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日本経済が低迷する原因と仮想通貨が変える人々の働き方

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日本政府の進める働き方改革

 

日本の政府政策のなかで「人々の働き方」が重要なテーマとなっています。ニュースで安倍首相の演説でも働き方改革というワードが何回も出てきます。

 

安倍首相の働き方改革は女性や老人も働ける1億総活躍社会を目指していますが、日本政府の進める働き方改革には実は他にも掲げられている目標が存在しています。

 

それがフレックスタイム制の普及や自営業(フリーランス)の推進ですが、日本がこれまで終身雇用型社会で成功してきたこともあり、フリーランスの数は思ったほど増加していません。

 

 

 

 

要は労働効率が悪いんですよね。まず残業ありきでダラダラと働いていること、そしてプログラミングなどのIT知識がないためにマクロを組めば簡単に終わる仕事を手作業で延々とやっていることなどがあります。

 

 

 

 

実際情報関連の技術では、日本はかなり遅れています。いまだにプログラマーの待遇が悪いのなんて日本くらいです。中国やアメリカではITエンジニアの初年度の年収が1000万円を超えていることも珍しくありません。

 

そして日本の実質賃金も先進国の中で既に最下位になっています。こういったことも起因して日本国内に新しい産業が生まれず、低コスト競争に突き進み既存の産業分野の中間搾取のようなサービス産業しか生まれてこないのも原因だと思われます。

 

 

 

 

増えないフリーランス

 

アメリカではすでに3分の1を超える人々がフリーランサーとして働いています。日本でも最近名前が挙がってきているフリーの民宿システムであるairbnbなども言うなればフリーの民宿業を手助けするためのシステムです。

 

一応日本にも働き方改革の目標に「フリーランスの割合を増やす」というものがあるのですが、日本のこれまでの終身雇用制などの勤務形態に基づく風習により、フリーランスはあまり増えていません。

 

 

仮想通貨とブロックチェーンが変える人々の働き方

 

高度成長期は会社に雇われていれば定年まで雇用は安泰でしたが今はそうではありません。大企業に正社員として雇われていたところで安全とはいえません。

 

むしろ東芝やシャープ、神戸製鋼などを見ていると大企業のほうが危ないとさえ感じます。そしてこれらの大企業の失態は氷山の一角にすぎず、今後、こうしたケースはさらに増えると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ビットコインに代表されるブロックチェーン技術の売りは価値のやり取りをほぼ無料にするという点にあります。

 

 

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これは、経済活動の姿を大きく変える可能性を秘めています。特にビットコインをはじめとした仮想通貨の普及で大きな恩恵を受けるのは、個人や零細企業でしょう。

 

これまで個人であれば、支払い決済の手段にクレジットカード決済のシステムを持つことは、コスト上の問題から実質不可能で何らかの仲介サイトに依存せざるをえませんでしたが、ビットコイン決済が普及すれば、自分のビットコインアドレスを公開するだけで支払い決済が行えるようになるのです。

 

そしてこのビットコインのウォレットアドレスは晒しても銀行口座情報のように個人情報が漏洩する心配もありません。

 

これまで資金を受け入れる手段を持たなかった人が、その手段を獲得したということでありこれこそが働き方を変える大きな契機になる可能性があり、これからは今までよりもよりフリーランスが増加すると思われます。

 

 

 

 

今の日本に必要なことは自分たちがすでに技術的に劣位にあることを認め、勉強することです。

 

就活だけ頑張って企業に一生ぶら下がろうと考えたり、とにかく公務員になろうとするのではなく、一人一人がフリーランスとしてやっていけるくらいのスキルを身に着け自立する必要があるのです。

 

 

 

 

これからはフリーランスの社会になる可能性が高い

 

今の日本企業はフリーランスがいないため組織が硬直化しイノベーションが生まれていません。

 

フリーランスが増えて、フリーランスを企業がより使うようになれば雇用も体制もより柔軟となり新しいイノベーションが生まれる可能性が高くなります。

 

そもそも資本主義の世の中では国の発展には企業の新陳代謝が不可欠なのです。日本が低迷している理由は官民の癒着による東芝のようなゾンビ企業の増加も原因の一つです。

 

これまで終身雇用型の社会が当たり前だと思っていた人たちにとってはにわかに信じがたい話かもしれませんが企業はバンバン潰れたほうがいい側面もあります。

 

企業が潰れたらそこで働いている人の生活はどうなるんだ!?と怒る人もいるかもしれませんが、国際競争力も成長しようという意思すらない企業がのさばり続けることは社会にとって害悪でしかないのです。

 

 

 

 

そうやって無駄に会社にとって何の利益も生み出さない寄生虫のような人たちの雇用を頑張って支え、利益を生み出す種である理系の開発者の待遇をおろそかにした結果、世界の企業の時価総額ランキングはサムスンやアップルやAmazonに取って代わられて消え去り、国全体でも終わりのないデフレスパイラル、円の相対的価値の下落ということが起こっています。

 

これからの日本は企業にいても過酷な長時間労働を強いられますし、企業そのものが潰れて消える可能性が非常に高いです。

 

実際今の日本の賃金は先進国でも最低レベルです。少し前に中国のIT企業であるファーウェイが日本での求人で初任給40万円を出して話題になっていましたが、今やシリコンバレーのIT企業ならば初年度で年収1000万円も珍しくありません。むしろ初任給40万円ですら低いほうです。

 

 

 

 

公務員になるのも手の一つかもしれませんが、今の公務員だって人口当たりの人数が多すぎですし、消費税の増税、社会保障費の引き上げの次は公務員のリストラが行われるかもしれませんし定年まで安泰というわけでもありません。

 

そういった社会の中で生き残るにはスキルを身に着け転職していくか、フリーランスとして企業に属さず自分の身一つで生きていくかないのです。

 

 

 

 

そして、これまでは様々な理由からフリーランス(自営業)というのはハードルの高い職業でしたが、インターネットの進歩、そしてビットコインの登場によりそのハードルは大きく下がりつつあります。

 

その結果、個人が組織と対等の立場で仕事をすることが可能になってきている。また、仮想通貨を利用すれば、これまでの個人事業での最大の難所であった送金、課金の問題を解決できる。

 

このような変化によって、主体性を持って働く独立自営業者、つまり、フリーランサーが普通に存在する社会が実現する可能性があります。

 

情報技術の進展によって、さまざまな形態の働き方が可能になっています。だからこそそれを最大限に活用して、新しい働き方を探ることが重要だといえます。

 

今まではお金がないと何もできませんでしたが、これからは想像力や創造力がないと何もできない世の中になると思います。

 

そして、これまでの考え方から脱却できない人はその社会的価値がどんどんなくなり低所得で社会において肩身の狭い思いをすることになると思います。

 

逆に新しい切り口で世の中を見れる人にあらゆる価値が集中する、そんな時代に私はなっていくと予測しています。

 

そういった話は今話題になっているメタップスの佐藤社長が書いた お金2.0 新しい経済のルールと生き方 により詳しく書かれているので興味のある方は是非読んでみてください。

 

 

 

 

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