨の価格が暴落している原因は中国の本格的な規制、コインチェック事件などが恐らく原因かと思われます。
他にも去年からずっと言われ続けているテザーの不正発行疑惑も今年に入ってから本格的に再燃しており、これも仮想通貨の価格に暗い影を落としています。
ですが、ロシア連邦財務省が仮想通貨売買を合法化したり、各国でも取引所に本人確認などの規制を設けたうえで仮想通貨を容認する動きが広まっていますし、仮想通貨が禁止されることはもうないでしょう(というか不可能です。)
そうなればいつか上がり目は来るでしょうしその時まで耐えるというのが現時点で最良な選択だと私は考えています。
ショートというのも一つですが、国内の取引所で暴騰暴落時にまともに稼働しているサーバーの取引所がないので、事故みたいなロスカットに巻き込まれる可能性がかなり高いため私はオススメしません。
何もしない or 底を見計らって少しずつ買い増し がいいんじゃないかなーと思います。
この時期の暴落は恒例行事
ビットコインは年始めは毎年こんな感じに暴落しています。そして冬にかけて下げトレンドが続き春になると上向くというのが、ここ数年の値動きです。
そう考えると現在はかなり底の方にあるといえるので、ここで売るのはもったいないと思います。
税金の支払いの利確するか悩んでいるという人も、税金の支払いは頑張れば4月20日まで引き延ばすことができるのでそこまで待つというのも一策かもしれません。
そもそも1~3月にかけては株式などの相場も確定申告が3月にあることから機関投資が大量の利益確定売りを行ったりすることなどから基本的に下落基調にあります。
そして、これがアノマリーとなって市場に年始は下げるという共通認識が生まれ、それにヘッジファンドとかが便乗して売り仕掛けお行う売りが売りを呼ぶ・・・これが冬の相場が盛り上がらない正体だと思っています。
仮想通貨に関しても同じで毎年恒例の年始爆下げ祭りは、単に利益確定に伴う税金を捻出するために換金売りしてるだけのことだと私は思っています。
ユダヤの陰謀だとかフリーメイソンだとか市場崩壊を狙う闇の組織だったりすることはないです。
特にアメリカでは含み益に対しても課税されるのでより売り圧が高まっていると思われます。 仮想通貨は去年のGW以降、参入者も格段に増え時価総額も数十倍に膨れ上がったので、その分下げも例年より大きいとは思いますが、これはしょうがないです。
そして、株も仮想通貨もファンダメンタルではなく単なる季節要因で下げているこの時期に仕込める人が勝ち組だと思います。
なぜ下げ相場の時にあんなに安かったのに買わなかったのだろうみんな
よく「落ちている最中のナイフを掴むな」と言うけど、上がってる最中に買うのも「上昇中のロケットに掴まる」ようなものだと思う
— くりぱか (@Creeperker) 2018年2月22日
仮想通貨が大幅な下落開始してから回復までにかかった時間
・2010年の-94%時には40日で回復
・2011年の-94%時は631日で回復
・2013年の-76%時は211日で回復
・2015年の-85%時は1181日で回復
・2017年の-33%時は48日で回復
・2017年の-39%時は55日で回復
・今回????
今回は3月に開かれるG20後に価格が回復していくだろうと個人的には予想しています。
どのコインもそうだけど、強い上昇が止まると、そこから半値戻し~61.8%戻しの調整はやるから、
買えてない場合は、上昇中にイナゴしないで、いつか上昇が止まって調整に入ったタイミングで、このくらいの押しラインで指値入れて買うと、高値掴みは防げる。— 🙉にらたまちゃんの仮想通貨 (@jyImbQ93) 2017年12月29日
仮想通貨は既得権益との戦争である
マカフィーおじさんめちゃいいこと言ってる!文学的!✨
👉我々は政府と銀行の権力に対する闘争の渦中にいる。彼らの唯一の武器は恐怖を煽ること。そうして我々の確かな勝利を遅らせてゆく。仮想通貨は屈しない。廃れゆく過去の風に吹かれているだけだ。 https://t.co/7fU7OjUJZw— Little_mom@polca·ブロガー·子育て奮闘中 (@Little__mom) 2018年2月1日
仮想通貨・ブロックチェーンが注目されている理由は簡単に言うと送金(価値のやり取り)が従来の銀行よりも安い早い便利という点にあります。
これは今までの銀行のマーケットに大きな脅威となっています。なのでリップルによる国際送金に関しても銀行は受け入れざるを得ないから受け入れているだけであり、本質は仮想通貨を好んでいるわけでありません。
なので、金融界隈の人間は仮想通貨は詐欺だとか不安を煽るような言動をこれからも恐らく続けてきます。
ですが、仮想通貨のブロックチェーン技術は既存に情報管理技術より圧倒的に便利であり、その技術的アドバンテージは揺るぎません。なので長期的にみれば死にゆく人たちがヤジを浴びせているだけにしかすぎません。
相場は低調ですが、ここで狼狽すると「あの時売らなければよかった…」と必ず後悔すると思います。LINE・SBI・メルカリ・サムスン電子などなど、様々な企業が仮想通貨事業に参入していますし、こんなところで仮想通貨が終わるはずありません。とにかく長期的な目線で仮想通貨投資を楽しみましょう。
仮想通貨市場はこれからも拡大していく
株式市場:66.8兆ドル(約7348兆円)
金の市場:8.2兆ドル(約902兆円)
現在(2018/02/06)の仮想通貨の市場:3,260億ドル(約36兆円)
BITCOINIRAが昨年8月に発表した有名な資料だけど、仮想通貨の市場がまだまだ拡大余地がある事は自明 pic.twitter.com/OUOgZFgWlz
— 仮想通貨おじさん (@XRPMONA) 2018年2月6日
仮想通貨市場の現在の時価総額は約35兆円とまだアップルの時価総額の半分に過ぎずまだまだ小さな市場です。
そして、中国やヨーロッパは仮想通貨に対してICO規制など厳しい規制をしようとしていますが、ロシアは仮想通貨取引を容認したり、アメリカは連邦議会で行われた公聴会で仮想通貨に対して好意的な姿勢を見せるなど、必ずしも世界全部が仮想通貨に対して否定的な訳ではありません。
https://t.co/WXe9yl0Irz
公聴会ライブ ざっくり内容訳
・投資家保護を大事にし、法律を作っていく段階。
・仮想通貨はまだまだ小さすぎる市場でこれから。
・ICOtokenは証券としての機能をしてればそれは証券とみなす
・仮想通貨市場はこのまま成長する。— UU@仮想通貨 (@UU_Uu1uU) 2018年2月6日
公聴会終了。総じて上院、SEC,CFTCともにブロックチェーンと暗号通貨の有用性に関してはポジティブであり今後の必要な規制に向けて建設的な議論が行われた。ポイントも全て的確。テザーの件の追求は無かったけど、これはアメリカ主導で正しい枠組み作りが行われていく予感。やはり未来は明るい!
— ザハキャッシュ〈法の番人in US〉 (@utah_) 2018年2月6日
速報~❗さきほどロシアの暗号通貨関連の新法案が公開された~🇷🇺
「マイニングは事業の一種類に規定」「暗号通貨&トークン→デジタル金融資産に規定」「スマートコントラクト→デジタル契約に規定」1/25に公開されて90日後に有効となるとのこと
原法案⇒https://t.co/ckAQFmBEew— ロシアンOLちゃん@仮想通貨 (@crypto_russia) 2018年1月26日
リップルなどの有望な仮想通貨を安く買いたい機関投資家などがこれからもブルームバーグなどからネガティブなニュースを発信していくと思われますが、いつか必ず上昇に転ずる機会が訪れると思われます。
ただし草コインのような明らかに投機需要のコインはこれから値が回復するかは何とも言えません。
もう一度購入しているコインのWPのロードマップを確認し、絶対に上がると確信が持てないものは利益が出ているにしろ損が出ているにしろ手放すべきでしょう。
下がってビビるものはそもそも買うべきではない
確かに価格が下がって含み益が減る・含み損が出るのは非常に辛いことです。
しかし、投資で大きく儲けて相場に残り続けるのに必要なのは、この冬の時期を耐える忍耐力だと私は思っています。
大した理由のない下げでビビってるようでは高く買って安く売るだけの養分です。今は通用するかもしれんが続かない。
要するに常日頃から死ぬほど自信のある銘柄以外買うなってこと。
— 倍々銘柄のパナ (@emperorpana) 2018年1月30日
今日は一つお話します。金儲けは超簡単で、いくつかの要素でできてます。まず第一が、リスクを常に取っているか、という点。実際はこれが最重要要因です。例えばですが、仮想通貨が下がった、そこで一度全て法定通貨にしてある、こういう人は金持ちになれないっす。なぜならリスク0状態にしているから
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月25日
そして、面白いことに、文句言うやつ、批判しかできないやつ、ごちゃごちゃうるせーやつを調べ上げてみると、リスク一切取ってないんですね。そのくせ、金持ちへの嫉妬は最大級のもんを持ってます。リスク取ってるやつは文句も嫉妬も言いません。リスク取ってないやつは文句と嫉妬は一流です。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月25日
本当にいいもの(将来的にプロジェクトが大成功して価格が大きくあがるもの)は地合いに釣られて下がることもありますが、市場は長期的に見れば合理的に動くものなので我慢し続けていればいつか評価される時が訪れるはずです。
なので短期的な価格の変動に動揺してせっかくの仮想通貨をドル円に換えてしまうのは非常にもったいないことです。逆にいうとこう考えられない人は仮想通貨に投資しているのはなく投機しているのはないでしょうか?
ちなみに投資の神様として株式投資家で知らない人はいない人物であるウォーレン=バフェットもこう言っています。↓
今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいい。その会社が10年、50年経っても欲しいと皆が思うものを作っているかどうかが重要だ。
byウォーレン・バフェット
→投資の神様ウォーレン=バフェットから学ぶ気楽に行なう仮想通貨投資
私はリップルとビットコインキャッシュは10年・50年使える仮想通貨であると信じていますのでこの暴落相場でもホールドし続けます。(他も基本的に同じですが納税額次第でちょっと気分が変わるかも・・・?)
加えて下がった下がったといっても去年の5月の水準よりはまだ上ですし、年単位で見れば着々と市場成長が進んでいると私は見ています。
コインチェックさんが原因なのか?テザーが原因なのか?
只今、暴落していますが
2017年7月17日よりはるかにマシだと思って耐えます!
#ビットコイン #リップル #NEM #XRP #コインチェック #ハッキング #モナコイン #ADA #CC #ビットフライヤー #仮想通貨 #ネム https://t.co/j6MD8N1pno pic.twitter.com/DJQrG3mw78— kouyou(仮想通貨・スタンプ) (@kouyou007) 2018年2月1日
仮想通貨に悲観的な人が増えてると思うけど、ほんとに、まだ実用化されてませんからね……w
終わるも何も、ほんとうに「これから始まる」んですよ!
今見切りを付ける意味はまったくわからない。
強気に聞こえるかもですが、「未実用化フェーズ」というのは、これ事実ですからねぇ。— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年2月6日
終わり
価格が停滞すると本当に仮想通貨って大丈夫か?って心配になってきますが、価格とは裏腹にリップルなど多くのプロジェクトが進行中で大きな流れは確実に前に向かって走っています。
なので、また最高値を更新するようなお祭り間違いなく来ると私は考えています。
またICOも人気なものはハードキャップ(目標額)をすぐ達成したり、上場後2・3倍の値段を付けるなどまだ参加した方が得な状況が続いており、ICO案件に投資するのもアリだと思います。
そして、個人投資家の機関投資家にない大きなアドバンテージの1つに悪そうな相場を休むことができるというのがあります。
機関投資家は人の金を運用しているので、相場が暴落しようが冷え込もうが休むことはできませんが、個人投資家ダメそうだなと思った取引せずに休むという選択肢もあり、今はその選択をする時期だと思います。
私は趣味で色んなオンライン対戦ゲームをやっているのですが、対戦ゲームで上手い人の特徴として共通しているのは不利な状況で戦わないというものです。
投資はゼロサムゲームではないと思っていますが、相場との闘いであることには間違いありません。
なので、相場の地合いが悪い時にわざわざ特攻する必要はないのです。何でも勝手に上がっていくカモみたいな地合いで積極的にトレードしていきましょう。
一応、下がってる相場だから売りで勝負するというのももちろんありですが、買いは家まで売りは命までという相場格言にあるように、売りで勝負するというのはかなり難しいことです。なので僕はやりません。
モンハンワールドはめっちゃ面白いので、モンハンワールドとPythonを使った新しいBotの開発に当分いそしもうと考えています。
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