【株価分析】SBI証券<8473>の今後の将来性と株価予想

SBI証券の平成30年度決算報告

本業の証券業と金融アセットマネジメント業は前年度比も大きく伸びており堅調です。

SBIの予想株価・将来性

株価指標に関してはPER:8.9倍、PBR:0.9倍、ROE:10.3%と、数値だけならすこぶる適切な感じですね。

しいて言うならPBRが1以下でありROEも高くないため、仮想通貨を始めとするフィンテックに取り組んでいるわりには若干割安な感じがします。

仮想通貨・フィンテックに取り組んでいるインフォテリアやオルトプラスはPERが3桁あるのでSBIの10%というのは同業と比較するとかなり低いと言えます。

保有割合は自社が50%で残りのほとんども機関投資家が占めており、ホルダーも堅く下値も見えていると思われます。

そして結論から言うと私はSBI証券の株価は向こう10年で今の10~100倍になってもおかしくない企業だと考えています。

その理由としてはSBI証券は日本の金融機関の中でフィンテックAI・IoTといった第4次産業革命の分野に対して一番積極的に投資を行っている企業だからです。

そしてその結果SBI証券は現在のソフトバンクに匹敵する投資銀行になるのではないかと考えています。現在の時価総額6000~8000億円程度なので全然あり得ない話ではないと考えています。

証券業と多角化の成功

オンライン証券では他社を既に圧倒しており、これからの目標は野村などの大手証券会社、口座数の伸びからして抜かすのは時間の問題。

おつりで投資をするウェルスナビなども今後もサービスを拡大予定。保険事業であるSBI損保も堅調に拡大。利益の減少は火災保険用の設備投資のため。

保険の申し込みが住信ネット銀行などからであり、競争優位性のためのビジネスエコシステム(経済圏)の形成を今後も進めていく。

フィンテック投資ファンドの設立により利益のさらなる獲得を目指す。フィンテック分野においてSBI証券の名前は世界に名をとどろかせている。

アメリカのブロックチェーン分野の影響力のある企業として1位に挙げられている。SBIフィンテクファンドの1つが米ナスダックに上場。現在トータル320憶円を投資に回している。

今後も韓国でフィンテック関連分野に投資を進めていく。

バイオ分野ではAKIという腎不全の病気に対して有効な治療薬を開発できる可能性があり、これが認可されれば今の赤字は全部吹き飛ぶ。

膀胱がん・糖尿病についても有効な術中診断薬の開発中、ここも成功すれば世界で使われるので大きなマーケットとなる可能性がある。

発展途上国に向けて健康食品の普及も進めており、世界80か国で手続き中、来年には10か国で販売開始予定。

小会社事業に関しては、評価されづらいため海外の取引所に子会社を上場させることで企業価値の顕在化を図っていく。

JALと提携しJALSBIフィンテックを設立し、JALとともに発展に向けて企業努力を続けていく。

ブロックチェーン技術は音楽業界や不動産分野などあらゆる分野で応用の利く技術であり投資する価値が非常に高い。

(SBI証券、2017年10月株主総会での北尾社長の発言より抜粋)

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仮想通貨事業を始めとしたフィンテックへの取り組み

SBI証券の他の証券会社にない強みとしては、フィンテックへの取り組みが他社と比較しても異常に進んでいるという点です。

フィンテックというのはフィナンシャル(financial)とテクノロジー(technology)を組み合わせた造語でIT技術により金融コストを大幅にカットしようとする試みのことを指します。

実践FinTech フィンテック革命の戦士たち (日経ムック)にはFinTech1.0→2.0へのシフトに関する流れの解説や、北尾社長、沖田社長へのインタビューなど、これから仮想通貨を始めたい人から古参リップラーまで楽しめる内容だと思います。

そしてSBI証券はこのフィンテックに関する取り組みが日本で一番進んでいるといっても過言ではありません。(つまりフィンテック分野で他の証券会社や銀行に技術提供することで大きな利益を上げる可能性が高いと言えます。)

※SBI証券株主総会資料より引用

SBI証券は後述するSBI Ripple Asiaを使って国内送金の手数料をリップルを使い大幅に引き下げる内外為替一元コンソーシアムを始めるとともに、ポイントやクレジットカードも一元化しようとする取り組みを始めており、その先進性から日本の金融界を牛耳る存在になりつつあります。

分散台帳技術等を活用した「クレジットカード業界コンソーシアム」の発足について ~

http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/1227_10934.html

SBIホールディングスはカード業界と組み、複数の参加者が取引履歴を共有し認証し あうブロックチェーン技術などの活用に向けて連合体を発足する。ジェーシービー(JCB) や三井住友カード、クレディセゾンなどカード大手が参加する。1月に連合体を設立し、まずは カード10社程度が参加する見通しだ 。 三井住友カードはVISA

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO25102920W7A221C1EE9000/

仮想通貨決済サービスも開始

仮想通貨リップル(XRP)の活用

特にSBI証券は仮想通貨を使った送金手数料のコストカットに意欲的に取り組んでおり、リップル(XRP)という仮想通貨を送金決済に用いることで大幅なコスト削減を行う見込みだとしています。

Rippleのネットワークが凄い勢いで広がっており、それも超巨大企業ばかりです。SBIの北尾社長も凄い勢いで金融ネットワークを構築しており、我々が考えてるよりも早い段階で世界が繋がる可能性が高くなってきています。

そして2018年を目途にリップル(XRP)を使った国内外の銀行送金を日本のほぼすべての銀行が一斉に使うためのリップルの普及を目的とした内外為替一元化コンソーシアムもSBI証券が主導で勧めています。

SBI証券は元金融長官で五味氏を抱えることで日本国内のフィンテックによる金融革命の主導権を握ろうとしており、現状ほかの銀行や証券会社はもはやSBIに追従するしかない状況になっています。

ちなみにこの五味氏はインフォテリアの取締役も務めています。インフォテリアもテックビューロと業務提携することによってブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨「ZEN」の実証実験を進めていたりと注目の高まっている企業です。

加えてリップルの技術の活用だけではなく、SBIはリップル社の仮想通貨であるリップル(XRP)を約14%ホールドしており、このXRPは2017年頭から100倍近く上昇しているのでその含み益も半端ない金額となっており、その利益の還元も今後配当や自社株の消却という形などで行われると予想されます。

XRP価格7月25日時点ですらSBIグループの出資比率から換算する含み益1360億円(この時1XRP=30円)。今の含み益は??とてつもない数字となります。

SBI証券の社長である北尾吉孝曰く、「仮想通貨の時価総額は56兆円を突破。すでに「Too big too fail」の状態であり、それも右肩上がりで価値が上昇していく可能性があるわけです。従って、仮想通貨を否定する世界は、もはやないのではないかと私は考えています。」とのこと仮想通貨は巷ではバブルだのいろいろ言われていますが、ちゃんと調べれば仮想通貨自体は将来性のある素晴らしいものだと分かるはずです。

仮想通貨事業に参入

SBI証券は他にもリップル(XRP/ILP)を使った送金コストの削減だけではなく、仮想通貨取引所の運営と仮想通貨のマイニング事業にも乗り出しています。

ちなみに仮想通貨におけるマイニングとは、ピッケルなどで通貨を掘ることではなく仮想通貨の取引処理をPCを使って手伝うことでその見返りとして新しく発行される仮想通貨を受けとることを意味します。

株主総会の北尾社長の発言によると、仮想通貨のマイニングは既に始まっており、現在はビットコインではなくビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングに力を入れているとのこのことです。

これは将来的に仮想通貨の基軸がビットコイン(BTC)ではなくビットコインキャッシュ(BCH)になることを見越しているのだと思われます。

SBI証券もとい北尾社長の仮想通貨の将来性を見込んでのフットワークの軽さには驚愕するばかりですが、その理由として北尾社長はビットコインの発明者であるナカモトサトシ氏(もしくはそうと思われる人物)とコンタクトをとったからだとしています。

ビットコインの発明者であるナカモトサトシ氏は正体不明の人物ですが、北尾社長は彼と面会し彼の語る内容、そして所持しているビットコインの数から彼が本物のナカモトサトシ氏である確証を持ったようです。

他にもSBI証券は投資してきたブロックチェーン技術を使って国内送金だけではなく、クレジットカードの取引処理ネットワークも統一化を図ろうとしています。

ファンド事業も拡大

他にもSBIはリップルをはじめとしたフィンテック分野だけではなくAI分野にも盛んにベンチャー投資を行っています。

終わり

銀行・証券会社をはじめとする金融業は、現在フィンテック・AI・IoTといった第四次産業革命の技術分野の発展により経営戦略の舵取りを大きく変える必要を迫られています。

「必死に働いてきた結果がこれなのか…?」みずほ銀行、フィンテックにより1万9千人をリストラへ

特にビットコイン・リップル(XRP)を始めとする仮想通貨もといブロックチェーン・分散台帳技術は、クレカ業者や銀行など第3者による仲介なく個人間で価値のやり取りを可能とする革命的技術です。

なので銀行の存在そのものの必要性が見直されようとしており、この先銀行は完全に消えることはなくとも、その数をへらすことは必至だと言えます。

四日間もかかり、コストは高く、しかも時々送金に失敗する現在のSWIFT/Pre-Fundの送金に対して、ほぼ一瞬でで安価に確実に送金できるXRPを使った送金。XRPなどのデジタルアセットを使ってない金融機関はボロ負け確実でしょう。

そんな中、北尾社長の率いるSBI証券はフィンテック分野に日本の金融業界の中でいち早く次行投資を始めており、リップル社との提携などこれからの金融業界の構造変化に対応するどころかメガバンクを抑える勢いで成長を続けている企業です。

そのため最初にも言いましたが私は、SBI証券はこれから10年で金融業界の中で大きく躍進する企業であると考えています。

SBI証券の企業価値(株価)の上昇はもちろん、私はSBIが力を入れているリップル(XRP)・ビットコインキャッシュ(BCH)の価格上昇に大きく期待しています。

あとSBIはリップル社の株式を約14%取得しているので、リップル社の仮想通貨であるリップル(xrp)の昨今の値上がりにより大きな評価益が発生しています。

フィンテックの将来性にもさることながらこれだけでも十分にSBI株を購入する理由になると個人的には考えています。

そして、SBI証券の代表である北尾社長は株式界隈で色々言われていますが、10年前にSB(ソフトバンク)の金融部門からSBI証券を立ち上げ、当時は弱小ネット証券会社の1つにすぎなかったSBIをリーマンショックの荒波にも負けず、現在ネット証券会社でトップクラスの証券会社に育て上げた北尾氏のビジネスの手腕は本物だと確信しています。

ちなみにSBI証券は株式FXのスマホアプリも使いやすく、手数料も他社と比較して圧倒的に安いため個人的ネット証券会社ランキングでも一位に推してしています。

追記:SBIのフィンテックビジネスについては社長の北尾氏が著書 成功企業に学ぶ 実践フィンテックで説明しているので興味のある方は是非読んでみてください!

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刃牙

株式投資5年目。2017年に仮想通貨に参入し、大幅上昇で一時億り人になるも2018年の一連の騒動で転落中。最近は株式投資と仮想通貨に関連するテーマを記事にしています。
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