今回はiXLedger(旧 InsureX)について紹介していきたいと思います。
iXLedger(IXT)とは?
「iXLedger(IXT)」とは、イーサリアムをプラットフォームとしたブロックチェーン技術であり、保険市場のための画期的なブロックチェーンプラットフォームを目指している仮想通貨の1つです。
Xleder(IXT)が目指すのは保険業界の「ムダ」の削減を目的としたプロジェクトであり、保険と聞くと一般的には自動車保険や生命保険、火災保険などを想像します、iXledger(IXT)が提供しようとしているブロックチェーンプラットフォームはこの保険とは少し異なり、「再保険」という市場になります。
再保険というのは、要するに保険会社のための保険で、あらゆる保険会社は地震や台風などによる災害などで、急な保険金支払いに起きてしまい、手持ちの資金が不足した場合に備えて「再保険」に加入しています。
この「再保険」を行っている再保険会社としてはイギリスのロイズや、日本では損害保険各社が共同で出資・設立したトーア再保険会社などが有名です。
Xledger(IXT)の目標は、スマートコントラクトによって保険市場取引や保険商品の管理などを一元的に行い、これらに関係する再保険会社、保険会社、ブローカー、システム開発運用者、そしてその先の私たち顧客を繋ぐ全く新しい代替保険市場を創出することにあります。
参照:https://twitter.com/IXTgorilla/status/965938036209930240
ちなみにiXLedger(IXT)は元々「insureX」という名前でしたが、「insure」というのが、実際の保険会社と紛らわらしいみたいで、ブランティングの面から名称変更に踏み切ったようです。
・公式HP
公式Twitter
日本語版WP&解説動画
特に有志が翻訳した日本語版のホワイトペーパー(WP)はすごく分かりやすいのでぜひ一度読んでみてください!それでIXTのプロジェクト内容とその中でIXTがどう使われるのかは簡単に理解できると思います。
iXLedgerのチャート
iXLedgerは過去に100円を付けていましたが2017年9月には30円まで下落しこの記事を書いた日には、10円を切るような値動きとなっています。
発行枚数は100,000,000 IXT(1億)となっており、時価総額は今のところ10~30億円のレンジで推移しています。
そんなiXLedgerのふがいない値動きにslackや匿名掲示板では、iXLedgerに対して失望したといった声もチラホラ見受けられますが、iXLedgerには一応価格上昇材料があります。
iXledgerとGen Reとの戦略的提携!
iXledgerとGen Reが戦略的提携
ロンドンをベースにした、ブロックチェーンで保険ソリューションを提供するテクノロジーカンパニーiXledgerは、世界をリードする再保険会社の1つであるGen Reと提携することを発表しました。
iXledgerのブロックチェーン保険ソリューション
iXledgerとGen Reは先進的なブロックチェーンの技術を用いて、保険市場を改革するために初期のフェーズから協働することを決めました。
Gen Reは専門的なソフトウェアや先進的なテクノロジーの恩恵を、iXledgerのブロックチェーンを初期に採用することで受けるでしょう。
markets.businessinsider.comより引用
今回の目的はGen Reの生命保険会社の顧客でiXledgerの使用事例を作り、それを拡大するためです。このプロジェクトはまずUKにフォーカスを当てていますが、いずれEU, Asia, USにも拡大できるポテンシャルを秘めています。
iXledgerはブロックチェーンを用いて革新的な保険ソリューションを提供します。それによって保険関係の取引の効率化とプライバシーデータを保護できる可能性を秘めています。
Gen Reというのは私たち一般人にはあまり馴染みがありませんが、生命保険や災害保険業界に再保険のソリューションを提供しています。
またGen Reは、投資の神様であるウォーレンバフェット氏の運営するバークシャー=ハサウェイの100%子会社で、資本金は130億ドル、年間保険料収入は56億ドルにもなり、主要再保険会社の中でもグローバルにオフィスとネットワークを持っている、リーディングカンパニーです。
このGen Reとの業務提携は残念ながらまだIXTの価格には反映されていませんが、私は期待できる材料だと見ています。
IXTのブロックチェーン技術による目的
IXTのブロックチェーン技術は、上述したように保険会社における再保険市場で効率的なソリューションを生む製品を提供することにあると言えます。IXTの売り出そうとしている製品の概要がコチラ ↓
保険を購入して販売する
保険商品を販売している企業は、それらを市場に出すだろう。保険を購入しようとする企業は、検索を使用するか、リスティングを通知します。
ポートフォリオ管理
取引を整理するために、ダッシュボードのポートフォリオとして構成することができます。トランザクションの高度な集約情報が利用可能です。
移行実行
適切な保険商品が見つかると、参加者は必要な情報を交換するプロセスを開始します。各ステップはInsureXプラットフォームで追跡されます。
リアルタイム市場の洞察
提供されているものを確認し、市場の理解と洞察を得るために、豊かで強力なダッシュボードがあなたにリアルタイムの視点を提供します。
この再保険製品を開発し、Gen Reを初めとした世界の大手保険会社に売り込むことが成功すればこのプロジェクトは成功だと言えます。
SlackでのCEOの発言まとめ
海外の掲示板サイトであるSlackでiXLedgerのCEOであるIngemar(インゲマー)氏が色々と発言しているのでまとめておきます。
1.iXLedgerについては保険会社に提供するための製品のプロトタイプは、すでに完成している。
2 .このプロトタイプの製品は既存顧客であるGen Reだけではなく、他の潜在顧客である保険会社に向けてもプレゼンなどで売り込みをかけている。BtoCは後回しっぽい
3.Gen Reとの契約により定期収入が入ってきているため、資金繰りは安定している。
ICOには、EcobitやStatusみたいに金だけ集めておいて、プロジェクト自体は何も進んでいなかったりするような、詐欺まがいのICOも多数存在しており、中国を初めとして世界各国で規制などが検討されていますが、iXLedgerはすでに大手保険会社と契約締結しており、次はGen Reだけではなく、他にも保険会社10社との提携を目指しており、今のところ順調に進んでいます。
もちろん今後どうなるかはわかりませんが、今のところは期待できるといえます。
$IXT #iXledger ビジネス開発マネジャーとインフラ責任者を雇用、今日から仕事し始めたとのこと pic.twitter.com/I3Vym7gvHJ
— CryptoPeko仮想通貨のペコちゃん (@CryptoPeko) 2017年9月18日
他にもビジネスマネージャーとインフラ責任者雇用するなどプロジェクトの拡大に力を入れているのが伺えます。
・こちらでIXTに関する最新情報を入手できます。
→https://insurex.herokuapp.com/
(IXTの購入方法に続きます)
コメント
[…] ⇨IXT(IX Ledger)とは何なのか? […]
[…] 株初心者が本気で儲けるブログより引用 […]
[…] 参考記事:https://dmjtmj-stock.com/entry/2017/09/19/061522 […]