ビットコイン(Bitcoin)は半減期を迎えると価格は上がる?下がる?

ビットコインの半減期とは何か

SNSでビットコインについての情報を集めていると良く出てくる「半減期」というワード、そろそろ半減期を迎えそうなので改めて解説していきたいと思います。

まずビットコインは通貨でありその発行枚数は2100万枚とプログラムによってきめられています。そしてビットコインはPoWというシステムによって取引の信頼性を確保しています。(詳しい話は↓の記事で解説しています)

このPoWというシステム下でビットコインは約10分に一度のペースでマイナーによって新しいブロックが採掘され、その中にある新規発行分のコインがマイニング報酬(+取引手数料報酬)という形でマイナーに支払われます。

一応マイニング報酬というのは新規発行報酬+取引手数料報酬なのですが、現在ビットコイン(BTC)はブロックサイズが1MBと非常に小さいため取引手数料はほぼ無いようなものになっています。

そしてビットコインにおける「半減期」というのはこのマイニング報酬における新規発行コイン分の報酬が文字通り半減する現象のことを指します。

ビットコインの半減期は2009年にビットコインのネットワークが始まってから2012年11月と2016年7月の2回しかきていません。Bitcoinの半減期は大体4年に1回のペースで発生し、合計32回発生するように設計されています。

引用:Bitcoin半減期カウントダウン | Binance Academy

現在のビットコインのマイニング報酬における新規発行コイン分の報酬はシステムが稼働し始めた当初は50btcで2回の半減期を迎えたことで、執筆時点(2020年2月時点)では1ブロックにつき12.5BTCとなっています。そして2020年4月にもう一度半減期を迎えることで12.5÷2=6.25BTCになる予定です。

ビットコインの価格は半減期でどうなる!?

そして、そして肝心の半減期を迎えるとBTCの価格はどうなるのかという点ですが、半減期を迎えた場合の予想としては基本的には以下2つの意見に集約されます。

・マイニング報酬が半減すると、マイナーの報酬が減り市場に売却されるビットコインの量が減るためビットコインの値段は上がりやすくなる。

・マイニング報酬が半減すると、マイニングをする価値が減り、採掘者(マイナー)が減るので値段が下がる。

マイナーはビットコインをマイニングし、マイニングしたコインを市場に売却することで、ドル(Fiat)を手に入れそれによってマイニング工場の設備に掛かる電気代などの諸費用を賄います。よくXRPとかがR社の売り圧がうんたらかんたら言われていますが、売り圧があるのは実はビットコインも同じです。

BTCにおいて半減期を迎えるということはマイニングされるコインの量が半減するということなので、マイナーが市場に売却するビットコインの量が減少し理論的にはBTC価格の売り圧が減る→価格が上昇しやすくなるという事を意味します。

後者はマイニング報酬が半減するとマイニングのうま味が半減するのでマイナーが減り採掘難易度(ハッシュレート/diff)が低下し、それに釣られて価格も下落するというものです。

まあ個人的な意見としては、半減期と価格は気にするほど関係がないって感じです。体感としては半減期前に期待上げして半減期直前または半減期後に下がるって印象ですね。

半減期から見えるBTCの問題点

価格面から見ると半減期というのはマイナーによって市場に売却される新規コインの量が減ることを意味するので価格上昇圧力になりますが、システム面で考えるとリスクな一面があります。

というのも基本的にマイナーがコインをマイニングする理由は「儲かるから」という営利目的です。マイナーはボランティアではありません。マイナーは儲かるからビットコインをマイニングしているわけです。そしてマイナーのマイニングによってビットコインの取引内容はその不改ざん性が保証されています。つまりマイニングとはビットコインの取引検証を手伝う代わりにもらえるお小遣いのようなものなのです。

ここで一度考えてみてください。ここから先半減期が何回も続くとそのたびにマイニングによって得られるコインの量が半減していきます。市場にとっては売り圧が減るので喜ばしいことですが、反対にマイナーにとってはマイニングのうま味が減ることを意味しているわけです。

マイナーは採算性が合わなくなるとマイニングを止めます。もちろんPoWには一定期間ごとに参加者の人数に見合った採掘難易度に調整されるため、難易度が下がれば(マイニングに必要な電気代が少なくて済む)マイナーは再びマイニングを開始します。

ですが、採掘難易度が低下する=ビットコインのセキュリティが低下するという事を意味しています。そして、半減期を繰り返していくごとにいずれビットコインのマイニング報酬はほぼ0になります。するとマイナーはマイニングのうま味が0に等しくなるため、ほぼ誰もビットコインをマイニングしなくなります。

新規発行分のマイニング報酬が減っていき、スモールブロックで手数料報酬が見込めない中、この先誰がネットワークを管理(マイニング)していくのでしょう?ちなみに頼みの綱のLNは違法です。

そりゃ物好きでノード建てたする人もいますし、0にはならないと思いますよ。ただ営利目的のマイナーが消えるということはハッシュレートが低下を意味します。そして半減期ごとにマイナーが減っていき最終的にモナコインのようにレンタルハッシュを使えばネットワークに攻撃できるようになった場合、ビットコインに今と同じような価値が付くのかなあ・・・と私は思います。

ハッシュレートを下げないようにするためには半減期迎えるごとにビットコインの価格が倍々になる必要があります。これまではそれで問題ありませんでしたが、今ではBTCbの時価総額は既に数十兆円なので、残り約30回半減期を迎えるたびに価格が倍々になっていくと最終的にビットコインの価格は100万円×2の30乗という天文学的な価格になっている必要があり、普通に考えてこれは不可能です。

終わり

以上がビットコインの半減期についてのあれこれです。まあ普通に考えて半減期を迎えると市場に売却されるコインの量が減少するので価格にとっては上昇要因です。これまでの体感としては仮想通貨メディアが半減期が云々~みたいなニュースが流れ始めると価格は上がり始め、半減期直前・直後辺りで下落する印象です

そして半減期をビットコイン(BTC)のシステム面から見た場合、このまま半減期を迎えていくとマイニングのうま味がどんどん減っていき最終的には誰でもマイニングしなくなるという大きな問題点にも繋がるものでもあるって感じですね。BTCの問題点については以下の記事たちで解説しているので、気が向いた方は是非どうぞ。

では~







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