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【仮想通貨】リップル(XRP)の価格が絶対上がる3つの理由

リップル
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こんにちはクリップラー刃牙(@dmjtmjtk)です。今回は、Ripple(XRP)はなぜ国際送金で使われるのか?そして使われるとなぜ価格が上がるのか?についてを解説していきたいと思います。

 

Ripple(XRP)はなぜ国際送金で使われるのか?

私たちが現状XRPに大金を投資している理由は、XRPが将来今よりも価格が上がると思っているからです。

 

そしてXRPの価格が上がるためには国際送金においてXRPが使われなければいけません。

 

・銀行は今まで送金、主に国際送金の酷い現状を放置していた

・仮想通貨、他競合組織による送金の進歩が無視できるレベルではなくなった

・このまま送金形態を変えないと他の競合する組織に送金分野を独占される

・つまりコストを削減し、より便利な送金を可能にしないと銀行を使ってもらえなくなる。

 

ビットコインはそのいい例です。ビットコインは現在投機目的の資金が集まりつつありますが、当初のビットコインが作られた目的は非中央政権によって通貨を発行・管理し既存の銀行などの役割を破壊し独自の経済圏を作るというものです。

 

だからこそTwitterでビットコインに熱狂している方は〇石先生のように思想がアナキスト(無政府主義者)の左寄りの人が多いです。(左寄りの思想とビットコインの目的は非常に相性がいいものなのです。)

 

実際にビットコインは発行された当初は前身であるリンデンドルなどが失敗に終わったことなどにより、その存続が危ぶまれましたがビットコインは22017年現在も24時間365日ずっと機能し続けています。

 

これによりブロックチェーン技術は世間に認められ始め、現在が多くの企業が仮想通貨やブロックチェーン技術に興味深々な状態にあります。

 

そして銀行ですが、銀行にはいきなりブロックチェーンで国際送金できるスキルがあるはずもなく、このままではビットコインをはじめとする仮想通貨に国際送金や取引決済の市場を奪われるのは必至なので、その現状に危機感を募らせていました。

 

そんな時にR3社とRipple社が銀行に降臨し、「私たちの技術(corda・XRP)で銀行の国際送金や取引決済を便利にしてください。」と提案したのです。

 

追記:17/10/1

リップル社とR3は提携関係を解消したようです。

R3がリップルを提訴した事件のいきさつと考察

 

リップル社の持つ技術が既存のVISAとかより性能が劣っていたら使わないわけですが、XRPは送金を4秒以下でできますし、手数料も1円未満で性能も秒間1500件のトランザクション(取引)をこなすことができます(現在は5000tx/秒だそうです)。技術面ではRippleに不足はありません。

 

ビットコインが作られた目的は銀行や政府といった現在の世界の支配者に頼らずとも個人で価値のやり取りができるようにするというもので、実は共産主義的な思想がバックにあります。

 

その思想はビットコインの権力を持った管理者が存在しないという非中央政権性に強く表れています。

 

なのでビットコインの支持者たちからすれば、ブロックチェーン技術を手土産に既得権益層にゴマを擦りに行くリップル社は快く思われていません。

 

まあまとめるとリップル(XRP)はビットコインの持つ送金決済の低コスト・高速化のノウハウをそのまま銀行に授けようとしていて、これによって銀行はSWIFTなどの既存送金手段による送金コストよりも遥かに低コストで送金決済が可能となるのです。

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XRPの価格は上がるのか?

 

これまで述べたのは、あくまでRippleが使われる理由であり、XRPの価格が上がる理由ではないのです。

 

「え?Rippleが使われるってことはXRPで送金されるんだからXRPは使われるんでしょ?」

 

そう思っていませんか?実はちょっと違うのです。。。

 

厳密にいうと私たちがリップルリップルと呼んでいる仮想通貨は「XRP」というであって、実はRipple(Ripple Solution)というのはIOUとXRPを中心とした送金の仕組みなのです。

 

IOUというのは簡単に言えばRippleネットワーク内にある預金とでも思ってください。要するにIOUとは預金証明書(借用書)に近いものです。

 

Rippleネットワーク上では、「誰も」が日本円やドルの代わりにIOUを発行できるのです。その「誰か」を信用している人の範囲内でそのIOU(借用書)は価値があります。この借用書をやり取りしているだけなのです。

 

だからこそ、現在の国際送金よりも低コストかつ高速で取引決済が行えるのです。

 

SWIFTなどが実際に大量の紙幣を手作業で運搬している一方でリップルネットワークは借用書をFAXでおくって取引完了♪ってやってるようなイメージですね。

 

そしてその借用書をゲートウェイ(銀行のようなもの)で既存の通貨に換金するのです。

 

このXRPのやり取りで使われるIOUはただの借用書なわけです。私なんかの借用書では全然信用がありませんが、信用ある企業が発行するIOUはどうでしょう?

 

例えば時価総額810兆円のSBI銀行が発行したIOUだったら信用があるので、そのIOUには100円でSB1銀行からIOUを買えば100円の価値が付きますよね。

 

そして、このIOUはRippleネットワーク上で、XRPと同じように送金することができるわけです。

 

しかし、ここで注意しなければならないのはIOUは資産ではなく価値だということです。みんなが共通に使える日本円がXRPだとすれば、IOUはデパートの商品券です。

 

日本円は日本どこでも使えますが、デパートの商品券はあくまでそのデパートでしか使えませんよね?そのデパートの商品券に価値を見出しているもの同士しかそれを価値として利用することができないのです。

 

ですから、たとえ時価総額810兆円のSB1銀行の発行した円のIOUでも、海外の人がSB1なんかクソだし、イラネええええってなったらその人にとっては無価値になってしまいます。

 

それが数人だけの個人だったらいいですが、その人たちを除く世界中の人がSB1銀行の円のIOUを信用すると思いますか?しませんよね。

 

しかも他の海外の銀行にだって独自のその地域の通貨のIOUを発行するのは当たり前なわけです。例えばそれがEU銀行のユーロIOUだったり、オーストラリアドルIOUだったり香港ドルIOUだったりするわけです。

 

バラバラな法定通貨IOU同士で取引するのは難しいし、何より相手の銀行を「信用」しなければいけなくなります。

 

そこで登場するのがXRPです。

 

RippleネットワークはILPとXRP ledger(旧名:RCL)、Gatewayで成り立っており、そこに価値であるIOUとXRPが存在しています。

 

・ILPとは、プライベートな送金を可能にするIOUによる通信プロトコル。

 ・XRP ledgerとはXRPのネットワークでILPに乗せること可能です

・Gatewayとは簡単に言えばIOUを発行する組織のことを指します。(銀行のようなものです。)

 

 

【仮想通貨】XRP(XRP Ledger)の特徴と将来性、ILPとの関係性

 

 

これらはRippleネットワークには欠かせないものです。XRPは資産なので、互いに信用する必要があるIOUとは違い、共通で価値を持ちます。

 

なので、相手を信用せずとも、そのIOUを現物の価値がついている資産であるXRPをブリッジし、取引できるようになります。

 

例を出してみましょう。

 

オーストラリアのあくまでオーストラリアで信用のあるGatewayで発行されたオーストラリアドルIOUをRippleネットワーク内の唯一の資産であり通貨であるXRPに変換し、送金したい相手の韓国のGatewayでXRPを韓国ウォンIOUに変えます。そして送金された人はその韓国ウォンIOUを現物のウォンに変えます。

 

簡単に表すと

台湾$→台湾$IOU→XRP→ジンバブエドルIOU→ジンバブエドル

 

このように資産であるXRPを介すことで取引できるようにします。つまり「XRPは使うこともできる」というよりかは「XRPは使わざるをえない」という表現の方が当てはまっていると思っています。

 

ILPだけでも送金コストは下がりますがILPはあくまでその通貨を独自のネットワークの中でIOU化してやりとりするだけなので、既存の送金手段よりも圧倒的に送金コストを削減できるわけではありません。

 

ですが、ここでXRPを使って異なる通貨によるIOUをブリッジングすると送金コストが驚くほど削減することができるようになるのです。

 

先日、日本ータイ間でILPによる国際送金が始まったというニュースが出たとき、「ILPは使われるけどXRPはこのまま使われない」と言っていた人がいましたがそれは10000%誤りです。

 

ILPは借用書をやり取りするためのシステムであり、XRPという車を走らせる道路のようなものです。

 

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