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【金融知識】 株式と債券の違い

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今回は株式と債券の違いについて分かりやすく紹介していきます。基本的なことですがとても大事なことです。

 

投資におけるリスク管理(分散投資)においては、株と債券を上手くポートフォリオに組み込むことがとても大事です。

 

それは株と債券はまったく違う資産であり、異なる値動きをする金融商品であるからです。株と債券は紙切れという点は同じですが、性質は全然違います。

 

・株式

 まず株式について見ていくと、株式を保有している人を株主と呼ばれ、

株主は出資者として経営に参加するなど保有株数に応じた持ち分権を持っています。

 

他にも

・満期や償還がない

・配当が支払われるが、配当金額は毎年変動し、保証されたものではない。

・株式は企業の業績によって価値が変動する。

 

 といった特徴があります。

 

ようするに株式は企業に対する出資です。将来の収益のために必要な資本として企業に投入するので、投資の成果として企業が収益をあげれば、株主配当を受け取る権利があります。企業価値が上昇すれば、株価が上がりますので、元本が成長しキャピタルゲインを得ることが期待できます。いわば、将来の収益(インカムゲイン+キャピタルゲイン)を受け取る権利を買っていることになります。

 

債券と大きく異なる点は、出資した分に対してどのくらい返ってくるかが不確定であることです。確定していないということは、収益の上限が無限であるともいえます。元本部分の返還が約束されていない分だけ、成功したときに収益は大きい。

 

それが株式投資のダイナミズムです。つまり100万円出資した場合、債権なら年利〇%とか決まっていますが、株式ならば出した100万が10倍の1000万になったり、逆に半分の50万になる可能性があるということです。

 

・債権

次に債権について見ていくと、まず債券を保有している人を債権者といいます。そして、株式と違って、債券は企業への貸し付けを意味し、債権者は経営への参加権や経営リスクを持ちません。

 

他にも

・満期がくれば元本が償還される。

・確定したクーポンが支払われる(ゼロクーポン債という形態もある)。

・債券は主に金利によって価値が変動する。

・債券は負債に組み入れられる。

 

 といった特徴があります。

 

要するに債券は貸したお金に対する借用証書です。たとえば、日本国債を購入するということは、日本国政府にお金を貸し付けたことを意味しています。国債は、借り手である国が発行する借用証書です。

 

貸したお金ですから、基本的には期限がくれば返ってきます。貸しているお金なので、利子がつきます。ほとんどの債券は、購入した時点で受け取り利子の確定している金融商品です

 

債券はインカムゲイン(利回りによる収入)が確定している商品ですが、償還期限前に譲渡しようとすると時価で売ることなり、元本を下回る可能性があります。

 

基本的には、市中の金利が上昇すれば、すでに発行されている債券(既発債)の価格は下がります。なぜなら、新しい債券でもっと利回りの大きいものが売られているからです。

なので元本償還の期限前に債券を換金したい人は、利回りの高い新しい債券よりも条件を良くしなければ売れませんので、債券価格を下げるしかありません。これを、債券の金利上昇リスクといいます。

 

債権投資は投資において比較的安全な部類ですが、それでもリスクは存在しているので債券に投資する場合はそのリスクをきちんと把握したうえで、分散投資をすることが賢明です。

 

最後に株式と債券の違いを簡単にまとめると、株式投資は収益を買うお金、債券投資は貸したお金といえます。

 

 

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